院長の独り言 ㉟ 真冬の暖かい日 

雪まつりも終わりました。新型コロナウィルスの影響もあり、中国からの観光客が少なかったせいか、例年より26%も来客者が少なかったと聞いてます。ホテル業や観光業の方は、さぞ大変だったと思います。

ところで、本日は最高気温が9℃ 明日は8℃と真冬の中休みがありそうです。たまに、冬の暖かい日があると、精神的にも気持ちがすこしホッとしますね^^

週末からまた寒波が戻ってくるらしいのですが、この2日間はありがたいです^^

そろそろ、春に向かっていく、三寒四温:さんかんしおん(寒い日が3日あれば、次は温かいが4日ある)の時期がもうすぐ、来そうです^^

では心身ともに、ご自愛ください(*^^*)

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

院長の独り言 ㉞ ゼロ百(0か100)思考について

心療内科・精神科を中心に日々、診察させていただいておりますが、多くの患者様から様々な、お悩み・ご相談をお受けしております。その中で時々、リストカットや大量服薬など自分自身を傷つけてしまう方もおられます。

重症なケースでは救急搬送されたり、入院になる場合もあります。

そのような行動に至った動機や理由は、いろいろありますが、多くの方が「つらすぎて我慢できなかった」「イライラに耐えられなかった」と言われます。

もちろん、そのような辛い出来事があったことは、主治医として十分に理解できるつもりです。。お気持ちは十分にお察しいたします。 でも、もっともっと自分自身を大事にしてもらえませんでしょうか。。

世の中の価値観は、ゼロ百思考(両価性=アンビバレンツ)だけでは、計り知れないかも知れません。。。

20-80の価値観で、バランスよく生きていらっしゃる方も沢山おられます。

どうかお願いですから、ご自身の大切な生命を軽く考えないでください。

道立札幌医科大学の精神科の教授は、本邦でも名の知れた自殺予防の大家なので、道民の皆様は非常に幸運です^^ 何卒ご遠慮なく、どんどん、ご相談されては、いかがでしょうか^^

きっと教授もご自身の専門分野で道民の皆様にご貢献できることを、最大の誇りとされているはずです(*^-^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

札幌 精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

P.S 大寒も過ぎて、明日2月4日は立春になります。日も少しだけ長くなって参りました。あと1カ月ちょっとで春ですね^^

この季節の恒例になりましたが、春爛漫の写真をお乗せしますね(*^^*)

 

 

院長の独り言 ㉝ 年を重ねること

そろそろ1月も終わり、2月になりますね^^

私事で恐縮ですが、小中高までは早く20歳(大人)になりたいと思っておりました^^; ちょうど尾崎豊やBOØWYファンの世代です(;^ω^)

しかし20歳以降は、年を重ねることが正直、嫌になった時期もありました。  残念ながら時の流れは公正かつ残酷です。当然なことですが、容赦なく若さと人生の残り時間を、平等に奪い去っていきます^^;

私が医師になってから、ほとんど臨床だけに打ち込んできましたが、気が付けば、あっという間に40半ばになりました^^;

最近は、考え方が少し変わりました。人生は有限だからこそ一生懸命、人生を燃焼しようと努力する意欲が保てるのかなと思えるようになりました^^;

もし、永遠の生命が与えられても、それはそれで非常に辛いことだと思います(/ω\) 八百比丘尼(やおびくに)の苦悩と悲哀の例もあります。宜しければWikipediaをご参照ください(*^-^*)

たった一度の人生だからこそ、人はあがいて・苦悩して・挫折して、そしてまた立ち上がって、少しでも前に進もうとすることができるのでしょうか^^?

一人では、とても立ち向かえない事でも、皆でスクラムを組んで団結すれば、必ず突破口が見出せると思います^^

ラグビーワールドカップで、その勇気と希望をもらった方々も多いと思いますが、私もすごく、エネルギーをもらいました(#^.^#)

P.S 寒さが続きますので、ご自愛ください。春が待ち遠しいですね(*^^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

院長独り言 ㉜ 諸先輩に感謝^^

私事で申し訳ありませんが、本日、診察後、久しぶりに諸先輩方と意見交換会をさせていただく機会がありました。本当にありがたいことでした^^

お陰様で、当クリニックと連携させていただける医療機関との関係性が更に深まりました^^

また、当クリニックに関してもアドバイスを頂戴できました^^

今後も継続して当クリニックは札幌市西区を中心に、心療内科 精神科を通じて地域医療に貢献をしたいと思います。

P.S 最近、混雑することが多くなって参りました。患者様の待ち時間を極力、少なくするように常に心掛けておりますが、予約時間よりズレ込むこともあります。その際は何卒、ご理解をお願いしますm(_ _)m

「山中鹿之助」歴史編も2月中には完結予定です^^;; もう少々お待ちください。

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

院長独り言 ㉛ 連携病院について

こんばんはです^^

当クリニックは、外来診察を専門にさせていただいております。そのため誠に申し訳ありませんが、入院をお受けすることは出来ません(/ω\)

しかしながら、当クリニックと連携している病院は多数ありますので、もし病状が悪化された患者様で、入院が必要な場合には適切に、ご紹介できる連携病院が沢山あります。

札幌市内の西区を中心に中央区 北区 東区 南区 厚別区 手稲区 豊平区 清田区など、ほぼ全てエリアで連携しております。もし、必要がございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。

当クリニックは外来専門ですが、可能な限りなるべく患者様が、入院をしなくても済むように誠心誠意、ご貢献したいと努力いたします。

万が一、どうしても入院治療が必要な場合も最大限、お手伝いたしますので、ご安心ください。

では、皆様の今年のご多幸をお祈りいたします(*^_^*)

 

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

院長独り言 ㉚ 大寒です

本当に冷えます。雪も降ってきました^^

それもそのはずです。本日1月20日は大寒です。

2月4日は立春ですが、まだまだ寒さが続きそうです^^;;

寒さは精神活動にも大きな影響を及ぼしますので、暖かい服装で身体を冷やさないようにお過ごしください(*^^*)

P.S 覚悟はしてましたが、久しぶりの大雪でした^^;; このまま春になれば、嬉しいと思っていた

雪祭りの雪不足で深刻に悩んでおられる方々に少しでも、貢献できると良いですね(#^.^#)

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院長 阿部 多樹夫

院長独り言 ㉙ 北国の懸念

1月半ばになりましたが雪が降りませんね^^;; 帳尻が合うといいますので、2月にトンデもない大雪にならないかと懸念をしております^^;

温暖化の影響かなと少し思っております。温暖化の影響で北極の氷が解けて、北極航路ができるご時世ですので、さもありなんと言った心境です^^;;

一方、これから地球は小氷河期に向かうという学者先生もおられますので、素人の私は何が正解なのか全く分かりません(/ω\)

あくまで私個人の見解ですが、確実に温暖化していると感じています(;^ω^)

また、今宵も独り言してしまいました^^;;

 

P.S 「山中鹿之助」編は、もう少しお時間をください。3-5話で纏めたいと考えて文章構成している最中であります。私は非才ゆえに超遅筆なので1年以内には、何とか完成したいと思っております。どうか気長にお待ちくださいませ m(_ _)m

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院長独り言 ㉘ 連休の反動

年末年始の連休が長いと「仕事納めまでは何とか頑張ってみせる」と思って、年末に無理をされた方も多かったのかのでないかと思います^^;

いざ、新年が始まったら、実は年末で燃え尽きてしまって、新年の活動が全くできない方も意外に多くいらっしゃるのではないかと思います。

現在は、ITが導入されて、その分人員が大幅に減りました(/ω\)

古き良き、高度経済成長時代の名残りでもあった[失われた20年間]も、すでに過ぎ去り、今はコンピュータ主体でギリギリの人員整理がおこなわれる時代となりました;;

今後、間違いなくAI(人工頭脳)時代が到来すると思います。そうなると、悲しいことですが、人間性はもっともっと片隅に追いやられる気がします(*_*;

超高度に発展した文明は、果たして、人間に幸せをもたらすのか否か、これから数十年間、試されることになると思います。

人類が経験したことのない事象なので分かりませんが、小生の予測では、おそらく更に格差社会が増大するような気がします。

私個人としては、人と人が触れ合い続ける社会が最終的には理想だと信じております(*^^)

それでは、連休明けの燃え尽き症候群にご注意くださいませ^^

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院長の独り言 ㉗ ノエル(クリスマス)の休戦 

いよいよクリスマスが迫って参りました(*^_^*)

今年も、残すところ、あと少しとなりましたね^^

ところで、ノエル(クリスマス)の休戦という言葉をご存でしょうか?

歴史的に言えば、1914年に欧州で勃発した第一次世界大戦での出来事です。

当時、欧州前線のフランドル地方でドイツ軍とイギリス軍が、連日、劣悪な環境下で激しい塹壕戦(トレンチバトル)を繰り返しておりました。

20歳前後の若者が「こころ」「からだ」とも満身創痍で、耐えきれないストレスやPTSDを抱えてきたのだと思います(/ω\)

余談ですが、今日でも身につけている「トレンチコート」とは、その当時のイギリスが将兵に支給した防寒用コートのことをいいます。昭和初期には「塹壕外套」と日本国内では言われておりました。

その年の12月24日クリスマスの日に、自然発生的にお互いが戦闘を中止して、塹壕から歩み出て、握手しタバコやお酒を交換し合い、サッカーの試合までしたという記録が残っています。

戦争という大悲劇の中で、束の間の人間性を取り戻せた、奇跡のエピソードですね^^

この場で、事の善悪やイデオロギー等に関して一切、話すつもりはありませんが、過去の痛ましい史実から、そのような悲しいことが繰り返さないように学んでいきたいと思います。

来年も平和で、皆様にとって「こころの平穏」が訪れる年になれば本当に喜ばしいと思います^^

年内は12月28日(土)午前まで診察しておりますので、年末年始に、お薬など不足しないように、お願いします^^

人間はいつまでも、いがみ合っていては結局、お互いにとって、膨大な損失しか得られないんだと思います^^;

ノエルの休戦。実に素晴らしい教訓だと思います^^

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

院長独り言 ㉖ 中村哲医師への想い

TVでも、放送されていましたが、アフガニスタンで永年、医療や土木事業に携わってこられた中村哲医師が、今月の4日に何者かに襲撃されて、命を落とされました。

面識は全くありませんでしたが、10年前くらいに本を読んで、ご活躍されていた内容は知っておりました。

中村医師は、長引く戦禍と干ばつによって荒廃しきったアフガニスタンへの医療の必要性を痛感されていました。しかし、それ以前に、完全な砂漠地帯に住む人々に一滴の水もないのが、何よりの問題だと考えておられました。

まず水の確保が必要。「100の診療所より1本の用水路を」と考えて、自身でツルハシやスコップ、ショベルカーを操って広大な用水路の建設に、文字通り人生を懸けて着手しました。最初は、現地の住民も半信半疑でしたが、泥まみれになりながら、朝から晩まで率先して働く中村医師の姿勢に、次第に心動かされて、協力する人が多くなっていったようです。

その結果、総延長20km以上に及ぶ、用水路が完成して、不毛の砂漠が肥沃な農地として甦ったことは、永年の戦争で傷ついた多くの人々の心に、希望と誇りと生活の糧を取り戻しました。

強い信念と徹底した利他的精神なしでは、とても成しえないことだと思います。

今回の件では現地で、長い間、一緒に頑張ってこられた住民の方やNGO(非政府組織)の方々が受けられた衝撃は計り知れないと思います。

少し話はズレますが、精神科医は陰性感情も陽性感情も全てコントロールするべく研修医の頃から訓練を受けています。私も然りです。感情に左右されず、冷静な中立な精神性が求められます。

しかし今回の件に関しては、人(感情)として申し上げたいです。

あまりにも理不尽に至極の命を奪われたことに対して、激しい憤りと悲しみを禁じえません。本当に悔しくてしょうがありません。

遠い異国のアフガニスタンで、利他的精神の元に人々のために、人生を捧げた誇り高い武士道精神を持った偉大な日本人医師が、おられたことを私は一生忘れたくないと心から思いました。

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