もうすぐ春です。

公認心理師・臨床心理士・副事務長の春名です。

3月も残すところあとわずかとなりました。
新型コロナウイルスの影響もあり、今年は例年とは異なる春の様子が残念に感じていらっしゃる方も多いと思います。

私の中で、今年唯一この時期に助かったと感じられたことが雪解けの速さでした。今年は例年にない少雪でしたね。もちろん、雪の少なさにお困りになられた方もたくさんいらっしゃると思います。ただ、個人的には除雪や雪割の労力が少なく済んだことは喜ばしいことでした。このような年もきっとごく稀なことだとは思いますが。

10年ほど前になるかと思いますが、今年ほどではありませんが、年末までほとんど雪がない冬があったと記憶しています。その冬は年明けから一気に降雪し、結局は例年通りの積雪量になったと記憶しておりますが、帳尻はあってました。

その冬の年明けは本当に雪かきが大変だったことを覚えています。朝と夜、1日2回の雪かき、休日は1日3回雪かきをしておりました。風向きによっては吹き溜まりによって玄関が開かず、窓から外に出た日もありました。毎年、冬が近づくと、またひどい積雪になるのではないかと気が沈んでおります。結果論ですが、今年は本当に雪かきいらずの冬でした。毎年このような少雪であることは北海道らしさも失われ、望むものではありませんが、できれば1日おきぐらいの雪かきで済むような冬であってもらいたいなと思います。

先日は、すでにタイヤ交換をされている方も見かけました。札幌ことにメンタルクリニック周辺もすっかり雪は解けております。今年は春の訪れが例年よりもやはり早いのだなと感じます。早く、例年のような春を過ごせる日が訪れるといいなと思っております。

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公認心理師・臨床心理士・副事務長 春名

東日本大震災のボランティアの思い出②

公認心理師・臨床心理士(カウンセラー)・副事務長の春名です。

昨日のブログで院長からもお話があったように9年前、東日本大震災の被災地にてボランティアをさせていただく機会がありました。

震災の日、私自身もカウンセリング中に大きな揺れがあり、患者さんと大きな地震だったねと話したことを覚えております。その後、テレビで東北の被害を目の当たりにし、とても現実とは思えない光景に言葉を失いました。

その後、阿部院長と共に岩手県山田町でボランティアをさせていただきました。実際に見た光景は映像を通してみるものとは違い、被災された方々の恐怖は想像を絶するものだったろうと感じたことを覚えています。

阿部院長の傍らで、被災された方々のお役に少しでも立てればと日々、先生と奮闘しておりました。地元にある飲食店も積極的に利用し、お金を使って、ボランティア以外のところでもできる限り復興の役に立てるようにとの先生のお考えに感銘を受けたことも覚えております。

あれから9年がたち、再び先生と一緒に仕事をする機会をいただきました。これからは、「札幌ことにメンタルクリニック」という現場で、先生と一緒に奮闘してきたいと思います。

あの時から10年たった山田町・宮古市の復興を私もこの目で、ぜひ見てみたいと思っています。

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これまでに携わったお仕事⑤

札幌ことにメンタルクリニックの公認心理師・臨床心理士・副事務長春名です。

携わったお仕事シリーズになります。第5弾も心理療法についてです。

前回はエクスポージャーと曝露反応妨害法について紹介しました。本日はアサーティブネス・トレーニングについてです。

アサーティブネス・トレーニングとはコミュニケーションの改善方法の一つで、認知行動療法の一つと考えられています(賛否両論あるかもしれませんが・・・)。
基本的には自分も相手も気持ちの良いコミュニケーションを、ということがスローガンと言えます。内容の詳細についてはここでは書ききれませんので、一部のご紹介になります。

私がこの心理療法に出会ったのは大学院生の頃でした。アサーティブネス・コミュニケーションに関する講義を受ける機会があり、その時に初めてこの心理療法について知りました。3日間の集中的な講義でしたが、とても楽しく、興味深く、勉強になったことを覚えています。それをきっかけに、就職後、書籍などを通して学び、アサーティブネス・トレーニングを心理療法に取り入れたり、デイケアのプログラムで紹介するなどしておりました。

私自身がこの方法に興味が持てたのは、先ほども述べた学生時代の講義の時でした。私は比較的よくしゃべるタイプだと思っていますが、案外大事なことになると言えないところもありました。遠慮であったり、相手が嫌な思いをするだろうと頭をよぎったり。アサーティブネスではこのようなタイプを非主張的なタイプと呼ばれます。なので、私の場合、よくしゃべる人だけどアサーティブなコミュニケーションができているとは言えない、非主張的なコミュニケーションをしている人ということになります。

私が興味を持ったのは、非主張的なタイプは自分の意見が通らないと考えて言えないのではないという点でした。断ると迷惑をかけると思って非主張的になるのは、断ることがそのまま通ることを前提に考えてしまっているというわけです。断ることを断られることだって確かにあるかもしれません。これにはなるほどな、と思いました。そして、迷惑かどうかも相手に決める権利があるのだと。これまたなるほどな、と思いました。伝わるかどうかではなく、伝えてみることが大切であること、上手なコミュニケーションとは要求が通ることとは別であることなど様々なことを学ぶ機会になりました。

今でも、肝心なことを言わないこともありますが、アサーティブネスの知識をいつも思い浮かべながら、日々過ごしています。

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「札幌ことにメンタルクリニック」事務員としてのポジションの件

公認心理師・臨床心理士・副事務長の春名です。

ブログにも何度も心理師と事務員を兼務していることは書いてきました。

あまりお気づきの方はいらっしゃらないかもしれませんが、上記にある事務員としての名称が実はいろいろと変化しております。私の事務員としてのポジションは事務長の次という位置になっております。

「札幌ことにメンタルクリニック」においてもクリニックの運営や経営に関わる裏方の業務を主としている事務長がおりますが、その次が私という位置づけです。そこで、いろいろとあった名称も今回の副事務長でいこうと思います。もちろん院長の許可も得ております。

これまでも何度か変化しておりますので、今後も変化する可能性はゼロと言い難いですが、副事務長として日々の業務に精進していこうと思います。

今後ともよろしくお願いします。

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副事務長・公認心理師(臨床心理士) 春名

札幌ことにメンタルクリニックの院内感染対策について

公認心理師・臨床心理士・事務長主任補佐(実質上の副事務長)の春名です。

昨日のブログにて、院長からも「札幌ことにメンタルクリニック」において重大な感染対策のご紹介がございました。

道内での感染拡大を受け、当クリニックでも可能な限りの対策を講じております。診察の待ち時間におきましては、時に多数の患者様が待機される場合もございます。可能な限りそのような事態が生じませんよう、予約の段階にて調整はしておりますが、そのような状態を完全を防ぐことは難しいのが現状です。

そのため、ご希望があれば廊下等、待合室以外での待機にもできる限りご対応させていただきます。受付にてお申し付けください。

また、ご来院の際には、クリニック手前にトイレ(お手洗い)がございますので、手洗いをしていただいてから、お越しいただければ、非常に助かります^^::

何卒、皆様のご理解をご協力をお願い申し上げます。

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心理師と事務業務をしております

札幌ことにメンタルクリニックの公認心理師・臨床心理士・事務長主任補佐(副事務長)の春名です。

改めて、こちらのクリニックでは心理師だけでなく、事務業務も兼任させていただいております。

最近、患者さん視線でも、いったい何をしている人なのかと疑問を持たれる方がいらっしゃるようですので、改めてお話しておきます。

割合としては事務業務が多いため、普段は基本的にスーツで、受付をしていたり、会計をしています。

そんな中、心理療法や心理検査等で心理師としてお呼びがかかると、院長の診察中に受診されている患者様のため、急に呼ばれ、心理士として登場するというのが当クリニックの日常です。

心理療法や心理検査業務の際は白衣を着ております。なので、スーツを着た人が部屋に入って、白衣を着て出てくるという場面に遭遇される方もいらっしゃるかもしれません。白衣に着替え、心理師業務を行い、終わるとまたスーツを着て出てくるという光景も当クリニックの日常になっております。

不思議な光景に見えるかもしれませんが、どちらの業務も自分の主業務として一生懸命取り組んでおりますので、どっちもやってる人なんだなぁと暖かく見守っていただけると幸いです。

事務業務を開始し、5か月がたちました。まだまだ、事務員としては新米ですが、これからも頑張っていこうと思います。

今後ともよろしくお願いします。

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これまでに携わったお仕事④

公認心理師・臨床心理士・事務長主任補佐の春名です。

今回も携わったお仕事シリーズになります。第4弾は心理療法についてです。

以前も、当クリニックで行う心理療法という内容で、認知行動療法について簡潔にご紹介させていただきました。私自身、教育および就職後の臨床活動では認知行動療法を主たる心理療法としてきました。

認知行動療法の目標はセルフコントロールを身に着けることと言ってよいでしょう。

様々な技法が開発されておりますが、どれも患者さんやクライエント自身が自分の症状や感情を調整できるようになることを目標として実施されます。患者さんがセルフコントロールを身に着けられるように協同して取り組んでいく心理療法が認知行動療法です。

様々な技法がある中で、本日はエクスポージャーと曝露反応妨害法についてご紹介したいと思います。

これらの技法は主に不安障害を中心に利用される技法です。エクスポージャーはパニック障害や社交不安障害、特定の恐怖症(高所や動物など)などの治療に用いられます。曝露反応妨害法は強迫性障害の治療に用いられます。

異なる疾患を対象としており、名称も異なる技法ですが、共通点があります。それは曝露という点です。エクスポージャーは日本語では曝露療法と訳されます。曝露、つまり曝すというのがこの治療法の肝になっています。言葉が持つイメージが少し恐ろしいと感じられるかもしれませんが、実際にこの治療法は受ける人にとっては恐ろしいものといえると思います。

不安障害に悩まされている人は共通して不安や恐怖を喚起させる場面や物事を避けるという特徴を有しています。パニック障害であれば、外出を避けたり、社交不安障害であれば人前で何かすることを避けたり。また、強迫性障害の人は汚れたのではないかと手を執拗に洗ったりします。執拗に繰り返し、不安や恐怖を中和しようと試みます。認知行動療法では、これらの避けることや中和を試みようとすることが不安や恐怖の喚起を保存し、徐々に強めていくことを明らかにしました。

私たちに生じる不安や恐怖は時間の経過とともに自然に元に戻るということも心理学の研究によってわかっていました。これを治療法として確立したのが、エクスポージャーや曝露反応妨害法と呼ばれる技法です。つまり、不安や恐怖で避けていることに段階的に曝し、不安や恐怖が自然と低下するという経験を積むという治療法になります。反応妨害とは、中和しようとすることを止めることを指しています。なので、汚れたのではないかと不安になっても手を洗わないというのが治療方法となります。

このように記述してみると、とても辛い治療法に見えるかもしれません。実際に取り組むにはとても勇気がいる治療法だと思います。もちろん、初めから不安や恐怖の大きなものから取り組むということはしません(技法としてはありますが・・・)。先ほども述べたように段階的にやっていきます。心理療法では、この段階的に取り組んでいく計画を一緒に作成し、実際の生活で課題に挑戦し、クリアしていくという経過で心理療法が進みます。

これまでにエクスポージャーや曝露反応妨害法を用いて治療に取り組ませていただきました。患者さんの努力と勇気が重要になる治療法だなと思い、少しでも治療法に対する不安を軽減することができるようにと心がけてやってきました。全ての患者さんに効果がある方法とはもちろん言えませんが、患者さんが課題にクリアした報告を聞くたびに、私自身も元気をもらうことができる治療法です。

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これまでに携わったお仕事③

札幌ことにメンタルクリニックの公認心理師、副事務長兼主任補佐の春名です。

今回もこれまでに私が携わったお仕事シリーズです。

第3弾はデイケア業務についてです。

デイケアとは精神科リハビリテーションの一部です。症状の再燃を早期発見、防止することや社会復帰へのステップといった目的があります。午前、午後に複数のプログラムが用意されており、利用者が選んでプログラムに参加します。プログラムの内容は多種多様です。運動系のプログラムや物づくり、ソーシャルスキルトレーニングと呼ばれるようなプログラムなどそのデイケアの利用者や施設の特色を活かした内容が揃えられています。

私がデイケア業務を兼任させてもらった初期の頃は、利用者さんと同じようにプログラムを体験することからスタートしました。本来はスタッフですから、支援する側なんですが、はじめは普通に活動に参加しておりました。

そこで出会いはまったのが羊毛フェルトでした。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、羊毛を針でチクチク刺していろいろなものを作ることができます。当時、幼児だった息子がカバにはまっていたこともあり、初めての羊毛フェルトでカバづくりに挑みました。毎回羊毛フェルトに参加できるわけではなかったことと、カバづくりが中々手の込んだ作業が必要であったことなどから、完成までに半年以上かかってしまいました。

そして、その頃息子の興味はすでにカバではなくなっていました。

最近では、リカバリーと呼ばれる概念など、精神科リハビリテーションも発展し、各施設がいろいろな特色を持ってデイケアを運営しています。当クリニックにはデイケアはありませんが、ご利用に興味のある方がいらっしゃればご相談ください。

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これまでに携わったお仕事②

公認心理師(臨床心理士)兼、事務長主任補佐の春名です。

前回は知能検査についてご紹介させていただきました。

今回は統合失調症の認知機能障害についてご紹介したいと思います。

 

10年ほど前になるかと思いますが、日本においても統合失調症の患者さんの認知機能障害への関心が高まり始めました。

欧米では以前から関心が寄せられていたのですが、その理由は統合失調症の患者さんの予後に関する研究の結果からでした。幻聴や妄想といった症状の改善よりも認知機能障害のほうが患者さんの生活の質や社会的な活動といったその後の生活に影響が大きいということがわかってきたことでした。

認知機能というのは、注意、記憶、実行機能といった私たちの生活には欠かせない能力です。ここでいう、認知というのは認知症や高次脳機能障害といった病気や障害が指している能力と同じものです。

アメリカの精神医学会が精神疾患の診断基準を新しくした際には、統合失調症の診断基準に認知機能障害を含めるかどうかも議論されたそうです。結果としては、診断基準に含むことは見送られました。

話は戻りますが、10年ほど前から欧米で開発されたリハビリテーションのプログラムが日本でも翻訳され、一部の医療機関でも試みられるようになりました。前職場ではこのプログラムの立ち上げに携わらせてもらいました。輸入されたプログラムはパソコンを利用して、ゲームを通してリハビリテーションを行うという内容でした。しかし、医療機関では利用できるパソコンの数も限られており、脳トレのような紙でできる教材も準備したり、高次脳機能障害のリハビリテーション教材を代用したり、試行錯誤しながら行ったことを覚えています。

当時、勉強に利用した書籍には、日常生活でできるリハビリとして料理が勧められていました。料理はものを切ったり動かしたりと集中力が必要になりますし、次に何をするのかといった記憶や、どうするとスムーズに完成させられるかといった計画性(実行機能の一部です)などが必要となります。このように日常的にもリハビリの発想を取り入れるのは有益であると学びました。

最近は以前に比べると、認知機能障害の話題を目にすることが減った気がしていますが、現在でも一部の医療機関では統合失調症の方の認知機能障害の改善にも力を入れて治療が行われていると思います。

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これまでに携わったお仕事①

おはようございます。

心理師、事務員の春名です。

本日から、2月になります。明日は令和2年2月2日で、2ばかりの日ですね。

昨年10月より札幌ことにメンタルクリニックでお世話になり、4か月がたちました。心理師としての業務だけでなく、事務業務という新しい仕事も少しずつ覚え始め、これまでに取り組んだことのない業務に日々取り組んでいるところです。

今回は、前職場で携わっていた業務について取り上げたいと思います。

前職では、個人や集団を対象とした心理療法、心理検査、デイケアでのスタッフ業務に携わっておりました。13年勤務し、様々な経験を積む機会をいただきました。

今日はその中から心理検査業務の一部のお話です。

前職でたくさんの経験をさせていただいた心理検査が知能検査でした。聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。

知能検査とはその名の通り、知能を測定するものですが、知能が何なのかという点は、心理学的にも様々な理論が存在します。その点については今回は触れません。

日本の精神科医療で一般的に用いられる知能検査にはウェクスラー式とビネー式というものがあります。前者はWAISやWISCと呼ばれるもので、現在はⅣと呼ばれるバージョンが主に用いられます(WAISについてはⅢも現在よく利用されています)。ビネー式は田中ビネーⅤというものが主に用いられます。

知能検査が広く知られるようになったきっかけと呼んでよいかと思いますが、その一つが発達障害です。私が働き始めた10数年前はまだ、発達障害はあまり有名にはなっておりませんでした。ここ10年ほどで、一般にも広く知られるようになったと思います。

発達障害が徐々に浸透し始めたころから、発達障害は知能検査の結果に大きなばらつきが生じやすいという話がありました。知能検査というのは、いくつかの分野の能力の総体として知能指数という一つの数値を示します。そのいくつかの分野間に数字上の開きが生じるというものです。

確かに発達障害という方の中には数値のばらつきを示す方がいます。それが徐々に数値がばらつくと発達障害という逆の理解も浸透し始めてしまいました。発達障害であるかどうかは特徴が診断の基準を満たすだけ十分にあるかどうか、それによって生活上の支障があるかどうかという総合的な判断で診断されます。しかしいつのころからか知能検査は発達障害がわかる検査というようなイメージを強く持たれる検査になってしまいました。発達障害の診断をより強く補助できる検査は知能検査ではなく別にあります(ADI-Rと呼ばれる検査等)。しかしながら、日本の医療機関ではあまり利用されている検査ではありません。私自身もそのような検査を実施した経験はありません。

知能検査は発達障害の診断の補助にはなりますが、それを受けると診断がわかるというものでもありません。個人の得意なところ、苦手なところといったその人の特徴をより客観的に評価することができるという検査と考えるほうが適切であると思っています。診断の有無を明らかにする検査ではなく、個人をより理解するための検査といえるでしょう。

当クリニックではWAISやビネーと呼ばれる検査は行っておりません。当クリニックでは、発達障害の特徴を評価する簡易な心理検査と問診によって発達障害の可能性について評価する方法をとっております。知能検査による評価は行うことができませんが、発達障害の可能性については評価を行っておりますので、お悩みの方は医師にご相談ください。

今後もこれまで私が携わらせていただいきた業務について自己紹介を兼ねて書かせていただこうと思います。

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