Q&A 第28回 適応障害とは、どんな疾患なんでしょうか?重い精神疾患ですか?

Q1:適応障害とは、どんな疾患なんでしょうか? 

                 第28回

A1:適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとって非常につらく耐えがたく、そのために気分や行動面に症状が現れたものです。

たとえば、憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊す、過度の飲酒などの行動面の症状がみられることもあります。

ストレスとなる状況や出来事がはっきりして分かっているのんで、その原因から離れると、症状は次第に改善します。

でも、ストレス因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。そういった場合は、カウンセリングを通して、ストレスフルな状況に適応する力をつけることも、有効な治療法です。

(厚生労働省 HP 参照)

Q2:重い精神疾患なのでしょうか?

A2:ご本人の辛いお気持ちは十分にお察しできます。「つらい状況で、非常に、ご苦労されました」といつも思います。辛かったのは十分に理解できますが、悪性の精神疾患ではありませんので、その点はご安心ください。

しかし、ご本人にとっては極めて重大な問題です。そのような時に、真摯に相談できるのが精神科・心療内科医の真骨頂だと思います^^

環境調整や休養・治療を行えば、回復する可能性は極めて高いです(*^_^*)

札幌 西区 琴似 心療内科 精神科 メンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

雑談です♪ 13 私自身のストレス発散方法♪

皆様、精神面で安定を保たれるのに、大変ご苦労されていると思います。

私も、生身の人間なので、いろいろと思い悩むことは、正直、あります(;^ω^)

私見ですが、しっかりとた、ストレス発散方法をお持ちの方は、精神面で非常に安定されている方が多い印象を受けます。

ストレス発散方法は、皆様それぞれお持ちでしょう。運動であったり、グルメ 映画鑑賞 読書 釣り 料理など様々な趣味や文化活動などがあります^^

私の場合は、「寺社仏閣に参拝すること」「温泉めぐり」「読書」です。

琴似神社にほぼ毎週、参拝して、患者さんと職員の心身の健康と安全を祈願しております。

月一回くらいですが、自宅の近くの曹洞宗のお寺にも、お参りに行っております^^

非常に清々しい気持ちになるので、続けております。

あと、たまに、のんびりと、ふやけるくらいまで温泉に浸かってみることにしております^^

春らしくなってきましたので、そろそろ散歩など運動も始めてみようかと思ってます^^

ストレスを適度に発散することで、メンタルヘルス(こころの健康)を維持しましょう(*^-^*)

札幌 西区 心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

気分転換。 ある週末の過ごし方♬

2019年も、いよいよ春らしくなってきました。

週末は、どこかにお出かけになりましたか?

私は、恥ずかしながら、今まで劇団四季を1度も観に行ったことがありませんでしたが、昨日、初めて行ってきました^^;

本当のことを言えば、日曜日くらい午前中はゆっくり寝ていたいのですが、頑張って起きて、地下鉄で大通りまで行き、そこから歩いて会場までいきました。

札幌の劇団四季は来年の3月をもって終了となるようで、最後に「リトルマーメイド」を観れて良かったです^^ 内容も非常に面白く、感動しました。

出かけるまでは、面倒ですが、行ってしまえば非常に楽しめました。何よりも良い気分転換になりました。

時々、息抜き・気分転換も必要だと、改めて思いました。

皆様も、しっかりと気分転換をして、日々のストレスを発散してくださいませ(*^-^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

ホームページの不具合のおわび

当クリニックのHP(ホームページ)が、サーバー移設のため、1週間くらい非常に不具合が多かったので、大変ご迷惑をお掛けしました。誠に申し訳ありませんでした m(_ _)m

サーバーの移設が完了しましたので、今まで以上にサクサクと動くようになりました。ご不便な思いをされた方には、心より、お詫び申し上げます。

当クリニックは、前任者を含めて開院して20数年が経過しており、さすがに老朽化が目立ってきました。

今年中に、思い切った内装工事や電子カルテの導入等を含めて大幅に改善を致したいと考えております。「患者様にとって最良の医療」を提供させていただくために、本気で取り組んでいきたいと存じます。

移転に伴なって患者様には、一切ご迷惑をお掛けしないように十分な準備と配慮を払うつもりですが、どうしても予期できない不備・不具合が一過性に生じる可能性はございます。その節は、何卒、ご容赦を賜りたいと存じます。

今後のことは、HPと院内の掲示で、状況に応じて、しっかりとご説明していきますので、今まで通りご安心して、通院頂きたいと思います。

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心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

雑談です♪ 9

本日から3月になりました^^

本日は、本当に雑談的なお話させていただきます。ご興味のない方は、聞き流していただいて全然、構いません^_^;

いよいよ春らしくなってきましたね^^ 今年は、記録的に雪が少なかったと聞いてます^^

もう慣れましたが、もともと本州出身の私にとって北海道の長い冬に、最初は、びっくりしました^^;;

しかし慣れてくると、北海道の冬は本当に綺麗です。白銀の大地が晴天の光に、輝く景色は、素晴らしいとしか言いようがありません。

桜が5月に開花することも、最初は、びっくりでした^^

北海道の春のすごいところは、梅も桃も桜もスイセンもコブシも全ての花が、同時に開花することです。5月初旬に一斉に一瞬で春爛漫となります。

あと2か月ちょっとで、その時期が来るのがとても楽しみです^^

平成最終日は4月30日ですが、平成最後の桜見となるか、新元号最初の桜見になるか微妙ですね^^ 出来れば両方に跨ってほしいかなと個人的には思います。

随筆になりましたが、お付き合い下さってありがとうございました^^

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

 

 

Q&A 第21回 職場の部下が、うつ病と診断されて、治療を受けてます。どのように接したらいいのでしょうか?

第21回

Q:職場の部下が「うつ病」と診断されて、残業がない定時勤務になりました。上司として、どのように、接したら良いのでしょうか?

A:結論から申し上げます。その部下の方に、一定の期間は極力、負担をかけないようにして差し上げてください。

上司の方が部署の責任者として、マネージメントを含めて非常に、大変であることは十分に承知しております。本当に、お疲れ様ですm(_ _)m

ただ、精神科医・心療内科医としての見解から申し上げれば、中核群の「うつ病」の患者さんは、しっかりと治療すれば、ほとんど治ります^^ だいたい2~6か月くらいを目途に考えてください。

その後は、今まで通りに、職場に復帰できる可能性が非常に高いので、回復まで時間的な猶予を差しあげてください。 お願いしますm(_ _)m

接し方としましては「気合が足りない」「甘ったれている」など、叱責は決してしないでください。また「頑張れ」「いつ、戻ってくるの?」「期待してるよ」などと、焦らせる言葉も逆効果になりますので、何卒、お止めください。

一番良いのは「主治医の先生に任せて、しっかり治療・休養してね」「良くなったら、いつでも戻ってきてね」等、ご本人が、安心して休養できるような対応をお願いします^^

余談ですが、現代のIT社会は革命的に、産業効率の上昇に成功しましたが、それと引き換えに、人間性と終身雇用制(安定感・安心感)を失しつつある気がします(/ω\)

それは、また別の機会に、ブログでお話したいと思います^^;

 

インフルエンザとノロウイルスが猛威を振るっておりますので、体調管理には、十分にお気をつけ下さい(*^_^*) 

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

Q&A 第20回 最近、集中力と頭の回転速度が落ちている気がします。大丈夫でしょうか?

第20回

Q:最近、集中力と頭の回転速度が落ちている気がします。書類や新聞などを読んでも、1回では内容が理解できません。仕事の効率もかなり落ちてます。メンタル系の病気なのか心配です。大丈夫でしょうか?

 

A:結論から申し上げれば、何らかのメンタル系の疾患である可能性が高いと考えられます。年齢にもよりますが、40~60歳台の方ならば、うつ病に伴う精神運動制止という思考力や集中力の低下が一番可能性が高いと思われます。

ご高齢の方の場合には、うつ病の他に、認知症の可能性もあります。

その他に、どのような症状があるのかも重要となりますので、受診をされて、しっかりと検査・診断して、場合によっては治療が必要となるかも知れません。

何事も早期発見 早期治療が大切です^^

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心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

Q&A 第19回 ノイローゼという言葉をよく耳にしますが、どういう意味ですか?

Q:ノイローゼという言葉をよく耳にしますが、どういう意味なのですか?悪い精神疾患なのでしょうか?

 

A:ノイローゼとはドイツ語です。 Neuroseと綴ります。英語ではNeurosisと記し、日本語では神経症と訳します。結論から申し上げれば、ノイローゼ(神経症)は悪性の精神疾患ではありません。疾患としては、不安障害 パニック障害 強迫性障害 社交不安障害 心気症 転換性障害 解離性障害などが該当します。

以前は不安神経症 強迫神経症 恐怖症 心気神経症 ヒステリーなどと呼ばれてました^^; 

統合失調症 双極性障害 うつ病等の精神病ではありません。

わかりやすく言いますと、 過労や心労などのストレスが原因となり、メンタル面において、処理能力の限界を超えてしまい、こころのバランスが保てなくなった状況といえます。

重度な精神疾患ではありませんが、ご本人にとっては、非常に大変な問題です。独力で解決するのが、難しいケースが多々あります。

 

当クリニックにも、神経症でお悩みの方が多数、来院されてますが、自分だけで解決しようと決め込まずに、まずは、身近な家族 友人 知人にお悩みを相談することが大切です^^

残念ながら現代社会で、ストレスが尽きることはありません。ストレスを極力溜め込まず、自分らしく心穏やかに皆様がお過ごしされることを願っております(*^^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

Q&A 第15回 気分に波があり、コントロールできません。治りますか?

 

             第15回

Q:気分にムラと波があり過ぎて、自分でもコントロール出来ません。ハイテンション(躁)とうつを繰り返してます。良くなりますか?

 

A: 気分障害圏の中でも、双極性障害(躁うつ病)の可能性がありえます。結論から申し上げます。きちんと治療されたら、改善する可能性は高いと思います。

 

以前に私のブログ【双極性感情障害について】にて、詳細を記載しておりますが、気分安定薬などの服用によって、改善の可能性は大いにあります^^ 

ご自宅から近い心療内科・精神科を受診して、しっかりと治療を開始されることをお勧めいたします^^ 珍しい疾患ではありませんので、しっかりと治療されれば、精神症状は安定される可能性が高いと思います。

ご自身だけで、悩ますに専門科に、お気軽にご相談されしてみてください。

 

P.S.それでは、寒い日が続きますが、ご自愛ください(*^^*)

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心療内科 精神科 

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

雑談です♪ 札幌の真冬に寒さについて

札幌の最高気温が、-7℃くらいになってきましたね^^;

どれだけ、着込んで非常に寒いです^^;;

歩くと雪が「キュキュ」と鳴りました^^

除雪車の音が、毎晩、聞えますね^^;; 熟睡するのに少しだけ支障がある気もしますが、深夜に除雪して頂いて、本当にありがたいと思っております m(_ _)m

そのおかげで、自動車の運転や歩行が安心してできています^^

オルゴールみたいなものと思って寝ることにしております(;^ω^)

では、良い週末をお過ごしくださいませ^^/

札幌市西区 琴似 二十四軒

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院長 阿部 多樹夫