お盆の3連休は、久々に驚くほど、心と身体が休まりました^^

お盆の連休は、いかがお過ごしでしたか?

コロナ禍なので、実家への帰省を控えて自宅にて過ごされた方も多かったと思います。

私も同様に帰省せず、札幌の自宅にて、ご先祖様をお迎えいたしました^^

当家に、古くから受け継がれている家系図に目を落としながら、心静かに、亡くなられたご先祖様の顔を思い出しながら、故人一人一人に感謝の念を抱きました。

そして、話には聞いていましたが、残念ながら私が出生する前に他界し、顔を見たことのない曽祖父母に対しても同様に想いを馳せました。

以前にも述べましたが、生命の連鎖は、ご先祖様の賜物です(*^^*)

さて明日から、また日常の生活が戻ってきます^^

まだまだ残暑が続きそうですが、暑さに負けず、日々の生活を楽しみましょう^^

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

暑さが過ぎた秋口に、夏バテの後遺症にご注意ください^^

真夏真っ盛りですが、お盆が過ぎれば、徐々に寒くなってきます。

秋口に、夏バテで疲労が出ないように、体調管理にはお気をつけ下さい。

当クリニックも、明日から3連休をとらせていただきます^^

では良いお盆休みをお過ごし下さい(*^^*)

P.S.猛暑がここ最近、続いておりますが、もう過ぎ秋がやってきます(*^^*)

過行く夏を楽しみましょう^^

 

札幌 西区 琴似

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

Q&A:感情の起伏が激しく、コントロールができません。

Q:感情の起伏が激しく、イライラして時に爆発してしまい、感情のコントロールができません。このような症状は治りますか?

A:いろいろなケースがあるので、一概には言えませんが、結論から申し上げると、症状は軽減する可能性が高いと思います。

「イライラ」「感情のコントロールができない」「情緒不安定」の原因は、様々あります。主な原因を挙げてみます。

【原因】

1, 職場でのストレス 知人や家族を含めた人間関係など外的な環境要因。

2, 生まれつきストレス耐性が低い方で、最近知られるようになってきたHSP:Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)非常に感受性が強く敏感な気質もった人」はまさに当てはまります。

3, 不安障害 パニック障害 うつ病 双極性感情障害 統合失調症 境界性パーソナリティー障害などの 心療内科・精神科領域の疾患でも認められます。

4, 女性に関しては、PMS(月経前症候群) PMDD(月経前気分障害)更年期障害でも、同様な症状が出現することがあります。

【治療方法】

それぞれの患者様の原因によって全く違ってきます。丁寧にお話を伺った上で、最適な治療法を選択ことが非常に重要になってきます。

①環境調整(ストレスとなる原因を軽減するためにの現実的な調整:残業や過重労働の軽減)や苦手意識のある相手との適度な物理的及び心理的距離感を確保する方法を学ぶこと。

②他者と自身との心理的な距離感と保ち、自分は自分、他者は他者と割り切ることを、時間が掛かりますが、少しづつ進めていくことが重要となります。そして、周囲に振り回されないように、確固とした自己を確立するが重要となります。

不安障害 パニック障害 うつ病 双極性感情障害 統合失調症 境界性パーソナリティー障害の場合は、心療内科・精神科領域の疾患を、しっかりと治療することが非常に重要となります。

PMS(月経前症候群) PMDD(月経前気分障害)の場合

【1】SSRI:選択的セロトニン再取り込み阻害薬は、セロトニンのバランスを安定することが可能となります。いろいろな意見がありますが、現時点では最も効果のある治療薬と言われております。

【2】漢方薬:数種類ありますが、証(体質)と気・血・水(その時の状況)を見極めて、それぞれの患者さんに一番合う薬剤を選択することが非常に重要となります。最適な薬剤に出会えれば、大きな効果が期待できます。

【3】低用量ピル産婦人科やレディースクリニックなどで処方されるケースが多いのですが、女性ホルモンの変動を抑えるので効果があると言われております。詳細は2020年7月3日のblogをご確認くださいませ^^

【薬物療法】

それぞれの患者様に最適な、抗うつ薬 気分安定剤 漢方薬 抗精神病薬 抗不安薬などがあります。その中でも、必要最低限度の薬量をお勧めしたいと思います。また、薬物療法と並行して、心理療法・カウンセリングにも大きな効果が期待できる場合もあります。

感情の起伏が収まり、情緒のコントロールが出来るようになると、驚くほど心の平穏が得られます^^ 本当の自分を確立できた喜びを手に入れらえることが可能になると思います(*^^*)

P.S.本日は、冷房のある自宅の1階で寝ることにします^^;;

2Fの自室は、エアコンがないので、蒸し風呂状態です(/ω\)

それでは、明日も暑さに負けないように、ご自愛くださいませ^^

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

2020年(令和2年)の今年のお盆も近づいてまいりました。

今年の令和2年のお盆は、8月13日(木)に迎え火。同年8月16日(日)に送り火となります^^ 歴史ある古都京都にても、ご先祖様の送り火として「五山送り火」が現在でも脈々と受け続がれております^^

今年はコロナのため、帰省を自粛されている方々も多くおられるかと思います。私も、本年は13日~16日まで毎日、ご先祖様を敬い、感謝とおもてなしをして過したいと思っております^^

父母をはじめ祖父母、曾祖父母。それ以前にも間違いなく、皆それぞれのご先祖様はいらっしゃいます^^

歴代のご先祖様が直系の子孫を守り抜いていただいたお陰で、現在の自分が誕生できたことを忘れたくないものです(*^^*)

お盆は、長い長い間、命のバトンリレーをつないでいただいた、ご先祖様に心から感謝をいたしたいと思います^^

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心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

Q&A:精神科・心療内科領域の治験は受けられますか?

Q:精神科・心療内科領域の治験は受けられますか?

A:はい、可能となりました。

札幌ことにメンタルクリニックでは2020年9月ごろから、精神科・心療内科領域における治験開始いたします。

私は長い間、精神科・心療内科領域の疾患における治験に携わってきた経験があります。そのため、精神科・心療内科領域の治験を通じて、より安全で効果のある新薬ができることは、患者様にとっても非常に価値のあることだと考えております。

治験の意義は、わかりやすく申し上げれば、2つあります。

1,今まで長い間、従来の薬物療法を含めて治療をされていたにも関わらず治療効果をあまり実感できない方に最新の薬剤を治験という形になりますが、ご提供することが可能となります。

2,今までになかった新しい特効薬を生み出す機会でもあります。今まで多くの方が悩んで来られた問題点を自分も含めて解決してくれる可能性があります。

*もちろん、治験に関しては自由参加が原則です(*^-^*) 途中で気が向かなくなったり、ご自身のお考えに合わなくなった場合は、直ちに中断することも可能です^^ その際は、ご遠慮なくお申し出ください。

ご自身が今まで非常に悩んでこられた精神面の激しい苦痛も、ご自身が治験に参加された結果、最新の高性能な薬剤が承認されたのならば、ご自身を含めて、兄弟姉妹や子供さんへの連鎖を防ぐ可能性も大いにあります。場合によっては、折り合いの悪かったご両親などの親族との確執も解けるかも知れません(*^^*)

以上の2点から、当クリニックでは社会貢献として、治験に積極的に取り組んでいきたいと考えております^^

もし、ご希望される方は、主治医(院長)もしくは受付にお気軽に、お申し付け下さい*^^*

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

8月15日の終戦記念日が近づくといろいろ考えます。

今から75年前の昭和20年(1945年)8月15日に第2次世界大戦(太平洋戦争)が終結しました。ご存知の通り日本の無条件降伏で終戦となりました。

また、同年8月6日に広島に、同年8月9日に長崎に原子爆弾が投下されました。

あの戦争では非常に多くの命が奪われました。そして多くの悲しみや不幸が降り掛かってきました。

戦争は非常に悪いことです。絶対悪だと思います。

それでも現在、世界各国は、未だに戦争を止めようとしません。

実に嘆かわしいことです。

平和と自由であることが、どれだけ有り難いことであるかを終戦記念日に、見つめ直してみる良い機会だと考えております。「現在の日本の平和と自由」のため、どれだけ多くの人々が苦悩と努力を積み重ね、どれだけ尊い多くの犠牲が払われてきたかを考えてみたいと思います。

また「先の大戦における行いに対する、痛切な反省と共に、心からのお詫びの気持ち」を表します。

その上で、先の大戦で戦没された方やご遺族の方に対して深い敬意と心から哀悼の念を申し上げたいと存じます。

とにかく、戦争はもう二度と繰り返したくないと心からそう思います。

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心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

最近、待合時間が長くなり申し訳ありません。

本日もそうでしたが、最近、多くの患者様が来院されますので、予約時間よりも待合時間が長くなる日も時々あります。

可能な限り患者さまには、ご予約時間からお待たせしないような全スタッフで最大限、努力しておりますが、緊急を要する患者様がおられる場合には、主治医として、しっかりとしたサポートが必要になるケースもあります。そのような時は、心苦しいのですが、次の患者様にお待ちを願うことになります。

私は主治医として皆様に平等であるべきだと考えておりますが、目の前の緊急事態の患者様を放っておくことも同様に私自身の医師としての倫理観に反します。

そのため、緊急の場合には何卒、皆様の「寛大なこころ」を持ちまして、ご容赦いただけると幸いであります。

どんなに長くても、基本的に30分前後なことがほとんどです^^;; ご理解をお願い申し上げます。

P.S.明日からも真夏の炎天下に耐えていきましょう(*^^*);; 私の最近のトレンドは「水風呂・水シャワー」です^^ 本当にさっぱりします^^

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精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

 

 

 

 

 

 

当クリニックにおける心理検査について。

当クリニックでは現在、2名の公認心理師・臨床心理士によるカウンセリングを行っております。それ以外に、心理検査も患者様からご希望があれば適時行っております。

今までに、「うっかりミスが多い」「いくら注意していても、つい忘れ物や約束・提出物を忘れてしまう」「コミュニケーションが苦手」「得意なことと不得意なことに差が大きい」「他の人と比べて自分は根本的に何かが違う」等と考えておられる方は、広汎性発達障害(PDD:pervasive developmental disorders)の可能性があります。

長い間、理由がはっきりせず、自分への違和感・異質感を感じておられる方は、心理検査を受けてみるのも一つの方法だと思います。

広汎性発達障害(PDD)の一部である注意欠陥多動障害’(ADHD)に関しては、日本国内でも治療薬があります。個人差もありますが、一定の効果が期待できます。

それでは、本日も暑くて晴天でした^^

明日からは、すこし涼しくなりそうです。

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精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

本日から、2020年8月1日となりました♪

本日も、暑かったですね^^;;

いよいよ8月になりましたので、暑いのは当然なのでしょう^^

今年はコロナの影響で、学生の方は夏休みが短くなるので、本当に可哀想に思います。コロナ休みは決して楽しいものではありませんでしたからね(/ω\)

私事で申し訳ありませんが、もう4半世紀(25年)くらい前の話になりますが、大学の夏休み中に、日本地図を片手にバックパックを背にして原付バイクに跨り、10日間くらい気が向くまま国内で旅したことがありました。

当時流行していた「すすめ電波少年」の猿岩石に影響を受けて「プランなし お金なし 行き当たりばったり」の旅に出かけました^^

途中、山中の峠で日が暮れて、バイクの燃料も少なくなり、ガソリンスタンドも全く見つからない。当時は携帯電話が出始めてましたが、私は持ってませんでした。当然、スマホなどなかったので仕方なく、道路脇にあった展望台の駐車場で、野宿しました。公衆トイレも併設されていたので、水の確保ができたのは有難かったです^^

道路から目立たない場所に陣取って、蚊帳付の寝袋に入ると疲れもあり、すぐに入眠しました。ところが夜中2時頃に何と‼( ;∀;)

危ない所でした^^;; またまた、3部作以上の長編になりそうなので、私の青春小噺は、ここで止めておきます^^;; 興味のある方は、診察時にでも聞いてください^^;

コロナのためスポーツ選手など青春を爆発・燃焼できない方々は、本当にお気の毒に思います。

早くワクチンが出来ることを願っております。

それでは、夏バテしないように皆様、良い週末をお過ごしください(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

尊厳死・安楽死問題について精神科医としての立場から。

最近、ALS(筋委縮性側索硬化症)患者さんの嘱託殺人に関与した2名の医師のことが問題となり連日報道されております。今回は安楽死・尊厳死というテーマでお話させていただきます。

まず【尊厳死】とは「治療法もなく回復が望めない重篤な疾患(不治の病)になった場合に、患者さんご自身で事前にリビングウィルという延命措置を行わない意志確認書を作成します。その上で、十分な緩和ケアは受けながらも、余計な延命治療を行わず、自信の尊厳を守るために自然死を迎えること」を言います。ほとんどの場合、合法と考えられておりますが、実は、法的に明確な根拠はなく、厳密にいえばグレーゾーンです。

一方【安楽死】とは「不治の病になった場合に、その後、必ず訪れる様々な苦痛を回避するため、苦しまずに死ねるように他者に手伝ってもらう不自然死」を言います。具体的な方法としては、麻酔や睡眠導入剤の投薬を行い意識がなくなった上で、致死性の薬物を投与する方法が一般的です。この場合、日本では嘱託殺人という明確な犯罪行為になります。海外では、オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・カナダ・スイス・アメリカの一部の州では合法とされています。

私も大学病院や総合病院に勤務していた時期にALS(筋萎縮性側索硬化症)という非情に苦痛を伴う疾患になられた患者さんの精神科コンサルテーションリエゾンとして何名か担当させていただいた経験があります。そのため、ご本人やご家族の並大抵ではない苦しみは十分に理解できます。

「心の緩和ケア」に関わるに当たって、少しでも患者さんの気持ちが和んでもらえればと懸命に考えておりますが、私個人の感想ですが「精神科医はほとんど何もお手伝いできない。何もして差し上げられない」という、やるせない無力感と罪悪感に苛まれた苦い記憶が非常に多く残っております。。

しかし今回の事件では、安楽死に加担した医師が報酬として金銭を受け取り、主治医でもないのに面会を装って行った行為です。私個人的には非常に遺憾に思います。。

「尊厳死」「安楽死」は、個人ではなく国がしっかりと明確な基準を示すべき問題だと思います。

P.S.今回は重い話になってしまい申し訳ありませんでしたが、今日もそうでしたが、明日も真夏の快晴になりそうです^^ 北国の短い夏を十分に楽しんで下さいませ(*^-^*)

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

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院長 阿部 多樹夫