コロナの被害者:米子松蔭高校野球部について♪ ①

皆様も、すでに、ご存知だと思いますが、米子松蔭高校野球部が一時、夏の甲子園出場が取り消しになりました。高野連(実は高校総体の単なる出先機関)が、一方的に判断したことです。

しかし、その結果、全国民の顰蹙と非常な怒りを、かう結果となりました^^;; 新聞にも出ておりますので、ご自身でご確認してみてください。

2021年7月18日のyahoo ニュースで拝読しましたが、元大阪知事の橋下氏をはじめ、著名な方々からの筆舌に尽くしがたい罵声と非難が殺到しておりました(/ω\)

「校内にコロナ感染者が出た。しかし野球部関係者からは誰も出てないのに、甲子園出場停止を決めた」ことについて、高野連側の明確な理由と判断基準誰がその決定をしたのか具体的な責任者も知りたいものです(^-^;

お粗末すぎてびっくりですが、高野連は、たった1日で判断を真逆に覆しました。その理由も知りたいものです^^

おそらく、何となく分かりますが。。。きっと、ドン引きするような実情なのだと思います(/ω\)

長引くコロナ禍で、全国民の鬱憤がマックスに溜まっている中、まさに、このタイミングで、ここでまで無神経な決定をし、たった1日で臆面もなく無条件降伏のような全面撤回ができる組織って、本当に大丈夫(必要)なのかと心より心配致しております^^;;;;; 今まで表に出なかった過去の余罪とかも沢山あると思われる方も今回の件で、多くおられるのではないでしょうか?

非常に残念ですが、個人も組織も、避けて通れない宿命ですが、長期間、そのトップにいる方々は間違いなく年齢とともに老化して鈍化(劣化)していきます。

これは平家物語にも出てくる「諸行無常」という自然の摂理ですので、絶対に避けては通れません。

だからこそ、トップは引き際を間違えることなく、勇気と名誉を守る覚悟を保ち続けたいものです^^

P.S.米子松蔭高校野球部の選手及び支援者の方に、心より哀悼とお喜びの念を申し上げます。

小生はお隣の島根県がルーツですので、決して他人事とは思えません^^;;

このようなトラブルがあると、精神(メンタル)的にも相当、不安定になる方がおられると思います。しかし山陰人特有の気骨。

「なんで、めげーかや? 絶対かっちゃーけんの!」とお考えてください(=^・^=)

分かりやすく標準語に翻訳します^^ 

前文として「私たちは、理不尽な圧力に屈する必要があるのだろうか? 我々には、このような不当な扱いをされる謂れは一切ない。一方的に、私たちを切り捨てる処罰に出た高野連(高総体の一部機関に過ぎない)って、いったいどうな組織なのか?」 

前置きは上記になりますが、結論を申し上げます。

「私たちは、どのような権威にも決して臆することなく毅然として誇り失わず、真正面から正々堂々と戦い、そして必ず勝利します!」という翻訳となりますね^^;;

私自身、知り合いの元甲子園球児から、実情を聞いておりますので、日本人の大人として、さすがに、これを見逃して、知らない顔することはできないと思いました。未来の子供たちに大きな不利益を与えることは絶対に避けたいと考えて、思い切ってお話させていただきました。

鋭意、奮起して甲子園に向けて全力で戦ってください^^ 本当に応援しております(*^-^*)

ではでは、暑くなってきましたので、熱中症にならないようにお気を付けください(*^^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

2021年7月18日に、日本認知症学会認知症専門医の移行試験を受けてきました♪

2021年7月18日(日)に、日本認知症学会認知症専門医の移行試験を受けて参りました。

日本認知症学会専門医「移行試験」、実質上の「再試験」ではありましたが、自分なりに、この試験に対して精一杯、努力してきましたので、合否の結果は分かりませんが、一切の悔いなく、全身全霊の力を十分に発揮できたおもいます(*^^*)

人間の記憶や注意能力など総合的な認知機能のピークは20歳前後だと言われておりおます^^;; そのピークから25年程度過ぎておりますので、ちょこっと心配しておりましたが、予め怠りなく準備してきましたので、試験に際しても、平常心で臨めました(*^-^*)

当然、普段の診察の水準は絶対に下げたくありませんでしたので、決して手を抜かず、小生の生活時間や休憩時間 睡眠時間を割いて、全力で試験勉強に打ち込んできました^^

定期的に学会誌や医学論文だけは可能な限り欠かさず、読んでいましたが、それも今回の試験で非常に役立ちました^^ まさに生涯学習は必要だと実感しました(*^^*)

泣き言は言いたくありませんが、正直に申し上げると、久々に全集中の呼吸試験勉強するは心身ともに堪えました(/ω\)

しかし、そのおかげで「学ぶ楽しみ」「知識の更新(up date)」を維持し続ける重要性を改めて再確認できました。

また、今回の試験を通じて学んだ多くの知識を、今後も臨床に活かせることができれば実に、喜ばしいことだと思っております(^-^)

本日のテストは、1時間50問、300ページから偏りや漏れもなくランダムに出題されました。

上記しましたが、小生なりに力の限りを出し尽くせました^^ あとは結果次第です^^;;

もし不合格になれば、容赦なく認知症専門医は一発でクビになります(/ω\) 

しかし、もし不合格だったとしても、私は全く後悔も恨みもありません^^ 私自身の実力が不足していただけだということです^^

むしろ、勉強の機会を与えてもらえたことに感謝したいと思っております^^

P.S.北海道も真夏本番になってきましたので、熱中症や脱水などに本当にお気を付けて下さいませ(*^^*)

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院長 阿部 多樹夫

当クリニックのSDGs

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です。

最近、テレビやネットでもSDGsという言葉を耳にすることが増えましたね。

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」と訳されています。私自身は環境保護活動のように理解しておりましたが、それだけではないようです。

外務省が示している資料によりますと、2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択されたもので、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現も目指し、2030年を年限とする17の国際目標が掲げられたそうです。もちろん環境保護も含まれていますが、その他にも教育や貧困、都市、不平等、生産・消費など多様な項目から構成されています。

さて、先日、当クリニックの廃棄物処理業者より、「二酸化炭素(CO2)排出量削減証明書」という証書が送付されてきました。これは“クリニックのBDF(バイオディーゼル燃料)利用によるCO2削減プロジェクト”という、プロジェクトに基づくものだそうで、2020年4月から2021年3月の1年間で、当クリニックは3.80kgのCO2を削減したそうです。

CO2は地球温暖化の要因として、昔から議論されており、世界的にその削減が課題となっていることは、多くの方が知ってらっしゃるものと思います。環境省が2021年4月に公表した、「令和元年度温室効果ガス排出量」の確報値を見てますと、令和元年度の日本の温室効果ガスの総排出量は、12 億 1,200 万t(二酸化炭素(CO2)換算)であったそうです。この量は、前年度よりも3,600万t減少、2005年度よりも1億7,000万t減少した数字とされています。

同報告書に示された年次推移からは、2005年度以降、温室効果ガスの排出量は年々減少していますが、2010年度頃から増加し、2013年度に14億800万tとなっています。そして、2014年度からは再度減少傾向となり、2019年度は12億1,200万tでした。

 

2020年度の排出量はまだ不透明ではありますが、温室効果ガス排出量の減少に3.80kg分の貢献を当クリニックで行うことができたということになります。もちろん、総量に比べればほんの僅かな量ではありますが、当クリニックでも行える持続可能な取り組み、SDGsの一環と考えられるのはないかと思っています。今後も当クリニックでも可能なSDGsを見つけ、取り組んでいこうと思います。

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抗うつ薬の使い分け 副作用について、ご説明します【1】

抗うつ薬の使い分け 副作用について、非常にわかりやすくご説明したいと思います。

普段の診察で、頻回にご説明する内容について、お話したいと思います^^

まず、抗うつ薬の重要な役割は、うつ病に対しての治療であります。

また、うつ病だけでなく、

不安障害 ②パニック障害 ③社交不安障害 ④強迫性障害 ⑤PTSD(心的外傷後ストレス障害) ⑥PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前気分障害)等にも非常に効果があります。

以前にもお話しましたが、抗うつ薬にも数多くの種類があります。

最近、治療の主流になっているのは、

◎SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

◎SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)です。

SSRIは、脳内伝達物質(脳内ホルモン)であるセロトニンの活性を向上します。SNRIは、セロトニンとノルアドレナリンの活性を向上する薬剤です。

うつ病の治療には、SSRIやSNRIを使用することが一般的です。

「どちらが有効性が高いのか?」については論文でもいろいろな意見があり、まだ、はっきりとしない部分もありますが、

印象としては、うつ病の治療に関してはSNRIのほうが、セロトニンとノルアドレナリンの両方の活性を賦活するため、より治療効果を望める可能性があると思います。特にデュロキセチン ベンラファキシンは効果があると考えられます。

また、疼痛が強い場合はデュロキセチンが非常に有効であります。最近では、精神科医よりも整形外科の医師から、慢性疼痛に対して処方されることが多くなってきました。

イメージとしては、うつ病にはSNRIを。頭痛や疼痛を伴ううつ病にはデュロキセチンが良いと考えております。(もちろんSSRIでも効果がある場合もあります^^)

さて、上記しました①-⑥のパニック障害 社交不安障害 強迫性障害 PTSD(心的外傷後ストレス障害) PMS(月経前症候群)・PMDD(月経前気分障害)は、結論から申し上げればSSRIが圧倒的に効果があると思います。

SSRIのなかでも20年前くらい前は、パロキセチンが大流行した時代もありました。理由はよく効くからです。しかし、抗コリン作用が強く便秘・口渇・消化器症状・排尿困難などの副作用が出やすいことと、止める時に離脱症状が強くて苦労する方も沢山おられましたので、現在では徐々に使用する頻度は少なくなってきております。

現在は、エスシタロプラム セルトラリン ボルチオキセチン(SSRIの改良版でセロトニン取り込み阻害・セロトニン受容体調節剤と呼ばれてます)を処方することが臨床では多くなってきました。

ただし両方とも、共通する有名な副作用として、

(1)服薬してから2~3週間くらいまで胃腸のムカムカや吐気などの消化器症状が出現することが割とあります。この場合、空腹時を避けて食後に胃の中に食べたのもが残っている内に、多めの水で服薬してもらえれば軽減します。

それでも消化器症状が辛い場合には、胃薬を併用すると消化器症状は軽減します。もともと胃腸が弱い方は出やすい傾向がありますので、胃薬と併用することをお勧めします。

徐々にお薬が身体に馴染んでくると、胃薬なしでもムカムカや吐気はなくなってきますので、いずれ胃薬は止めることができます。

(2)また、若年者・未成年者に多いのですが、精神が賦活され過ぎてアクチベーション症候群(イライラや衝動性 怒りっぽさ 不安 焦燥等)が起きることがあります。そのような症状が出現したら直ちに中止することが必要となります。これは、かなり頻度は少ないですが、しばらく注意深く経過観察が必要になります。その他、セロトニン症候群や肝機能障害などもまれにあります。

以上、SSRIとSNRIについて、分かりやすくお話ししました^^

次回は、3環系と4環系、NaSSAを中心にお話ししたいと思います(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

2021年6月も最終日となりました♪

月日が流れるのは早いもので、2021年6月も本日で、最終日となりました。明日から7月になります。今年もちょうど半分が終わりました^^;;

今年は例年に比べて天気が続いており、蝦夷梅雨や爆弾低気圧も今のところ、ありません^^

毎日、「日本晴れ」が続き、気分が良いと感じておられる方も多いかと思います。

本来の北海道らしいカラっとした天気が続いてほしいものです(*^^*)

すでに暑くなりましたが、まだまだ8月初旬まで暑くなってきます。

熱中症や脱水症、暑気あたりなどにお気を付けてお過ごしください。

7月20~31日頃に、1週間程度、熱帯夜もありそうなので、涼しい衣服で過ごしてください^^

それでは、夏の暑さとコロナに負けないように、心のバランスを保って頂きたいと思います^^

P.S.患者様から時々、「ブログを見てますよ」「続けてください」と言っていただけることがあります。小生の稚拙な文章を、読んでいただいてうれしく思っております。本当に ありがとうございます。

お恥ずかしい限りですが、今後もブログは継続していきたいと思います(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

今までなかった、斬新な認知症治療薬ができそうです。

今まで存在しなかった、斬新な認知症の根本的な治療薬が出来そうな気配がしてきております。誠に喜ばしいことです^^

2021年6月9日の新聞やニュースで取り沙汰され、ご覧になられた方も多くおられるかと思います。

従来まで、

1.コリンエステラーゼ阻害薬 【①ドネペジル ②ガランタミン ③リバスチグミン】 

2.NMDA受容体拮抗薬 【④メマンチン】

が唯一の抗認知症薬でした。

ちなみに、①②④は飲み薬(服薬)です。③は張り薬(貼付剤)です。現時点では日本も海外でも、まだまだ現役バリバリの薬剤です^^

しかし、上記の薬剤は全て「認知症の進行を止められない。まして元に戻すこともできない。只々、進行を遅らせることは可能」という薬剤です。

 

この度、まさに画期的ですが「認知症の進行を根本から抑える可能性がある薬剤ができて、米国で承認された」と聞きました。

具体的に、毎月1回、1時間の点滴を受けることが必要になります

これをしっかり行えば、脳内に蓄積してきたβアミロイドを除去しうるといわれております(*^^*)

以前に、小生のブログ「認知症について」でご説明しましたが、要約して申し上げればアルツハイマー型認知症が発症する機序は、

1.40歳代頃からアミロイドβ蛋白が徐々に脳に蓄積してきます。

2.アミロイドβが一定用量以上、蓄積することが引き金となり、タウ蛋白➔リン酸化タウという非常に悪玉蛋白が脳内に蓄積してきます。

その結果、脳の神経細胞が破壊されて認知症になると言われております。

以上を踏まえた上で、今回の新薬は、アミロイドβがリミット以上に蓄積する前、1ヶ月に1度、1時間程度の点滴を何回か行えば、アミロイドβが減少するといわれております。そのため、次のステップであるタウ蛋白➔リン酸化タウ➔神経細胞死➔認知症という負の連鎖が防止できるという仕組みです^^

日本のエーザイ社と米国のバイオジェン社が共同開発した「アデュカヌマブ」とが米国のFDA(アメリカ食品医薬品局:日本の厚生労働省のような組織)で正式に画期的な治療薬に指定されました^^

全認知症の2/3を占めるアルツハイマー型認知症の根本治療薬の出現が現実味を帯びてきたことは非常に喜ばしいことです(*^^*) 是非、日本でも早期に実用化されることを願っております。

P.S.昨日、米国のイーライリリー社から「ドナネマブ」という薬剤も同様にFDAから画期的治療薬に指定されました^^;;

小生も、2021年7月18日(日)におこなわれる認知症専門医移行試験の勉強を頑張りたいと思います。

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新型コロナワクチン接種の2回目を受けてきました。

2021年6月12日(土)に、いつもお世話になっております「おおた内科クリニック」にて、小生とスタッフは、新型コロナワクチン2回目の摂取を受けてきました。

前回は3週間前でしたが、2回目は針が刺さった瞬間から、前回より、少し痛い気がしました^^;;

接種後30分観察でも、特にアナフィラキシー症状などの重篤な副反応はありませんでしたので、診察のためクリニックに向いました。

翌日13日に、若干の倦怠感が出ましたが、6月14日には、普段通りのコンディションに戻りました^^

接種後から、約10日が経過しましたので、現在、新型コロナウイルスへの防御力は94.8%あります。アメリカでは、接種完了して免疫力が獲得されたら、マスクは原則、不要となっております。

しかし、100%ではない限り、小生を含めて当クリニックのスタッフ全員、マスク着用を継続します。

P.S.昨日は夏至でした^^ 現在、日本で最も日が長い時期です。予定よりも速くワクチンの接種が進んでいるようですので、なるべく早く鎮静化して欲しいものです。そうすれば「コロナうつ」も減ってくると思います(*^^*)

自分自身の精神面と身体面の健康が保てなければ、短期的には可能ですが、長期的には他者のことに対して責任が持てなくなります^^

暑くなってきましたが、まだまだ朝晩、寒い日もありますので、精神・身体ともに、ご自愛ください^^

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日本認知症学会 専門医・指導医の再試験について

私が日本認知症学会(旧日本痴呆症学会)に入会したのは2010年でした。

当時、認知症専門医・指導医を目指していましたので、その受験条件が

【1】

3年以上、日本認知症学会に所属していること

【2】

指定の教育施設(2008年から認定)で3年以上研修を修了したもの。

日本認知症学会が定期的に行う教育セミナー(1日中缶詰講習)に3回以上参加することで教育施設での研修を修了したと同等に認定する。

当時、指定の教育施設は大学病院や公立病院がほとんどでしたので、現在、専門医の多くの先生方は、後者の「日本認知症学会が定期的に行う教育セミナー(1日中缶詰講習)に3回以上参加」されて受験資格を取得された方々の割合が圧倒的に多いと思います。もちろん私も後者です^^;;;

日々の忙しい臨床の合間に、何とか時間をやり繰りして、東京や大阪、名古屋など日本認知症学会が開催する度に参加して教育セミナーを3回受けることはなかなか大変だった記憶が残っております^^;; (内緒ですが、当時は若かったので参加して勉強するのは非常に楽しかったです^^)

試験内容は、事前に提出したレポート2例が合格すれば、筆記試験を受けることが可能となる2段階システムでした。私は幸いレポートは無事に事前に合格判定をもらいましたので、2013年8月4日に砂防会館(シェーンバッハサボー)にて筆記試験を受けました。

①②いずれにせよ、試験内容は全く同じでした。もちろん当然のことだと思います。

私は、お陰様で何とか合格させていただきました。その際、推薦人が必要でしたが、札幌花園病院院長の松原 良次先生から推薦状をいただいたことには非常に感謝しております。その節は誠にありがとうございましたm(_ _)m その後も、医師会などでも非常にお世話になっており、頭が全く上がらない大先輩であります。

私が日本認知症学会専門医になった当時は、北海道内でも20人程度でした(/ω\) 現在は60人以上おられますの で実に喜ばしく頼もしい限りだと考えております^^

しかし、①でない専門医は、突然、再試験が課せられました。同じ試験に合格したにも関わらず、なぜ?という疑問が湧きました。。。

私は2021年5月31日の大阪での受験予定でしたが、さすがに北海道 大阪府ともに緊急事態宣言下の同士の都市だったため、さすがに振替になりました^^;;

そのため、2021年7月中旬に東京で試験を受けることと相成りました。

「人生は、思い出作りと生涯学習」という信条で常に臨んでおりますが、さすがに300ページ近くある本を、46歳で丸暗記するのは、ちょこっと骨が折れそうです^^;;;

しかし、必ず合格できるように寸暇を惜しんで、猛勉強したいと思います^^

皆様、どうか応援をお願い申し上げます(´;ω;`)ウッ…

このような、300ページクラスのスペクタクル超大作ですが、非常に勉強になる本ですので、ご紹介してみました(/ω\)

P.S.私の心の中のどこかで「よし!また頑張ろう^^/」という声が聞こえてきました^^ 知恵熱が出ない程度に頑張ります^^;

ではでは、暑い日も多くなってきましたので、皆様もお健やかにお過ごしください(*^^*)

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当クリニックが移転・新規開院して、2年が経過しました。

当クリニックは。2019年6月3日に現在の立地へ移転・新規開院して、本日で、2年が経過いたしました。

非常に多くの方々に支えていただいたおかげで、2021年6月3日を持ちまして、何とか2周年目を迎えることができました^^;

まず、院長として、心より御礼を申し上げます。

クリニックとして、ミスや手違いなどで多くのご迷惑をおかけしたことも沢山ありました。お詫び申し上げます。お許しくださいませm(_ _)m

 

今後も、札幌西区と中心に精神医療を通じて貢献していきたいと存じますので、何卒、宜しくお願い申し上げます(拝)

札幌ことにメンタルクリニック 阿部 多樹夫

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P.S. 2年経過した今だから白状します。

移転・院名変更・新規開院の前後は、私の人生で、最もゆとりが無くテンパった時期の一つでした^^;; かなり強烈だった記憶が残っております^^;; 多くの失敗をしましたが、そのお陰で、多くのことを学べました^^

その時に、以前に諸先輩から教えていただいたことが大いに参考となりました。

個人的な見解となりますが、身に沁みて理解できた教訓として次の「5つのこと」をご紹介します。もし、ご興味のない方は、読み飛ばしてください。

 

①「常に利他的であること:利己的の真逆】

②「謙虚かつ優しい気持ちで、地域社会のために貢献すること」

③「自分の役目を粛々と行い、毎日、ブレない精神を持ち続けること」

④「万人から愛されるような完璧な人間はほとんどおらず、自分に最適な人生を       見つけれるようにお手伝いすること」

⓹「人生は究極、思い出作りだということ」

 

あくまで個人的に意見になりますが、①ー⑤は、私自身のとって座右の銘としております(*^^*)

なかでも⑤の「人生は究極、思い出作りだということ」という先輩の教えが一番、私の心に響きました(*^^*)

残念というか、ありがたいことでもありますが人生は有限です。

他の人を恨んだり、妬んだするりする阿修羅界に、甘んじよりも人としてもっともっと、自分らしく建設的で素晴らしい思い出作りをしてみたいものです(*^^*)

私も含め、皆様がそのようになれば、喜ばしく思います^^

「今日」を昨日より少しでも良い日にできれば、積み重ねで、必ず「良き未来」が来ると信じております^^

ストレス社会なので、自身のメンタルヘルスにも、お気を付けください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ開院2周年を迎えます

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です。

当クリニックは、令和元年6月3日で「札幌ことにメンタルクリニック」に名称変更した上で移転・開院いたしました。あっという間でしたが、もう少しで開院2周年を迎えます。

令和元年6月3日、前身であった「前田神経クリニック」から、名称を「札幌ことにメンタルクリニック」に変更し、現在の場所に移転開院いたしました。

移転直後は、スタッフ一同、不慣れな点もあり、時には患者様にご迷惑をおかけしてしまうこともありました。誠に申し訳ありませんでした。

それから2年が経過し、新たな環境にもずいぶんと慣れ、患者様にご迷惑やご不便をおかけすることも少しずつ減っているものと思います。もちろん、お待たせてしまうことや接遇の向上など、改善の余地はまだまだございますが、日々前進しながら、2周年を迎えることができました。今回は、当クリニックの2年間をご紹介したいと思います。

 

令和元年6月3日
札幌ことにメンタルクリニック開院
前身の前田神経クリニックと同様、西区を中心とした地域の皆様の精神科医療を担うべく、移転開院いたしました。地下鉄琴似駅から徒歩1分という場所であり、より利用していただきやすい場所で開院することができました。
院長 阿部多樹夫は、これまで認知症患者様を中心に診療経験を積んでおります。また、思春期を含めた若い方々や30代、40代などの働き盛りの世代に見られるストレス関連疾患等の治療経験も豊富に積んでおります。札幌ことにメンタルクリニックでは、中学生以上からご高齢の方まで、幅広く診療しております。

11月
公認心理師による心理療法開始
医師による精神療法、薬物療法は精神科治療の中心ですが、当クリニックでは公認心理師による心理療法も開始いたしました。一般的にはカウンセリングという言葉が最もイメージされやすい言葉かもしれません。メンタルクリニックでは公認心理師や臨床心理士によるカウンセリングを行っていない機関も多く、カウンセリングによる治療を受けたいというニーズが開院当初からございました。そのニーズに応えるため、また治療の幅を広げるためにカウンセリングを開始いたしました。火曜午前、金曜午後、第2・4土曜日という限られた時間の枠組みではありましたが、治療上カウンセリングが有効と判断された患者様にはカウンセリングによる治療を提供できる体制が整いました。

 

令和2年4月
女性カウンセラーによるカウンセリングを開始
移転、開院しおよそ1年が経過し、ご来院される患者様の増加やカウンセリングを希望される方の増加に伴い、公認心理師を増員いたしました。また、これまでは医師、公認心理師ともに男性でありました。医療の提供に性別による差はありませんが、患者様によっては男性よりも女性のほうが相談しやすいと感じる方もいらっしゃいます。そのようなニーズにもお応えできるように、毎週水曜日、女性カウンセラーによるカウンセリングを開始しました。

 

令和3年1月
新しい医師が着任
1月より女性医師が新たに着任いたしました。診療においても、時に女性の先生のほうが相談しやすいと感じる方もいらっしゃいます。心理療法同様、診療においてもこのようなニーズにお応えできる体制を整えることができました。
毎週月曜日、午前の診療は女性の医師による診療を行っております。

 

ここまで述べたような変化以外にも、事務員の増員や治験の開始、カウンセリングの時間枠の拡大、車イスの設置など、この2年間で色々な出来事がございました。

これからも、患者様の症状改善、生活の質の向上が得られるような医療を提供できるよう精進していきたいと思います。そして、地域の方々に少しでも貢献できる医療機関であり続けられるよう、スタッフ一同努力していきたいと思います。

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札幌ことにメンタルクリニック

副事務長 公認心理師

春名 大輔