2023年、新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。少し遅くなりましたが、新年のご挨拶をさせていただきますm(_ _)m

年末は慌ただしい方もたくさんおられたと思いますが、お正月はゆっくりお過ごしできたでしょうか?

当、札幌ことにメンタルクリニックは本日、2023年1月4日から診察を開始いたしました。今年も宜しくお願い申し上げます。

連休明けには、仕事や学校などに行きのが精神的にも肉体的にも辛いものですが、少しづつ普段の生活に戻していきましょう^^

札幌 西区 琴似

精神科 心療内科

札幌メンタルクリニック 院長 阿部 多樹夫

クリニックのロゴ

 

2022年の最後のご挨拶

今年のいよいよ最後の1日となりました。

あっという間の1年間でしたが、本当にお世話になりました。

来年も皆様、お元気でお過ごしください。

皆様のご多幸をお祈り申し上げております。

今年はロシアのウクライナ侵略、安部元総理大臣暗殺事件、コロナの継続蔓延など多くの悲しい出来事もありました。精神的にメンタル面でも、辛い思いをされた方も多くおられたこと存じます。

来年こそは、少しでもより良い1年になって欲しいと心から思っております。

それでは、良いお年をお迎えください。

札幌 西区 琴似 精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

クリニックのロゴ

現在、当日の新規患者様のご予約は受付られない状況が続いております

当クリニックでは、新規患者様は完全予約制をとらせていただいております。

インターネットで検索しますと、他サイトにて当日に新規予約が可能なクリニックとして当クリニックが紹介されている場合がございますが、現在は当日の新規ご予約を受付られない状況が続いております。

月曜、朝9:00よりお電話にて1週間分の新規ご予約をご案内させていただいております。再診の患者様のご予約状況に応じて、ご案内できるお時間の枠にも限りがございます。お電話を頂いても、ご案内できる枠が全て埋まっている場合もございます。

ホームページ下部のスケジュール欄に新規ご予約が可能な人数をご案内しております。更新の都合上、最新の状況ではない場合もございますが、ご参考にしていただけると幸いです。

クリニックのロゴ

医療法人 道樹会 札幌ことにメンタルクリニック

2022年中秋の名月

本日、2022年9月10日は中秋の名月です^^ お月見団子をお供えして、礼拝してきました。

1年は本当に早いもので、もう今年も残すところ、3ヵ月と20日くらいになりました。

2週間後の9月23日は秋のお彼岸になります。今後、どんどん日照時間が短くなって参りますね(^-^;

「冬季型うつ」の方は、これからツライい季節となって来るかと思います。もし、その兆しが見えたら、主治医にご遠慮なくご相談ください^^

何とか、春のお彼岸まで気分が沈まないように、小生なりに精一杯、知恵を絞ってみたいと思います^^

既に告知していると思いますが、今年もインフルエンザワクチン2450円(税込)札幌市内でも相当廉価で、患者様サービスの一環として150人分、ご提供いたします。ただし、現時点で通院されているご本人とご家族様までの限定となりますので、ご理解ください。

インフルエンザワクチン接種は10月1日から開始しますが、事前受付は9月1日から既に開始しております。先着順になりますので、ご希望の方は、早めにお申し付けください^^ おそらく10月中旬から下旬には在庫が尽きると思います(/ω\)

P.S- 皆様にとって良き実りの秋をお迎えくださいませ (*^^*)

 

 

 

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

院長・理事長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

三浦メンタルクリニック 三浦 彌先生が永眠されました。

久々にブログを書きます。

三浦メンタルクリニックの三浦彌先生が2022年8月31日に永眠されました。

永年に渡り、札幌市西区を中心に精神医療に多大な貢献をされてきた大先輩でした。計り知れない損失であり、非常に悔やまれます。

2018年に私が開業をする直前に、ご挨拶に伺ったことがありました。ご多忙にも関わらず、長時間、気さくに開業医としての心構えや患者さんとの接し方など様々な貴重なアドバイスを教えていただきました。開業後も何かと親切にしていただいて、デイケアに患者様をご紹介しても快くお受けくださいました。

その後も、毎年の年賀状とお盆と年末のお中元とお歳暮も忘れずに、お互い遣り取りさせて頂いていました。

本日9月3日に、お通夜があり、私も斎場に参列してお焼香をさせていただきました。最後にお顔も拝見しましたが、眠っておられるように安らかで穏やな表情でした。

私個人としては寂しくて堪えきれませんが、まずは心から哀悼の意を申し上げます。長い長い間、他人には決して理解できないくらいの重責を背負われてこられたことだと思います。大変にお疲れ様でした。これからは重荷を降ろされて、ごゆっくりとお休みください。。。

 

札幌市 西区 琴似

医療法人道樹会 札幌ことにメンタルクリニック

阿部 多樹夫(拝)

食べられないことは精神にも影響します

公認心理師、臨床心理士、事務長の春名です

本日、8月31日は「やさい」の日だそうです。今朝のニュースでも、高騰していたたまねぎの価格が北海道産の豊作により安くなり始めたこと、逆に葉物野菜は猛暑の影響で価格が上昇していると耳にしました。明日からは9月となりますが、食欲の秋というように食べ物がおいしい季節となります。今日は食事と精神のことについて少しお話したいと思います。

食事と精神でまず身近なことはストレスがかかったときに食欲、食事に影響が起きることです。タイトルにもした通り、ストレスがかかると食欲が低下し、食事も摂れなくなります。また、ストレスにより胃腸に不調をきたすことで食事ができないということもあるでしょう。うつ病の症状の一つに食欲低下、体重減少というものがあり、ストレス反応やうつの症状として食べられない、食欲がわかないということが生じます。

ただ、ストレス反応やうつの症状の場合、反対に食欲が亢進することもあります。いわゆる「やけ食い」と言われるような状態です。その結果、体重も増加します。したがって、食べられないだけでなく、食べ過ぎるということも生じる場合があります。

もう一つは、体重や体型が気になって食事が摂れないという状態です。これは摂食障害という病名で知られています。摂食障害には、ほとんど一切の食事をとらない拒食という状態と一度に大量の食事を摂る過食という状態があります。多くの場合はどちらも経験することが多いようです。病気の原因は明らかにはされていませんが、ダイエットをきっかに病気へと進展してしまうことがよくあります。食事制限によるダイエットをしていたら、いつの間にか通常の食事を摂ることが困難になり、食べない・食べ過ぎる、を繰り返してしまいます。

ストレスによるものか摂食障害といった病気によるものか、理由はなんであれ、私たちは食事が摂れず低栄養の状態が続くと共通した変化が生じてくることが知られています。昔、計画的に食事を制限し、体重を低下させ、どのような変化が生じるかを検討するという実験が行われました。その実験に参加したのは健康状態に問題のない成人男性でしたが、低栄養状態が続くことで様々な変化が生じました。

まず、食べ物への興味関心が高まる人が多数観察されたそうです。多くの人が一日中食べの物のことばかり考えるようになったと言われています。実験が終了したあとに、両輪人や栄養士など食べ物に関わる職業に転職した人も数名いたそうです。
次に、食事を摂ることのコントロールを失う人がたくさんいたそうです。いわゆる過食という状態で、実験を終える前に計画的に栄養状態をもとに戻す時期も設けられたそうですが、コントロールを失い、食べ過ぎてしまう人が多数いたと報告されています。

憂うつ、不安、イライラを報告する人が多数存在したことも報告されています。明らかなきっかけや理由はないが、落ち込んだり、イライラしたり、情緒的な変化を感じる人が多数だったそうです。この実験の結果から、栄養状態のバランスが崩れることは私たちの精神にも影響することが示されました。

このように、食べられない・食べないによって栄養状態が低下してしまうと、精神的にもネガティブな影響が生じてしまいます。もちろん、食べ過ぎてしまうことも注意が必要ですが、食べ物がおいしくなる季節、「食欲の秋」ということで、精神的な安定のためにも栄養を摂っている、と思いつつ、食べることを楽しんでもらうことも一つかと思います。

クリニックのロゴ札幌ことにメンタルクリニック

春名大輔

当クリニックの開院3周年の御礼

おかげさまで、当クリニックは本日で、開院3周年を迎えることになりました。

非才な私ですが、皆様のお陰で、何とか3周年を迎えることが出来ました。ご支援いただきました皆様に、まずは心から感謝と御礼を申し上げます。

「患者様に、より良い精神科・心療内科の医療を提供していきたい」という気持ちだけで、ひたすら駆け抜けてきた3年間でした。気が付けば、あっという間でした。

来院される患者様には、私なりに精一杯、お力になれるように努めてきたつもりですが、時には私の空回りで、良かれと思って行ったことが裏面に出てしまったり、うっかりミスでご迷惑をお掛けしたことも多々あったかと思います。その方々には、ご期待に添えず誠に申し訳ありませんでした。この場をお借りして、お詫びを申し上げます。

明日からも、私なりにですが、毎日毎日を大切にして、持続的な情熱と使命感を持って「札幌ことにメンタルクリニック」の院長として、日々の臨床に精進していきたいと考えております。

P.S.この3年間に、世界情勢も目まぐるしく変化しました。皆様もご承知の通り、新型コロナウイルス問題、ウクライナへのロシアの侵攻など3年前には、全く予想もできなかったことが次々と起こりました。まだ、未解決な大きな問題です。皆が安心して、平和に暮らせる時代が早く来て欲しいものです。

 

 

 

札幌市 西区 琴似

精神科 心療内科

院長 阿部 多樹夫

 

東日本大震災から11年が経過しました。

凄まじい被害をもたらした東日本大震災から、2022年3月11日でちょうど11年が経過しました。

以前にも当ブログに記載しましたが、当時、五稜会病院に勤務しておりましたが、札幌市医師会からの要請もあり、その時一緒に勤務していた現在の当クリニックの春名事務長と2人で復興のボランティアの一環として、被災後のメンタルヘルスのケアをお手伝いに行ってきました。

現地の被害の惨状を目の当たりにして、言葉を失いましたが、少しでも被災された方の心のケアに貢献できるように、連日、公民館や出来たばかりの仮設住宅を駆けずり回っていました。

具体的には、認知行動療法的なアプローチへの手引やカウンセリング・震災後にトラウマを受けた子供たち大人に対して大人たちの接し方などについて、お話してきました。

本来ならば、ちょうど10年後である2021年に復興した街の状況を見に行くと固く心に誓いましたが、コロナのため緊急事態宣言下でしたので、非常に残念ながら断念せざるを得ませんでした。

そのため、今年こそ復興の姿を、この瞼で直接確認しに行きたいと強く考えております。

P.S.このような状況下で、更にロシアによるウクライナ侵略が深刻化しております。世界中がコロナで苦しんでいる最中、更に人災である戦争の苦しみまで拡散されるとは、あまりにも残念で仕方ありません。一刻も早く、平和が訪れてくれることを切に願っております。

 

クリニックのロゴ札幌市 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック 院長 阿部 多樹夫

卒業を迎えたみなさん、おめでとうございます

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です。

 

大雪から1週間があけ、少しずつ道路の雪が減っているようにも見えるようになりました。しかし、週末にはまた暴風雪という天気予報も。多くの方が、もう勘弁してもらいと思っているものと思います。今年の雪は本当にすごいですね。

そんな中、本日は公立高校の卒業式ですね。卒業を迎えたみなさん、おめでとうございます。お天気は良いとは言い難いですが、みなさんにとっては特別な1日でしょう。まだ受験の結果が出てない方もいらっしゃると思います。存分に喜べないと感じてる方もいるかもしれませんね。

4月からの新生活に向け、明日からはのんびりできる時間もあれば、慌ただしく忙しいという時間もあるでしょう。これからの生活に向けて、こころも身体もしっかりと準備できる時間にしてもらいたいと思います。

私は卒業して1ヶ月弱、ほとんどゲームをするという生活を送りました。後にも先にも、あんなに1日中ゲームをして過ごした時期はありませんでした。その時間があって、今がある、というわけではないのですが、今日卒業を迎えたみなさんの3月が充実した日々になることを祈っております。

本当に、おめでとうございました。

精神科 心療内科

札幌 西区 琴似

札幌ことにメンタルクリニック

2022年2月も最終日となりました♪

2022年も、あっという間に2ヶ月間が経過しようとしています。

この前、お正月だった気がしますが、明日から3月ですね^^;; 早いものです。

特にこの2月は、世界中で大きな出来事が2つありました。

一つは、まだまだコロナ騒動が冷めやらぬ状況下の中国で開催された北京オリンピックです。開会式・閉会式などパフォーマンスは非常に素敵かったですが、一方、競技では非常に不可思議な判定が続出して、唖然とした方も多くおられたと思います。高梨沙羅選手に代表されるような世界トップクラスのアスリートには悲運でしたが、スポーツマンシップに則り最後まであきらめずに戦い抜く姿勢に、我々は深い感銘を受けました^^ その判定に今でも納得のいかない人もおられると思います(*_*; いろいろな点を総合的に判断して、非常に微妙なオリンピックだったと思います^^;;

もう一つは、何と言っても、ロシア軍のウクライナへの侵略戦争です。これは、全世界から激しい非難を受けている真っ最中です。ロシアという国家の本質が露呈した暴挙だと思います。

過去に日本もロシアから、ウクライナと同様な悲劇に見舞われた経験があります。1945年8月9日に突如、日ソ中立条約を一方的に破棄して、当時の満州や千島列島 南樺太 北方領土にロシア(旧ソ連)軍が怒涛の侵攻をおこない、多くの邦人の方々が犠牲になりました。当時、スターリンは北海道(留萌~根室)以北を占領する計画でした。占守島(千島列島最北部の島)の守備隊が予想以上の必死の反撃を行い、ソ連軍の進軍を食い止めて遅らせたため辛うじて、北海道は分割統治は免れた経緯があります。

現在、ウクライナで血を流しながらも祖国と家族と自由を守るため、必死で戦っている兵士や国民に涙を禁じえません。ロシアも国際世論を見誤ることなく、冷静な判断の元、世界平和に貢献してほしいと思います。一応、常任理事国なのですから・・・。

P.S.少し感情移入した文章になりましたが、小生の本心は、少しでも早く平和的な解決がなされることを願ってやみません。

 

札幌 西区 琴似

精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫