院内の模様替えについてご紹介します^^

先日、当クリニックの待合室と診察室にて、プチ模様替えをいたしました^^

観葉植物の位置を換えて、玉ねぎ型の加湿器(上からモクモクと蒸気が出るタイプ)を2個置きました(^^) 真冬は3個にする予定です。

診察室の加湿器には、アナ雪の可愛いフラッシュプレートも付けれましたので、気分もちょこっと、ほっこりしております^^

来院された際にでも、見ていただければ幸いです(*^-^*)

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

P.S.当クリニックは、日本認知症学会 認知症専門医・指導医 認知症サポート医として、認知症 もの忘れ(物忘れ)外来も、積極的に行っております。特にBPSD(周辺症状)を専門的に対応しております。

お困りのご本人・ご家族・施設の方からのご相談も、お受けしております。

12月05日(水)の診察時間変更のお知らせ

医療講習会出席のため、平成30年12月5日(水)の診察時間は、通常より30分短く、9:30~12:30までとさせていただきます。最終受付時間は12:00までさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解頂きますように、よろしくお願いいたします。

講習会の議題でも出ましたが、札幌市において精神科・心療内科領域問題で、「こころ」のお悩み・ご相談が非常に多いと伺いました。

精神科・心療内科医として、札幌ことにメンタルクリニックは、最大限患者様のお役に立ちたいと思っております。

札幌市を含めて道内の自治体とも密接な連携をいたしておりますが、さらに円滑な連携がとれるように協力関係を構築したい存じます^^

当クリニックは「こころの専門医」「こころのかかりつけ医」として、皆様の面らるヘルスの向上にご貢献したいと存じております(*^^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長  阿部 多樹夫

 

精神保健指定医研修会

本日、2018年10月31日の9:00~17:30まで精神保健指定医研修会に参加してまいりました。お陰様で無事に終了しました^^

①精神保健指定医と②日本精神神経学会認定 専門医・指導医のお話は、今後、機会があるごとに、分かりやすく詳細にお話ししたいと思います^^

しかし、とりあえず弾丸トラベルになってしまい、正直ちょっと疲れましたが、良い勉強になりました^^ 本日、学んだことを最大限に活かして今後の精神医療の臨床に役立てていきたいと思いました(*^^*)

次回から認知症の続きをお話しさせていただきます^_^;

札幌市 西区 琴似・二十四軒

心療内科・精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長  阿部 多樹夫

強迫性障害(OCD: Obsessive Compulsive Disorder)について、診断と治療についてお話させていただきます③

それでは第3回目となりましたが、強迫性障害(OCD)について、お話したいと思います。

前回の①②でお話ししたプロセスで診断・治療を進めていきますが、その他に大切なことは、ご家族や職場など周囲の人々からの理解や支援を得られるような環境調整をおこなうことです。

強迫性障害の患者さんの行動は、ご家族や周囲の人には理解しがたいものと映ることがあります。

ついつい、ご家族や周囲の人は良かれと思って「なぜ、そのようなことは気にするの?」「なぜそんなにこだわるの?」「そんなこと気にしないで!」とアドバイスしたくなるでしょう。しかし、そのようなアドバイスは逆効果になる場合があります。なぜなら、家族や周りは自分のつらさをわかってくれないと心を閉ざしてしまうからです。

強迫性障害の患者さんも他人から自分がどう見られているか理解しています。こだわりや強迫行為を止めたいのに、どうしても自分自身では不安から止めることができない苦しみは凄まじいものです。

まず、ご家族や周囲の人に強迫性障害という疾患を理解していただいて、患者さんの苦しみも共有してもらえる環境調整を行うことが大切となります。

その環境調整をおこなうことも、主治医の大切な役割となります。

一人で解決することが難しい疾患なので、患者さんと主治医だけでなく、周囲の方々からの支援の輪を広げて、回復を図っていく必要があります。

強迫性障害(OCD)について最後まで見ていただけて、ありがとうございました(*^^*)

 

札幌 西区 琴似

札幌ことにメンタルクリニック

心療内科 精神科

院長  阿部多樹夫

強迫性障害について② 

強迫性障害(OCD)について、2回目となります。

それでは、札幌ことにメンタルクリニックにて、行っている強迫性障害についての治療についてお話をさせていただきたいと思います^^

もし強迫性障害の可能性があり、その症状でお悩みならば、まずは、しっかりと診断をつけてもらうことが非常に大切となります。

強迫性障害の原因として、脳内伝達物質(脳内ホルモン)の一つであるセロトニンの働きが低下しているといわれております。そのため、セロトニンを補ってくれる薬物療法が有効となります。一般的にSSRIと言われる薬剤が効果があります。

また、薬物療法と並行して強迫症状を徐々に緩和していくためのに、患者様の考え方 受け止め方 対処方法などを学んでいく心理療法(認知行動療法)が有効と言われていおります^^

実際に薬物療法と心理療法で、症状が劇的に改善された患者様を数多く担当させていただいた経験があります。

①精神療法(認知行動療法):不安刺激についての考え方や受け止め方を変化させることによって不安が強くならないようことを目指します。

不安刺激に対して敏感に反応しなくなるように慣れていただくことも必要になる場合もあります。ただし時間はかかりますが、徐々に強迫的な儀式は軽減してきます。

②薬物療法:SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を中心とした、抗うつ薬を中心とした薬剤の服用が効果が認められます。以前は3環系抗うつ薬が主流でしたが、現在は、SSRIというセロトニンを使用することが一般的となっております。

しっかり治療すると、非常の良くなる疾患です(*^^*)

それでは、次回は第3回目で、更に詳しくお話申したいと存じます^^

 

札幌市西区 琴似

札幌ことにメンタルクリニック

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

連休のストレス発散の方法をご紹介します。

2018年10月の先週末は2連休でした(中には、3連休だった方もいらっしゃったでしょう;ちょこっと羨ましいです)。

少し前になりますが、美唄市にあるピパの湯 ゆーりん館に行ってきました。

のんびりと、過ごせて、大変リラックスできました。宜しければ、行ってみてください。食事もおいしかったです。(*^-^*)

 

仕事やプライベートでの多忙が続くと、誰でもストレスが蓄積してきます。

心療内科医・精神科医の立場からも、意識的に仕事のON OFFを切り替えて、休日は可能な限りストレス解消をして頂きたいと思います^^ 

メンタルヘルスの向上は、まずは、良質な睡眠と気分転換から始まります^^

身体だけでなく、心身ともにホカホカになりたいものです^^

札幌 西区 琴似 二十四軒 

心療内科 精神科 

札幌ことにメンタルクリニック(旧 前田神経クリニック)

院長 阿部 多樹夫

 

パニック障害について③

第3回目は、パニック障害の治療に関して、お話したいと思います^^

「お薬を使わずに治療したい」と希望される患者さんもおられますが、パニック障害に関しては、薬物療法を行っていくことをお勧めします。他の不安の疾患と比べて、薬物療法の効果が大いに期待できるからです。最近ではSSRIといわれる抗うつ薬を使用することが一般的です。

薬物療法を開始すると、パニック発作や予期不安といった症状が徐々に軽減してきます。症状をコントロールできるようになると、安心感と回復への自信が持てるようになります。並行して精神療法を少しずつ行っていきます。

広場恐怖が合併している場合は、「自分がコントロールができない」状況に対する苦手意識を少しづつ払拭していく必要があります。そういった状況での成功体験の積み重ねて徐々に自信を取り戻していきます。そのようなアポローチから精神療法を行っていく必要があります。

一方で広場恐怖症を合併していない場合は、自身の考え方の癖を見直して、物事のとらえ方を整理することで、不安が悪循環しないようにしていきます。

このような地道な積み重ねが非常に大切で、徐々に回復に向かっていきます。

パニック障害の治療は個人差がありますが、少なくとも1年間はお薬を続けたほうが良いと思います。そして少しずつお薬を減薬し、経過をみていくのが一般的な治療となります。

最後まで、見てくださってありがとうございました(*^-^*)

札幌 西区 琴似

心療内科・精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長  阿部 多樹夫

 

 

 

パニック障害について②

パニック障害の原因は、ストレスや疲労 人間関係の悩みなど環境要因や体質(遺伝性)も関係しますが、最も強く影響されるのは、脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスの乱れであるといわれてます。

特にセロトニンとノルアドレナリンが関係していると考えられています。セロトニンは、ほかの脳内神経伝達物質の情報をコントロールし、精神状態を安定させる働きがあります。またノルアドレナリンは、不安や恐怖感を引き起こし、血圧や心拍数を上げる働きをします。このバランスが乱れることにより、パニック症状が出現します。

パニック障害は100人に3人程度の割合で出現する誰にでも起こりうる病気です。ある日突然強い発作におそわれ、心臓や呼吸器の疾患を心配したり、再発の不安から外出できなくなるなど、日常生活に大きな支障をきたします。

重要なポイントとして、発作を経験したら、まずは念のために循環器科・呼吸器科など受診してみることが必要です。心臓や呼吸器系に本当に異常がないか調べてもらうことをお勧めします。そして異常がなければ、早めに心療内科や精神科を受診し、適切な診断と治療を受けることが大切となります。

次回、第3回目に続きます ^^) _

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

パニック障害について①

今回は、パニック障害について3回に分けて、お話ししたいと思います。

パニック障害とは、不安障害の一種とされています。

症状としては、特に理由もないのに、パニック発作という非常に激しい不安に襲われ、死の恐怖、苦しみが引き起ります。具体的には、激しい動悸 呼吸困難 発汗 胸の苦しみ めまい 過呼吸などがみられます。

一度、この発作を経験すると、次から予期不安といわれる「また発作が起きそう」という感覚を体験する場合もあります。

パニック発作を繰り返すと、発作が起きた場所や状況に対して恐怖を抱くようになります。人によって異なりますが、電車やエレベーターであったり、デパートであったりします。そのため次第に外出すること自体が制限されてくる場合もあります。このような状況を広場恐怖といいます。

パニック障害の症状は、体験した方にしか分からない、非常に激しい苦痛を伴います。

 

それでは、第2回目に続きます(*^^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

ストレス解消法

皆様、日々のストレス発散法に悩んでいる方も多くおられるかと思います^^
私個人的なストレス解消法なのですが、休日に温泉に行ってゆっくり、浸かってくることにしております。これがなかなか効果があるようで、すっきりとします。
 
神話時代から、大国主命や少彦名命が道後温泉や玉造温泉などと所縁が深いことが示すように、古代人も温泉で湯治をしていたのでしょう。
 
戦国時代も、武田信玄や豊臣秀吉などの武将も温泉で戦いの傷を癒したといわれてます。
 
以前は、九州大学が別府温泉(現在の九州大学別府病院)で、岡山大学が三朝温泉(現在の岡山大学三朝医療センター)で温泉療法の研究所を持っていました。
 
運動や趣味など、それぞれのストレス解消法がおありと思いますが、
北海道は多くの名湯に恵まれておりますので、宜しければ、温泉に浸かって、日頃のストレスを発散させてみてください(*^-^*)
札幌 西区 琴似 二十四軒
心療内科 精神科
札幌ことにメンタルクリニック
院長 阿部 多樹夫