札幌は住みやすい都市です^^

札幌市は全国で5番目に人口が多く、約195万人都市です。

一つ上の人口4位は名古屋市が約230万人。一つ下の人口6位は福岡の150万人です。

北緯上では世界でも、珍しい大都市です。長い冬もありますが、四季がはっきりしていて、すごく過ごしやすいですね(*^^*)

秋を惜しむ気持ちもありますが、これから来る長い冬をも楽しみたいと思います^^

北国ゆえの理由になりますが春夏秋冬、季節の移ろいがはっきりしている、この素晴らしい大地で生活を出来ることは、非常に幸いなことだと思います^^

 

札幌市西区 琴似 二十四軒 八軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

冬がいよいよ到来しました^^

本日、出勤時に我が家の玄関先で、今年最初の雪を見ました。

今年は、観測史上でも稀にみる降雪時期が遅かったようです。

しかし、今年も必ず冬将軍が本格的に、遠征に来られるでしょう(/ω\)

 

当クリニックは、「こころの専門医」「こころのかかりつけ医」として、札幌市西区の心療内科・精神科領域の疾患を全般的に、診させて頂いております。

 

また、認知症サポート医 認知症専門医・指導医として、物忘れ(もの忘れ)外来も積極的に、おこなっております。

認知症のBPSD(周辺症状:幻覚・被害妄想・怒りっぽさ・徘徊等)で、お困りのご本人・ご家族の方からのご相談もお受けいたしております。

 

札幌市 西区 琴似 二十四軒 

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

温泉のご紹介2 ふとみ銘泉 万葉の湯♨

本日、日帰りでふとみ銘泉に行ってきました。今までに10回以上通ってますが、赤ワイン色で身体の芯まで温まる飽きのこないの泉質と、土日や祝日でも札幌市内のスーパー銭湯と違って、ごった返さず、緩やかな時間が過ごせるので、とても気に入ってます^^;

お食事もリーズナブルですが美味しいです。本日は広東麺を頂きましたが、お酢や胡椒に相性が良く、とても美味しかったです^^ やはり温泉は良いものですね(*´▽`*)心身(こころ・身体)共に癒されます^^

明日から11月も第4週目になります。冬が近づいてますので、手洗い うがい マスクなど、風邪など引かれませんにお気を付けください(*^^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

全般性不安障害について②

第2回目になりますが、全般性不安障害について、治療を中心にお話したいと思います(*^^*)

前回でもお話しいたしました様に、全般性不安障害は、漠然とした不安が持続することが特徴です。

治療は、1.非薬物療法認知行動療法 運動療法など

    2.薬物療法

1.認知行動療法: 認知(考え方)は人それぞれで、物事の受け止め方や考え方は違います。すごく分かりやすく言うと、自分にとって苦痛や不都合となる考えを、自分にとって幸福や好都合となる考えへ変えていく作業のことを認知行動療法だと理解してください。 最近、この治療法が行われるメンタル系の疾患が飛躍的に増加しています。  認知行動療法と薬物療法とを併用した治療法により、更に高い治療効果が望めます。ただし、認知行動療法を行うには当たっては、信頼できて、常に寄り添ってくれる公認心理師(臨床心理士)の存在が非常に重要となります。

2.薬物療法:認知行動療法も大切ですが、即効性がないのが弱点です。何故ならば、自分の考えを1日で変えることが可能ならば誰も苦労しません^^;自身を変革していく認知行動療法は効果出現まで膨大な時間がかかることも理解してください。

そこで即効性があるのが薬物療法です。抗不安薬や抗うつ剤(SSRI SNRI)を服薬することによって比較的、短時間で不安が和らぎます(誰しも苦痛が長引くのは辛いですから^^;)。副作用がないように十分な注意を払いながら必要最少量のお薬を処方して一旦、不安の軽減を目指します。その上で認知行動療法を並行しておこなうことが患者さんにとって一番苦痛が少ない治療法になると考えてます。当然、いずれはお薬に頼らなくても不安がコントロールできるように導いて差し上げることも、主治医の非常に重要な役割だと思います(*^^*)

札幌ことにメンタルクリニックは、2019年6月3日から常勤の公認心理師(臨床心理士)勤務いたしておりますので、今後は、安心してを相談をお受けすることが可能となります^^

それでは、全般性不安障害について、次回にお話させていただきました^^

明日は、温泉(日帰りですが。。(/ω\))に行ってゆっくりしてきたいと思います^^ 皆様もストレス発散できますように良い週末をお過ごしくださいませ(*^^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

全般性不安障害について①

今回は、全般性不安障害(GAD)について2回に分けて、お話したいと思います^^

全般性不安障害(GAD)とは、分かりやすく言うと、漠然とした不安感や心配が過剰に続いてしまう疾患です。

6カ月以上、症状が持続する場合に診断されます。とりこし苦労が増え、不安が雪だるま式に増えるので、ご本人も疲弊し倦怠感や疲労感が強くなっていきます。また、ソワソワやイライラ感が募り、落ち着きもなくなってきます。自分自身でコントロールできないほどの過剰な不安のほか、警戒心 疲れやすさ 不眠症などが出現してきます。

心の不調のサインは体の不調としてもでてきます。頭痛 肩こり 体のしびれ めまい ふらつき 動悸 息切れ 喉が詰まった感覚 吐気 腹痛 下痢 便秘などがみられます。

患者さん自身では心理・精神的な問題だと気づかずに、内科や外科等身体科を転々と受診されさまざまな検査を受けられて、何も問題がないと言われた方も沢山おられます^^

男女問わずどの年齢でも発症する可能性があります。多くの場合はストレスによって引き起こされると考えられています。

全般性不安障害では、特に大きな理由や根拠はないのですが、身の回りの全てのことが不安材料になってしまいます。他の不安障害であるパニック障害や社交不安障害などは特定が難しい状況も存在します。

全般性不安障害の方は、日常生活で直面する全てのことが漠然とした強い不安材料になることが特徴的です。速やかな治療で改善する可能性は十分にありますんで、まずは、お近くのメンタルクリニックや心療内科などで、ご相談されても、良いかと思います^^

では、次回は、治療や対処法についてお話したいと思います。

きちんと受診・治療をされたら、症状が軽減する可能性が高いので、ご安心してください^^/

札幌市西区 琴似・二十四軒地区

心療内科・精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長  阿部 多樹夫

 

精神保健指定医の研修会

認知症のお話から一旦逸れますが、10月30日(火)午後~10月31日(水)まで、精神保健指定医の更新のため、大阪に研修会に行ってきます。

ところで、精神保健指定医っとなに?と思われる方もおられるでしょう。

精神保健指定医とは、精神医療において、患者さんの人権を最大限に擁護する上で一定の資質を備えた医師が必要だという時代の流れに伴って、1987年の精神保健法改正によって定められました。精神保健指定医は、申請に基づき厚生労働大臣が指定します。つまり国家資格で、試験に合格する必要があります。

認知症について⑥

今回は、アルツハイマー型認知症の検査についてですが、

まずは、しっかりとした問診・視診・触診など症候学的な診察が非常に大切です。患者さんからじっくり話を聴いて、慎重に診察することがとても重要です。

その次に、HDS-R(長谷川式認知症スケール)やMMSE(Mini-Mental State Examination)、CDT(clock drawing test:時計描画試験)等の心理検査を行うことが一般的です(まだまだ細かい検査は沢山ありますが、割愛しますね^^;)

 

HDS-Rは30点満点の試験で、20点以下なら認知症の疑いがあります。MMSEも30点満点の試験で23点以下なら同様に認知症の可能性があります。CDTでは、15点満点で評価して、点数が低い方が、認知症の可能性が高まります。

画像検査として頭部CTまたはMRIを行います。そこで、脳萎縮の程度を評価します。

さらに、最近では除外診断が主目的になりますが、頭部SPECT(脳血流を見る検査) ダットスキャン:ドーパミントランスポーターシンチ(黒質線条体ドパミン神経の変性・脱落の評価) MIBG心筋シンチグラフィーといった検査を行う場合もあります。

その上で、総合的に判断して診断を行います。

これで、アルツハイマー型認知症についてのお話は終了させていただきます。

次回はレビー小体型認知症について、お話したいと思います(*^^*)

 

P.S.最近、急に寒くなってきまして、当クリニックに来院される患者さんも風邪を引かれている方が、増えてまいりました。皆様、季節の変わり目なので、何卒、ご自愛ください^^

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

温泉のご紹介1 番屋の湯♨ 心身ともに癒されます^^

2018年10月14日の日曜日に、石狩市にある温泉に日帰りで、出かけてきました。

泉質やモール湯で、琥珀色でした。肌がすべすべになり、体の芯まで温まりました(*^-^*)

食事は館内のレストランでいただけます。海鮮丼やお蕎麦、ラーメンなどもあるようでしたが、バイキングにしました。種類も豊富で、とても美味しかったです。お値段もお手頃です。

温泉から海岸線も近く、夏は海水浴も楽しめて人気がある場所です。ビーチまで行きましたが、風は冷たかったですが、秋の海がとても奇麗でした。

宜しければ、温泉とセットで行ってみてください。精神・心理的にもとても癒されます^^

先日、日本認知症学会学術集会の話題に触れましたので、次回は認知症について、お話ししたいと思います。

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長  阿部 多樹夫

強迫性障害(OCD: Obsessive Compulsive Disorder)について、診断と治療についてお話させていただきます③

それでは第3回目となりましたが、強迫性障害(OCD)について、お話したいと思います。

前回の①②でお話ししたプロセスで診断・治療を進めていきますが、その他に大切なことは、ご家族や職場など周囲の人々からの理解や支援を得られるような環境調整をおこなうことです。

強迫性障害の患者さんの行動は、ご家族や周囲の人には理解しがたいものと映ることがあります。

ついつい、ご家族や周囲の人は良かれと思って「なぜ、そのようなことは気にするの?」「なぜそんなにこだわるの?」「そんなこと気にしないで!」とアドバイスしたくなるでしょう。しかし、そのようなアドバイスは逆効果になる場合があります。なぜなら、家族や周りは自分のつらさをわかってくれないと心を閉ざしてしまうからです。

強迫性障害の患者さんも他人から自分がどう見られているか理解しています。こだわりや強迫行為を止めたいのに、どうしても自分自身では不安から止めることができない苦しみは凄まじいものです。

まず、ご家族や周囲の人に強迫性障害という疾患を理解していただいて、患者さんの苦しみも共有してもらえる環境調整を行うことが大切となります。

その環境調整をおこなうことも、主治医の大切な役割となります。

一人で解決することが難しい疾患なので、患者さんと主治医だけでなく、周囲の方々からの支援の輪を広げて、回復を図っていく必要があります。

強迫性障害(OCD)について最後まで見ていただけて、ありがとうございました(*^^*)

 

札幌 西区 琴似

札幌ことにメンタルクリニック

心療内科 精神科

院長  阿部多樹夫

強迫性障害について② 

強迫性障害(OCD)について、2回目となります。

それでは、札幌ことにメンタルクリニックにて、行っている強迫性障害についての治療についてお話をさせていただきたいと思います^^

もし強迫性障害の可能性があり、その症状でお悩みならば、まずは、しっかりと診断をつけてもらうことが非常に大切となります。

強迫性障害の原因として、脳内伝達物質(脳内ホルモン)の一つであるセロトニンの働きが低下しているといわれております。そのため、セロトニンを補ってくれる薬物療法が有効となります。一般的にSSRIと言われる薬剤が効果があります。

また、薬物療法と並行して強迫症状を徐々に緩和していくためのに、患者様の考え方 受け止め方 対処方法などを学んでいく心理療法(認知行動療法)が有効と言われていおります^^

実際に薬物療法と心理療法で、症状が劇的に改善された患者様を数多く担当させていただいた経験があります。

①精神療法(認知行動療法):不安刺激についての考え方や受け止め方を変化させることによって不安が強くならないようことを目指します。

不安刺激に対して敏感に反応しなくなるように慣れていただくことも必要になる場合もあります。ただし時間はかかりますが、徐々に強迫的な儀式は軽減してきます。

②薬物療法:SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を中心とした、抗うつ薬を中心とした薬剤の服用が効果が認められます。以前は3環系抗うつ薬が主流でしたが、現在は、SSRIというセロトニンを使用することが一般的となっております。

しっかり治療すると、非常の良くなる疾患です(*^^*)

それでは、次回は第3回目で、更に詳しくお話申したいと存じます^^

 

札幌市西区 琴似

札幌ことにメンタルクリニック

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫