冬本番となってきました。

気が付けば、日中も氷点下となりました。

寒い日は、歩くと地面が「キュッ  キュッ 」という鳴き雪の音も聞えます。

北国の宿命でしょうが、冬は長いです^^;

しかし、今期の冬も半分以上は、終わりました。

あと1か月半で、春になります。待ち遠しいですね^^

では、春の息吹を象徴する写真を、ご覧ください^^

雪中から芽吹く水仙です。


夜の明けない朝はありません^^ それと同様に、長い冬の後には、必ず温かい春が訪れます。 心理・精神的に焦らず待ちましょう^^

それでは、いずれ訪れる桜満開の画像を添付しておきます^^

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院長 阿部 多樹夫

 

1月21日は、ライバルが手を結んだ日(薩長同盟)です♪

 

私は歴史が好きなので時々、歴史のお話もしたいと思います。

ご興味がある方は、お付き合いくださいm(__)m 無い方はスルーして結構であります(/ω\)

江戸時代から明治時代に向って近代国家の道を創設した明治維新は、薩摩(鹿児島県)と長州(山口県)の同盟から始まりました。それを仲介したのが、ご存知の方も多いと思いますが有名な土佐(高知県)出身の坂本龍馬でありました。

その前に、蛤御門の変(禁門の変)という戦いがあり、会津・薩摩連合軍に対して長州は激しく戦いを挑んで、そして敗れました。 1864年8月20日のことです。

そのため、長州は薩摩と会津を激しく恨みました。一時期は、長州藩は朝敵にも指定されました^^;

その後、長州藩は滅亡の危機を何度も迎えることにまりましたが、高杉晋作 桂小五郎 久坂玄瑞 大村益次郎 山縣有朋 伊藤博文 前原一誠等、吉田松陰が開いた松下村塾の元で「公武合体」「尊王攘夷」「尊王討幕」など、目まぐるしく移り変わっていく時代に臨機応変に対応できる能力と、一旦決意すれば、一切迷わない行動力を学んだ優秀な指導者に導かれて団結して難局を何とか乗り越えました。

しかし、長州藩単独で乗り切るのは到底、不可能でした。

その時に味方を申し出たのが、長州藩の不倶戴天の宿敵であった薩摩藩でした。

長州からみれば、絶対に許せない相手である薩摩と、あえて同盟を結ぶことで、その後の第2次長州征伐(四境戦争)に勝利し、時代は一気に討幕・維新に向かっていきました。
153年前の本日、そのようなことがありました。

歴史談義や善悪など議論するつもりは毛頭ありませんが、歴史から学ぶことは多いと思う常日頃です^^

人を許すということは非常に難しいことです。その相手と一緒に歩んでいくということは更に難しいことなのでしょう^^; 妥協点を探し、折り合いを付けていくことが、できたからこそ明治維新という大業がなされたと個人的には思います^^

インフルエンザも猛威を振るってますので、皆様、体調管理にお気をつけてくださいませ^^

当クリニックは、心療内科・精神科を全般的に診させていただいております。また、日本認知症学会専門医・認知症サポート医として、認知症 物忘れ(もの忘れ)外来も行ってます。お困りの方は、お気軽にご相談ください。

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雑談です♪ 正月飾り 鏡開きについて

今年も明けて1月も中旬になってまいりました。正月飾りと鏡開きについて、最近、調べたのですが、西日本と東日本では、時期が違うようです。ちょこっとだけ、ウンチク話にお付き合いくださいm(__)m

雑談なので、興味のない方は、スルーしてください^^; 全然OKです(/ω\)

古来から正月飾りは、12月13日から明けて1月15日(もしくは20日)が一般的でした。一方、NGは〔苦しみをイメージする〕12月29日と〔一夜飾り〕12月31日です。最も正月飾りがベストな日は、12月28日です。クリスマスグッズを片付けるのと同時に、すぐ正月準備をするのが宜しいみたいです。

次に、何故お正月飾りを外す日は、地域によって違いがあるのかをご説明します。

元々、全国的に、 松の内(正月飾りを付けている期間)は12月13日~1月15日まで、鏡開き(鏡餅を壊す日)は1月20日と、日にちが定まっていました。

しかし、徳川3代将軍、家光公が亡くなったのが4月20日で、 鏡開きの1月20日を忌日とし、1月11日に変更したのが、関東を中心に広まり、定着しました。それだけ、当時、関東は伝統的に幕府(武士勢力)が強かったのでしょう^^;

一方、「武士」中心社会ではなく、「あきんど=商人」中心社会の関西では、今でも1月15~20日に鏡開きを行なっています^^

 

まとめますと、

東日本では、12月28日に正月飾り、1月7日外し、1月11日鏡開きが、ベストです。

西日本では、12月28日に正月飾り、1月15日外し、1月15日~1月20日鏡開きが、宜しいようです^^

当クリニックは、院長が西日本出身のため、1月15日まで正月飾りをさせていただきます。鏡開きも、同15日を予定してます^^

歴史って、面白いですね^^ 

今年も、年末年始の精神面での疲労が出る季節となりましたので、規則正しい生活をして、心身ともに安穏を保ってください(*^^*)

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Q&A 第5回 こころの健康は何が大切ですか?

Q:こころの健康を維持するためには、何が大切ですか?

Q:こころの健康を維持するためには、何が大切ですか?

 

A:率直に申し上げます^^ 大きく分けると、3つあります。

1.こころの健康は、まず、身体の健康から始まります^^ 規則正しい生活リズムの確立 十分な睡眠と運動 バランスの良い食事 過度な飲酒を控える等が、何よりも大切です。身体が不健康になれば、こころも当然、不健康となります。心身共に健康を心がけることが、一番大切です^^ 

 

2.現代はまさに、ストレス社会です。どうしても、毎日のようにストレスが降り注いできます。そのストレスと毎日、真正面からぶつかっていては、とても身が持ちません^^; 真面目で勤勉な方からは、お叱りを受けることは覚悟の上で、お話しますが、ある程度のところで受け流すスキル(スルースキル:技術・工夫)も必要かと思います。

わかりやすく言うと、毎日100点満点でなくてもOKだと思います^^ 毎日、60点以上なら、それはそれでOKだったと思ってください^^ その方がきっと、自分自身自然体で生きれると思います^^

特に、相手と常に白黒つけないと気が済まないという方は注意がいるかも知れません。決して、0か100思考に陥らないでください。世の中は多様性です^^ いろいろな方がいて、いろいろな価値観や考え方があります。

ますは、お互いを尊重することから始まるとおもっております。

毎日60点以上なら、それはそれで、今日もいい日だったと思ってください。

人生を例えると、80年(最近では100年と言われてます^^;)という超ロングマラソンなのでしょう^^ 短距離走でなく、超長距離走ですので、一喜一憂しないで日々、自分らしく生きることが大切だと思ってください。

 

3.毎日、自分がするべき役割を持ってください。何でも良いのです。

例えば、お仕事されている方は、仕事と趣味、場合によっては育児などが当てはまります。

引退されたリタイヤ組の方は、散歩や新聞を見る夏場は散歩 冬場は雪ハネなど、何で良いので自身の生きる役割を持ってください。

メンタル的な疾患で働けない・何もできないという方もいらっしゃると思います。それはそれで全然、問題ありません^^ 何か手伝ってくれた人・感謝した人(例えばヘルパーさんや介護者やご家族・友人など)に「ありがとう」と感謝をの言葉を述べる役割も非常に重要だと思います^^

まとめますと、

①身体を含め心身の健康 ②ストレスを貯め込まない ③自身の役割を見つける

と思っております^^

正月も明けて、もう1月8日になりましたが、今年も皆様、お元気でお過ごしくださいませ^^

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院長 阿部多樹夫

 

3.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q&A 第4回 こころの疾患は甘えですか?

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              第4回目

Q:こころの疾患は甘えではないでしょうか?

A:こころの疾患は、本人の甘えや怠慢でない場合が、ほとんどです。

会社の上司やご両親から、よく、同様なご質問を受けますが、

うつ病 統合失調症 双極性感情障害 不安障害(社交不安障害 パニック障害も含む) 認知症等の疾患では、ご本人は最大限、努力・苦悩されているにも関わらず、どうしても問題解決できない場合が、ほとんどです。

そのため、ご本人の性格や気持ちの甘さなどのせいにせず、周囲の皆で、理解して支援していくことが望まれます。間違っても「気合が足りない!甘えている!」など思わないで差し上げてください。

必要な場合は、受診・治療を勧めて差し上げてくださいm(_ _)m

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院長 阿部 多樹夫

2018年の年末のご挨拶をいたします。

平成30年(2018年)の診察は、本日28日(金)で終了させていただきました。

今年の平成30年(2018年)9月1日より継承開業となりましたが、正直、慌ただしい日々でした^^;;

前院長から、とにかく患者様を守ってほしいと頼まれましたが、今まで開業医の経験がない小生とっては、重大な使命だと思って、全身全霊不退転の覚悟をもって、お受けいたしました。

至らぬ点がありましたことは十分承知しております。しかし今後も札幌市西区・琴似・二十四軒・八軒を中心に、心療内科・精神科を通じて、ただひたすら患者様のお役に立てるように最善の医療をご提供できることを目指して、来年も精一杯頑張りたいと思います(*^^*)

それでは、皆様にとって、良いお年をお迎えくださいませ(#^.^#)

P.S. 札幌ことにメンタルクリニックでは、心療内科・精神科領域の疾患を全般的に診察しておりますが、もの忘れ・認知症・BPSD外来も積極的に行っておりますので、お気軽にご相談ください。

来年も皆様にとって、良いお年でありますように(*^^*)

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Q&A 心療内科・精神科についてのコーナーを始めます(^^♪

皆様に、心療内科・精神科の疾患について、ご理解いただけるように、小生なりに、ブログでお話させていただいて参りました^^;

これからQ&A方式で、もっともっと身近で、分かりやすく、ご説明していきたいと思います(*^^*)

あるある質問に、ご返答するかたちで、お話させていただくつもりです^^

宜しくお願いしますm(_  _)m

次回のブログになりますが、第1回目のQ&Aは「こころの悩みを相談をするのは、心療内科?精神科?神経内科?」について、お答えしたいと思います。

冬将軍が到来しましたが、冬の晴れた日は、本当に澄み通って奇麗な夜空ですね^^

冬の大三角形(プロキオン ベテルギウス シリウス)がきれいに見える季節になりました。

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忠臣蔵(時代劇)ファンです♪

忠臣蔵は、放映される季節となってきました^^

元禄15年(1702年)12月14日は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りして、主君、浅野内匠頭の仇討ちをした日です。

私が子供の頃、毎年のように、この時期にTVで放映されてました。

最近は、忠臣蔵をご存じない世代も増えているのかも知れません^^;

もう他界しましたが、私の父も祖父も時代劇が大好きだったので、家族で一緒に年末に、見ていた懐かしい記憶があります^^

浅野家と吉良家どちらが正しかったか賛否両論は現在まで続いてますが、その当時、江戸市民は、大石内蔵助はじめ47士を熱烈に支持したのは事実のようです。

歴史談義やことの善悪を論じるつもりは毛頭ありませんが、2012年ごろに、両家に関係ある人々が、お互いに和解して握手をされたという記事を読んで、感激しました。

人はいつまでも、憎しみ合ったり、罵り合っていては、決して前に進めません。どこかで妥協点を探して、お互いに認め合い、共存する道を探す必要があると思います。

私にとって、忠臣蔵は、そういう教訓を与えてくれた時代劇です(*^-^*)

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双極性感情障害(躁うつ病)について②

前回、双極性感情障害について

(1)双極性感情障害とうつ病の違い

(2)双極性感情障害には、Ⅰ型とⅡ型があることをご説明しました。

うつ病と双極性感情障害は、しっかりと区別する必要があります。何故なら、治療法が全く違ってくるからです。

 

【治療のポイント】うつ病の患者さんには、抗うつ薬を中心とした薬物療法を行いますが、双極性感情障害の方に抗うつ薬を処方することは非常に慎重を期する必要があります。それは、抗うつ薬を使用すると躁転(うつ状態から躁状態に急に転じること)する場合が多々あるからです。

そのため、双極性感情障害の治療の第一選択薬として、バルプロ酸ナトリウム 炭酸リチウム カルバマゼピン ラモトリギンなど気分安定薬を処方することが一般的です。

●躁症状が強い場合には、必要によって抗精神病薬を併用する場合があります。

●うつ症状が強い場合は、先ほど申し上げましたように躁転に気を付けて、慎重に少量の抗うつ薬の使用をすることが一派的でしたが、現在では、躁転しないセロクエル徐放剤やルラシドンを使う場合も増えてきました。

●躁うつ病相のどちらでも共通する症状として不眠が挙げられます。そのため、不眠の治療も同時に行うことが必要です。

●うつ病の症状で初診された患者さんの中で、実は双極性感情障害だったケースが15%程度あると言われてます。的確な診断のために、過去に躁状態を呈したことがある場合は、主治医にその旨を、必ずお伝えください。それだけで、非常に参考になります。

それでは、次回、最終の3回目に続きます(*^^*)

 

P.S.本日から、札幌市内も雪が本格的に積もって参りました^^

路面が滑りやすくなっておりますので、転倒して怪我などされないようにお気をつけ下さい(*^_^*)

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大通公園のイルミネーション^^

平成30年12月5日に、「かでる27」で行われました厚生労働省主催の講習会に参加してきました。その帰りに、寒いため足早に地下鉄東西線駅に向かって大通公園付近を歩いていました。

その時に、あまりにも美しいイルミネーションの夜景でしたので、思わず撮影してきました^^

慌ただしい中にも、奇麗で心が和める、ささやかな幸せな時間があると感じました^^

札幌ことにメンタルクリニックは、心療内科・精神科を全般的に診させていただいております。また日本認知症学会専門医・認知症サポート医として、認知症・もの忘れ外来も積極的に行っております。お困りの方は、お気軽にご相談ください。

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