日本認知症学会 専門医・指導医の再試験について

私が日本認知症学会(旧日本痴呆症学会)に入会したのは2010年でした。

当時、認知症専門医・指導医を目指していましたので、その受験条件が

【1】

3年以上、日本認知症学会に所属していること

【2】

指定の教育施設(2008年から認定)で3年以上研修を修了したもの。

日本認知症学会が定期的に行う教育セミナー(1日中缶詰講習)に3回以上参加することで教育施設での研修を修了したと同等に認定する。

当時、指定の教育施設は大学病院や公立病院がほとんどでしたので、現在、専門医の多くの先生方は、後者の「日本認知症学会が定期的に行う教育セミナー(1日中缶詰講習)に3回以上参加」されて受験資格を取得された方々の割合が圧倒的に多いと思います。もちろん私も後者です^^;;;

日々の忙しい臨床の合間に、何とか時間をやり繰りして、東京や大阪、名古屋など日本認知症学会が開催する度に参加して教育セミナーを3回受けることはなかなか大変だった記憶が残っております^^;; (内緒ですが、当時は若かったので参加して勉強するのは非常に楽しかったです^^)

試験内容は、事前に提出したレポート2例が合格すれば、筆記試験を受けることが可能となる2段階システムでした。私は幸いレポートは無事に事前に合格判定をもらいましたので、2013年8月4日に砂防会館(シェーンバッハサボー)にて筆記試験を受けました。

①②いずれにせよ、試験内容は全く同じでした。もちろん当然のことだと思います。

私は、お陰様で何とか合格させていただきました。その際、推薦人が必要でしたが、札幌花園病院院長の松原 良次先生から推薦状をいただいたことには非常に感謝しております。その節は誠にありがとうございましたm(_ _)m その後も、医師会などでも非常にお世話になっており、頭が全く上がらない大先輩であります。

私が日本認知症学会専門医になった当時は、北海道内でも20人程度でした(/ω\) 現在は60人以上おられますの で実に喜ばしく頼もしい限りだと考えております^^

しかし、①でない専門医は、突然、再試験が課せられました。同じ試験に合格したにも関わらず、なぜ?という疑問が湧きました。。。

私は2021年5月31日の大阪での受験予定でしたが、さすがに北海道 大阪府ともに緊急事態宣言下の同士の都市だったため、さすがに振替になりました^^;;

そのため、2021年7月中旬に東京で試験を受けることと相成りました。

「人生は、思い出作りと生涯学習」という信条で常に臨んでおりますが、さすがに300ページ近くある本を、46歳で丸暗記するのは、ちょこっと骨が折れそうです^^;;;

しかし、必ず合格できるように寸暇を惜しんで、猛勉強したいと思います^^

皆様、どうか応援をお願い申し上げます(´;ω;`)ウッ…

このような、300ページクラスのスペクタクル超大作ですが、非常に勉強になる本ですので、ご紹介してみました(/ω\)

P.S.私の心の中のどこかで「よし!また頑張ろう^^/」という声が聞こえてきました^^ 知恵熱が出ない程度に頑張ります^^;

ではでは、暑い日も多くなってきましたので、皆様もお健やかにお過ごしください(*^^*)

札幌 西区 琴似

精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

蛭子能収さんの認知症(もの忘れ)について、ご説明します。

TVでいつも愛想ある「えびす顔」で、お茶の間でも人気者の蛭子能収さんが、それこそTVで出演された「主治医が見つかる診療所」にて、レビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症の合併症例と診断された番組を私も見ました。

72歳ですので、比較的早い発症だと言えます。5~6年前からMCI(軽度認知障害:正常と認知症の境界ライン)ではないのか?と所属事務所から心配されていたようです。

認知症で悩んでおられる方(ご本人やご家族)からのご相談件数は年々、増える一方です。

厳密には「若年性認知症とは65歳未満で発症する場合」を言いますが、65歳前後で発症する症例は、80代90代で発症するケースより、進行が速い傾向があります。そのためにも、早期発見・早期治療が非常に重要となります。

認知症サポート医の立場から述べさせていただきます。

「認知症は一旦発症すると、その進行を完全に止めることは出来ません。ましてや元の正常の状態に戻すことも出来ません。しかし早期発見・早期治療により、認知症の進行を遅らせることは可能です。」

以前に比べて「もの忘れ」や「記憶力が落ちてきた」と心配される方は、お早めに医療機関を受診や相談をされるとよろしいかと思います。

P.S 「バス旅」では味のある良いキャラで癒されましたね^^ 認知症になったとしても自分らしく、これからも、ご活躍を願っております(*^^*)

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

第1回 西区ケア友の会で講演させていただきました。

皆様 こんばんは^^

令和元年9月11日(水)に、札幌西区役所から依頼を受けまして、「第1回 西区ケア友の会」で、認知症・もの忘れについて講演会をさせていただきました^^;;

テーマは認知症についてです。

【認知症の専門医が伝えたい医療と介護のポイント ~認知症の方と穏やかに過ごすために~】というタイトルです。

日時・会場は

令和元(2019)年9月11日(水) 14:00~16:15 西保健センター2階 講堂です。

第1部 講演会(14:00~15:00)

第2部 交流会(15:15~16:15)

となります。

大役を仰せつかって、恐縮しておりますが、私なりに皆様にわかりやすいように精一杯、努力したいと思っております^^

札幌西区区役所が主催された「第1回ケアの会」の、まさに第1回目の演者に任命いただけことを喜ばし思っております。皆様にご理解頂けるように分かりやすく・シンプルなお話をしたいと思っております^^

もし、認知症で何らかの、お悩みをお抱えの方々は、全く遠慮、入りませんので、何卒お気軽にご参加ください(*^-^*)

 西区役所の保健福祉課の方が、案内書を作成して下さってました

 

札幌 西区 琴似 二十四軒

精神科 心療内科

もの忘れ・認知症

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

初診患者様のご予約について

初診患者様のご予約も積極的にお受けいたしております。

当クリニックの基本理念として「こころ」の問題でお悩み・お困りの新患者様は、極力お待たせず、可能な限り当日中に診察・ご相談をお受けいたしております。

他院からの転院を希望される場合も、紹介状は必要ありません。

可能でしたら、処方内容がわかるお薬手帳などお持ち頂ければ、非常に助かります^^

初診の場合は、まず、011-615-5562にお電話でお問合せください。

1人の心療内科・精神科医からだけでなく、別の医師から幅広い意見を聞かれることは、非常に良いことだと個人的には考えております。

他院への転院のご希望があれば、ご遠慮なくお申し出ください。

また当クリニックに戻りたいとお考えになれば、その時もご遠慮なく申し出ください。医療のフリーアクセスは患者様の権利だと考えております^^

ご自身で納得できる医療を受けて頂くことが、最も大切だと思います。

 

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

 

Q&A 33回目  何故、ブログを書いているのですか?

Q:何故、ブログを書いているのですか?

ある患者さんから「先生は、何でブログを書いてるんですか?」「時々、読んでるけど、誤字脱字も多いね~」と聞かれました(;´д`)

                  33回目

A:理由として、結論から申し上げれば

①診察が終わった後に「皆さん どうしてるのかな?本日の診察で、私の言葉不足で伝わりにくかった点がなかったかな?」という不安な思いが一番です^^;;

②次は、ブログを書くことで主治医として患者さんと、どこかで繋がっていたいという思いがあります。

③あとは、心療内科や精神科・メンタルクリニックを、初めて受診される場合に、不安感や抵抗感がある方も、いらっしゃると思います。ブログを発信することで、少しでも不安感や抵抗感を減らしていただければ嬉しいという思いがあります^^

誤字脱字に関しては、私の非才ぶりが、存分に発揮されている不徳の極みですm(_ _)m

 

札幌市西区を中心に「こころのかかりつけ医」「こころの専門医」「認知症専門医・認知症サポート医」として、地域に根付いたメンタルケアに貢献できれば、幸いだと思っております(*^^*)

 

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

もの忘れ(物忘れ)・認知症外来について

もの忘れ(物忘れ)・認知症外来について、当クリニックのホームページをご覧いただきありがとうございます。

当クリニックは令和元年6月3日から名称変更・移転しましたが、札幌市西区の琴似・二十四軒地区にて、20年以上前から現存する最も歴史の古いメンタルクリニックです。心療内科・精神科の疾患について、全般的に診させていただいております。

臨床医として長い間、認知症・もの忘れ(物忘れ)外来にも積極的に携わってきました。

そのため、認知症・もの忘れ(物忘れ)で、お困りのご本人 ご家族からのご相談を、お気軽にお受けいたしております。

日本認知症学会専門医・指導医  認知症サポート医として最大限、貢献させて頂きます。

事前に電話相談いただければ、日程調整の上、一般的な認知症検査は、初診日で全て行うことも可能です。(近隣の2病院と連携をとっておりますので、頭部CTや頭部MRIなどの画像検査も連携先の都合さえ合えば、即日に行うことも可能です。)

認知症を診断するにあたって、最先端の精密検査を希望される場合にも、当クリニックと連携している最先端の検査機関が札幌市内にあります。患者様やご家族のご希望に沿った形で、最も効率の良い検査スケジュールを調整・ご提案することも可能です。

まずは事前に011‐615-5562まで、お電話ください。

事前にお電話でのご予約がなくても、もちろん受診は可能です。ただし、場合によっては、多少お待ちいただく場合もございます。何卒、ご理解を宜しくお願いします。

 

札幌 西区 琴似 二十四軒

認知症・もの忘れ(物忘れ)外来

院長 阿部 多樹夫

Q&A 第8回(初診はどのくらい時間が、かかりますか?)(受診時に必要なものはありますか?)      

 

Q1:初診は、どのくらい診察時間がかかりますか?

A1:初診は、原則として、30分以上かけて丁寧にお話を伺っております。お急ぎの方もいらっしゃると思いますが、そのくらい時間をお取りしないと、しっかりした診断とご説明ができないためです。

初めての受診の際に、不安や緊張される方も、おれらますが、時間をしっかりとお取りしておりますので、焦らず、ゆっくりとお悩みをご相談ください。

初診予約を入れられた患者様でも、多少のお待ち時間をお願することが、時々、あるかも知れません。ご了承ください。

 

Q2:受診時に必要なものはありますか?

A2:初診時に、お持ちいただきたいものは、以下になります。

 1.保険証 

 2.お薬手帳(お持ちの方のみ)

 3.紹介状(お持ちの方のみ なくても問題ありません)

 4.精神障害手帳(お持ちの方のみ)

 5.自立支援受給者証(医療機関を当クリニックに変更済の受給者証 お持ちの方のみ)

 

当クリニックは、「こころの専門医」「こころのかかりつけ医」として、心療内科・精神科領域の疾患を全般的に、診させて頂いております。どんな些細な、こころのお悩みにもご相談をお受けしております。

 

また、院長が長年、札幌市の認知層サポート医。日本認知症専門医・指導医として、認知症・物忘れ外来にも積極的に取り組んで参りました。今後も認知症(もの忘れ)でお困りの、ご本人・ご家族・施設の方からの受診やご相談に、お気軽に対応させていただきます。

まずは、011-615-5562まで、お電話ください。

札幌市西区 琴似 二十四軒 八軒

  精神科 心療内科 メンタルクリニック

  もの忘れ外来 

札幌ことにメンタルクリニック

  院長  阿部 多樹夫

 

2018年の年末のご挨拶をいたします。

平成30年(2018年)の診察は、本日28日(金)で終了させていただきました。

今年の平成30年(2018年)9月1日より継承開業となりましたが、正直、慌ただしい日々でした^^;;

前院長から、とにかく患者様を守ってほしいと頼まれましたが、今まで開業医の経験がない小生とっては、重大な使命だと思って、全身全霊不退転の覚悟をもって、お受けいたしました。

至らぬ点がありましたことは十分承知しております。しかし今後も札幌市西区・琴似・二十四軒・八軒を中心に、心療内科・精神科を通じて、ただひたすら患者様のお役に立てるように最善の医療をご提供できることを目指して、来年も精一杯頑張りたいと思います(*^^*)

それでは、皆様にとって、良いお年をお迎えくださいませ(#^.^#)

P.S. 札幌ことにメンタルクリニックでは、心療内科・精神科領域の疾患を全般的に診察しておりますが、もの忘れ・認知症・BPSD外来も積極的に行っておりますので、お気軽にご相談ください。

来年も皆様にとって、良いお年でありますように(*^^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒 八軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

今年の感慨

毎年のことですが今年、京都の清水寺で「今年の漢字」で選ばれたのは、2018年の世相を反映した「災」でした^^;;

選定理由としては、豪雨や北海道胆振東部地震、台風などが挙げられてます。

平成30年9月6日の北海道大地震のことは、鮮明に覚えてます。朝方3時過ぎに、大きな揺れを感じて、飛び起きました。

自宅が潰れるのでは?と寝ぼけながら、正直、怖かったです。

その後、数分で揺れは収まりましたが、朝まで、うつらうつらと半覚醒状態でした。

朝に、まず気が付いたのは、扇風機が止まってました。家じゅうの電気も付きませんでした。

TVも見れないので、スマホで検索しましたが、北海道中、とんでもないことになっていると、初めて自覚しました。

しかし、その日も診察日だったので、地下鉄が止まっていると知っていたため、予定より1時間早く、自動車でクリニックに行きました。途中の信号は全て止まってました。

幸いクリニックは全く被害はありませんでしたが、職員は全員、インフラがストップしていたので、通勤できません。

そこで、私が自動車で職員全員を迎えに行き、1時間遅れの10:30から診察を開始しました。

結局、その日は、午前中の2時間半しか診察できませんでしたが、十数名の患者様が来院されました。公共交通機関がないため1時間以上、徒歩で来院された方も、いらっしゃいました。申し訳ない気持ちで一杯でしたが、電気がないため、そこが限界でした。

翌9月7日から、幸いにも電気が復旧して、いつも通り診察が可能となりました。

あの当日の記憶は、永遠に忘れられません。

被災者の方々には、あらためて、心から遺憾と追悼の念を申し上げます。

当クリニックは、年内は28日(金)まで診察いたします。新年は4日(金)から診察を予定してます。

来年は次の年号に向かって、新たな気持ちで望みたいと思います。

来年度は、認知症 物忘れ(もの忘れ)外来にも、さらに力を入れて、地域の精神医療の向上に、貢献いたします。

札幌市 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

冬がいよいよ到来しました^^

本日、出勤時に我が家の玄関先で、今年最初の雪を見ました。

今年は、観測史上でも稀にみる降雪時期が遅かったようです。

しかし、今年も必ず冬将軍が本格的に、遠征に来られるでしょう(/ω\)

 

当クリニックは、「こころの専門医」「こころのかかりつけ医」として、札幌市西区の心療内科・精神科領域の疾患を全般的に、診させて頂いております。

 

また、認知症サポート医 認知症専門医・指導医として、物忘れ(もの忘れ)外来も積極的に、おこなっております。

認知症のBPSD(周辺症状:幻覚・被害妄想・怒りっぽさ・徘徊等)で、お困りのご本人・ご家族の方からのご相談もお受けいたしております。

 

札幌市 西区 琴似 二十四軒 

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫