今年の師走も半ば近くになって、気忙しくなってきました♪

2令和2年もあと、2週間と少々で暮れようとしております。本当に早いものです^^;;

ところで、今年の年末年始はどうお過ごしされる予定ですか?帰省や旅行などは、されませんか?

本当のことを言えば、もうコロナ規制に疲れて、馴れてしまった人が多くおられるかと存じます。

それはある意味、当然のことだと思います。

さすがに、疲れてきますよね(>_<)

しかし、繁華街でカラオケや居酒屋やバーなどで気勢を上げて、大声で盛り上がることには「なんだかなー」という印象です。

しかしながら、こんなに長い間、自粛要請が繰り返されると、段々、ありがた味がなくなってくることは、仕方ありません。でも、高齢者の方や慢性疾患のある方は、十分にお気をつけてくださいませ(*^-^*)

ではでは、今年初の冬将軍を歓迎しましょう^^;;

P.S.今年できなかったことより、できたことを大切に考えたいと思います^^そして、来年に出来ることは、もっと充実しているように祈りたいと思います(*^-^*)

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

Q&A:双極性感情障害の「うつ病相」を改善するために効果ある薬剤はありますか?

Q:双極性感情障害の「うつ病相」を改善するために効果ある薬剤はありますか?

A:結論から言えば、躁転しにくく、双極性感情障害のうつ症状に効果のある薬剤があります^^

双極性感情障害(躁うつ病)は、躁病相うつ病相を繰り返す精神疾患です。

おさらいになりますが、わかりやすく申し上げますと

【躁病相】は、気分が高揚して何でもできる万能感が出現することが多くあります。場合によっては莫大な浪費や喧嘩して周囲との人間関係にヒビが入ったりすることもあります。気分の高揚 行為心拍 多動多弁 注意の転導性が特徴的な症状として認められます。重症になると誇大妄想(無敵妄想)など代表的な症状が見られます。

【うつ病相】は、抑うつ気分 意欲低下 精神行動制止 不眠は出現します。重度になれば、微少貧困妄想(自分のせいで家族や知人に迷惑を掛け、結果的に貧困にさせてしまい申し訳ない)という妄想が生じます。希死念慮・自殺企図という症状が出現することもあります。

うつ病の患者様に関して以前は「こころの風邪」と言われた時期もありました。確かに抗うつ薬を中心とした薬物療法と支持的精神療法及び十分な休養でほとんど改善します^^

しかし、双極性感情障害の患者様は、なかなか治療が難しく、薬物療法も慎重に調整しなくてはならない場合があります。

気分に大きな波があり感情のコントロールができない方は

①気分安定薬(炭酸リチウム バルプロ酸ナトリウム カルバマゼピン ラモトリギン)を主剤として服薬をしていただく必要があります。

非常に躁状態が強い方鎮静が必要となります。鎮静作用の強いゾテピン レボメプロマジン スルトプリドなどの服薬も必要になることがあります。

それでは、そろそろ本日の本題に入らせていただきます^^

「A:結論から言えば、躁転しにくく、双極性感情障害のうつ症状に効果のある薬剤があります」を詳しく説明します。

(1)ルラシドン20~60㎎/日 

(2)クエチアピン(徐放剤)50~300㎎/日 

が有効だと言われております。

ただし(2)のクエチアピンは、持病で糖尿病をお持ちの方には禁忌ですので、処方することは出来ません。

以前は、双極性感情障害のうつ病相の方には、少量の抗うつ薬を使用していた時期もありました(現在でも行われております)。しかし数日、まれには半日で躁転(うつ病相から躁病相に変化)することが、しばしばありました。主治医は当然、驚くのですが、ご家族はもっとビックリされます^^;; もちろん、当時の指導医やご家族様から厳しいお叱りをお受けしたが、20年前は現実として、気分安定剤を主剤にしつつうつ症状と躁症状を、抗うつ薬と鎮静系の抗精神病薬で絶妙なバランスで釣り合わせることが、精神科医としての必要な技術の一つであった時期もありました。小生が研修医だった20年近く前の話になりますが、そんな時代でした^^

もちろん、双極性感情障害(躁うつ病)の治療には、各大学や学会や派閥により、百花繚乱な状況でした^^;;

P.S.小生が当時、双極性感情障害の治療について一番、ショックを受けたのは、当時すごく著名な先生からお聞きした「躁病相の人間より、うつ病相の方がずっとましだ」「躁病の患者は基本、薬を多めにして、うつ病相のままにしておきなさい」というお言葉でした(>_<)

すごく著名な先生でしたので、お話しできる機会をすごく楽しみにしておりました。著書も多く拝読して前日は徹夜で質問帳を作成したものです^^ しかしその一言ですっかり冷めてしまいました(/ω\)

あらかじめお断りしておきますが、当時はそれが一般的な時代でもありました。その著名な先生も、ご自身の臨床で苦悩の果てに至った境地を、小生のような若輩者に教えて下さったこと自体には非常に感謝しております。。。20年前(2000年)と現在の基準を比較して批判するのは、そもそも間違っていると思います。

しかしながら、もしあの時、その著名な先生が「自分の時代では、できなかったが、いずれそうでない時代が来ることに期待したい。諸君。頼むぞ!」と言ってくれたら、小生を含めて多くの同僚や先輩後輩医師の気持ちがどれだけ救われたのかな?とふと思う今日この頃であります(*^^*) しかしそれも含めて全てが人生勉強であり臨床研修だったのだと理解しております^^

現在は良い薬剤が増えて、非常に助かっております^^

当クリニックは、最新の医療知識を常にアップデートして、日々の臨床にお役立ちしていきたいと考えております(*^-^*)

ここからは追伸のさらに追伸となりますので、読み飛ばしていただいても構いませんが

【札幌ことにメンタルクリニック】は、来院される患者様も多くなってきまして、そろそろ精神科・心療内科医の増員を考えてます。

以前にもお話した通り、患者様に優しく接することができ、柔軟な対応することが出来る精神科・心療内科医師を切実に募集しております。

常勤・非常勤を問わず、精神科・心療内科臨床に熱意のある先生を大歓迎いたします^^ 更により良い医療を患者様にお届けできるように、どうかお力をお貸しくださいm(_ _)m 

ご興味をお持ちの方は、お気軽に、011-615-5562に「事務長の春名」までご連絡ください^^ 心からお待ち申し上げおります。

 

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札幌 精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

診察室にても、絵画を通じて四季の変化を感じていただければ幸いだと思っております。

当クリニックでは、2019年6月3日に開院した当初より、診察室には絵画を置いて参りました^^ 小生の故郷の島根県「宍道湖の夕陽」です^^

しかし、気が付けば1年以上同じ絵で、しかも秋の風景でした^^;;

今後は四季の変化を感じていただけるように四季の絵画を陳列いたします。受診される自患者様に季節感の移ろいを少しでもお届けしたいと思います^^

そのため、先週から思い切って診察室の絵画を変えました。シンプルな冬の絵です。絵のサイズが巨大になりましたが、あえて大雪がない山里の控えめなシンプルの「冬景色」にさせていただきました^^;;

小生は長時間、診察室にいますので、四季の移ろいを感じる機会が少なくなってきております。これは、絶対にいけない!(>_<)ということで、今後は診察室には四季の移ろいを感じられるように絵画を好感していきます(*^-^*)

P.S. 今年もクリスマスシーズンになったので、待合室に例年通り、クリスマスツリーを飾らせていただきました^^

近日中にも、新しい絵画の写メをご報告いたします^^

四季を感じながら診察が出来れば、誠に幸いだと思っております(*^^*)

P.S.遅くなりましたが、冬の絵画とクリスマスツリーの画像を添付しておきました^^

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

11月も後半になり、今年もあっという間に終わりそうです。

今年も早いもので、先週の3連休が終わり、11月もあっという間に今週末になりました。実質、あと1ヶ月で2020年も終わりそうですね^^;;

今年は「コロナで始まって、コロナで終る」1年になりそうな印象を受けております^^;;

ただし、まだまだ負けた訳ではありません。冷静に考えてみると楽しいことも割とありました^^

私事ですが、家にいる機会が増えたので、家族との交流時間が増えました。平成30年9月3日に「札幌ことにメンタルクリニック(旧前田神経クリニックを継承)」を開業してから、まさに仕事ばかりでしたので、ついつい不足していた家族や友人や知人との大切さを見直す良い機会になりました^^

世の中が悲観に満ちている時期こそ、普段からの自分自身の生き方や考え方が大切になると思いました^^;;

皆様も「ステイホーム」の悪さだけでなく、良さも探してみていただければ幸いだと思います(*^^*)

P.S.もうすっかり、クリスマスシーズンですね^^ 今年も当クリニックの慣例でクリスマスツリーを飾りたいと思います(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

新型コロナの第3波が北海道にも押し寄せてきています^^;;

札幌もいよいよ寒くなって参りました^^; 当クリニックも暖房を使用することが日常化してきました。日本全国はもちろんですが、道内でも新型コロナウイルスが猛威を振るってきております(/ω\) 第3波が押し寄せて来ています^^;;

あくまで私個人の考えですが予測より、新規感染者数はすこし多いという印象を受けております((+_+))

皆様もすでに十分に、ご理解されていると思いますが、もはや[with corona(コロナと共生せざるをえない)]時代です(>_<) コロナ対策とともに経済活動の両立をしていかなくてはなりません。過去の教訓から、まず3密を避けることが一番大切です。必要以上に恐怖心を煽ることや自粛の強要をすることは意味がありません。政府も自治体も、本心は自粛要請を出したいと思いますが、補償付きの対応は、残念ながらこれ以上難しいのが現実だと思います(/ω\)

先日、新聞で報道されましたことですが、アメリカの製薬会社でコロナウイルスのワクチン開発成功に、ある程度目途が立ったという記事が出ておりました^^

もし、そうであるならば、誠に喜ばしい限りです(*^^*)

最終的に、コロナワクチン開発とその普及が、世界規模で迅速に行われることを願いたいと思います。それが最も重要になると考えます^^

P.S. コロナに負けないコツは、何よりもまず「3密」を避けることです。これは日本が独自に詳細な統計を取り、きちんとしたエビデンス(証拠)のある情報です^^ 日本は世界でも立派な科学立国です(*^^*) 人の往来規制や外出自粛などは実は、そこまで効果が望めません。メディアでもあまり報道されておりませんが、優先順位として ①「3密」を避けること ②マスクをすること ③手洗いや手指消毒を徹底することにつきます。

それではコロナの第3波にも負けず、厳寒が到来する前に北国の晩秋の名残りを惜しみながら、心穏やかにお過ごしいただければ幸いであります(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

現代ストレス社会と自己防衛法(メンタルサバイバル)パート②

前回に続いて、現代のストレス社会と自己防衛法(メンタルサバイバル)part2

のお話をさせていただきます。

下記に記しますので、ご一読いただきたと思います(拝)

[1]まず自分自身を知ること(自分の性格・特性・人間関係・能力限界等)

[2]自分と他者を、客観的に冷静に分析すること(相手を徹底的に知ること。相手に負けている点 自分が優れている点 全て細かく客観的に洗い出します)

[3]まず負けないこと(勝つことは2の次3の次)で、とにかく徹底した防御を重視することが重要になります^^

この3点は、すでにご存知の方もおられるかも知れませんが、約2500年前の古代中華の春秋戦国時代に記された「孫子の兵法」から抽出した人間関係に関わる「自分を守るための基本中の基本法」であります^^;;

「戦わずして勝つ」「彼を知り己を知れば百戦殆からず」「風林火山」など耳にされたことはありませんか?これも全て「孫子の兵法」に出てくる格言です。

一旦、話をまとめます。

上記を踏まえて、私の言葉でわかりやすく申し上げると以下になります。

①「相手(職場の自分と合わない上司や同僚また他社のライバル、学校の先輩・同級生)と真正面から戦うのは、勝っても負けても疲弊するので極力避けること」

②「自分が不利な状況では戦いを避けて、自分と相手の力の差を十分に理解した上で、間違いなく負けないという確信が出来るまで準備を怠らないこと」

③「十分な準備が整い、一旦戦いを始めると決めたならば、風のように素早く攻める 林のように静かに行動する 火のように猛然と攻める 戦いが始まったら覚悟を決めて山のように動揺しない」という(風林火山)の考え方です。2500年前の書物ですが、現代のビジネス・軍事・情報でも幅広く応用が利くので全世界で現在でもバリバリの第一線級で使用させ続けております^^;;

 ※誤解がないように申し上げますが「孫子の兵法」は、兵法など物騒な言葉が付いていますが、本来は、弱者がどうすれば自分よりも強い相手に最大限、傷つけられなく防御しきるか(戦わなくて済むか)を最も重要視しております^^;; 上級編はさすがに、もうちょっと実戦的で物騒な内容も出てきますが、基本は「立場が弱い人間がどうすれば自分より立場に強い人間いいかにして負けないか」を2500年前に真摯に考えてわかり易く記しているところに深い感銘を受けます^^ 孫武と孫濱の合作だと言われております。

ちょこっと小噺になりますが、日本には古代の遣唐使・遣隋使にて伝わったと言われております^^ 大江広元(源頼朝の側近、鎌倉幕府開府の功労者の1人。後に毛利氏と変名して、子孫が安芸国:広島県北部に土着して毛利元就等が有名です(*^^*)余すことなく先祖伝来の「孫子の兵法」を活用して1代で大大名になった戦国武将です。

「風林火山」は甲斐源氏(山梨県)の武田信玄の旗印です^^越後(新潟)の有力武将である上杉謙信とも、互角の戦いを繰り広げた戦国の覇者です^^

話を毛利元就に戻しますが、元就の孫である毛利輝元が徳川家康と関ヶ原の戦いで大負けして、領土が大幅に減らされましたが、毛利家は応仁の乱・戦国時代や幕末の明治維新にひたすら致命傷を負わない範囲で逃げ延びて、その上で小さな勝利を一歩一歩、積み重ねる戦略を何百年に渡って実行してきました。それ故、明治維新の立役者になり得たことも重要だと思います。

西洋になりますが、無敵将軍フランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(ナポレオン1世)が「孫子の兵法」の愛読者だったことは非常に有名です^^;

一方、第一次世界大戦で敗北したドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム2世はオランダ亡命後に「20年前(戦前)に孫子の兵法を読んでいれば、あんな負け方はしなかった」と終生、悔しんだという後日談がありますが、それについては、なんだかな~と思います(>_<)

今までお話してきました様に、現代はまさにストレス社会です(/ω\) しかし、有史以前から人間のストレスの本質は全く変わらないと思います^^ 「とにかく負けないこと」が何より重要だと思います。勝つことは2の次です^^

現代のストレス社会と自己防衛法(メンタルサバイバル)は、先人の知恵を借りることで解決策が見えてきます。歴史から学ぶことは非常に重要だと思ております(*^-^*)

現実は決して甘くありませんが、私個人的にですが、もっと心穏やかに皆様がストレスなく笑って暮らせる社会になってもらいたいと思っております^^

今後も、時々ですが歴史談義も踏まえて、精神科・心療内科・カウンセリングなどにお役に立つことがあれば、お話させていただきたいと思います(*^^*)

P.S.今年もあと1ヶ月と20日を切ってきました 自分らしく自分のペースで、どうか悔いのない2020年をお過ごしくださいませ(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

札幌もいよいよ、粉雪が舞う季節となってきました^^♪

今年もいよいよ晩秋になり、札幌市内でも粉雪が舞う季節となって参りました♪

冬到来と言えば、私の愛車のタイヤ交換もちょっと前に終りましたが、2004年製のセミクラシックカー(オンボロ車)です(/ω\)

逆輸入車ですが、国内での売れ行きが非常に芳しくなく当時、わずか3年程度で、すでに新車は発売終了になった悲運の自動車です( ;´Д`) そのため仕方ないので4年落ち45000㎞走行の中古車を購入しました^^ あれから12年経過しましたが現在、走行距離が77000㎞です^^;;

12年間で合計32000㎞、つまり年間2600㎞しか運転しておりませんでした(>_<)

正直、私は車にほとんど興味がありません。単なる移動手段としか考えておりません。車道楽な人が羨ましいさえ思います^^;

(乗ってないので)故障は全くありませんが老朽化は否めません、16年経過して、そろそろ買い替えを検討しております(*^^*)

国産車で5ナンバー(普通小型車)の雪国に強いSUV仕様の4WDを考えております^^

私は人生で新車というものを買った経験がないので、次こそは新車を買ってみたいという「20歳代のようなワクワク感」はありますが、私自身、呆れるほど物欲がないので、きっと面倒臭くなり、国産の3年落ち中古車を知り合い(車検や修理をお願いしている業者さん)から、譲ってもらうことになりそうな予感がしています(;^ω^)

衣服も同様ですが、この1年間に買った衣服は、①洋服の青山で購入したトレンチコート1着 ②イオン琴似店買った暖かいマフラー1枚 ③ABCマートで買った滑り止め靴の冬靴です(/ω\) 2~3年前にユニクロで大量に買った衣服で、まだまだ満ち足りております(*^^*)

yただし白衣・ワイシャツ・ネクタイやスタッフのユニフォームについては高頻度でクリーニングしております。ですので清潔感については何卒ご安心ください(*^^*) 私のみならず、スタッフにも徹底しております^^

それでは、いよいよ到来した2020年11月もお元気でお過ごしください^^

P.S.いつもいつも、私が書いたブログをご拝読いただきまして誠にありがとうございます。

至らぬ点も多々あると思いますが、細々と連載を続けていきたいと思います(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月も本日で最終日となり、今夜はハロウィンです♪

皆様、今月もお疲れ様でした。あっという間に10月も終わりとなりました^^;;

今後は晩秋を惜しみつつ、冬の到来に備えることが重要となります。

ところで本日はハッピーハロウィンです^^ 日本でもそろそろ若い世代の方を中心にすっかり定着してきました。個人的には楽しいイベントが増えることは非常に良いことだと思います(*^^*)

本日、2020年10月31日は土曜日なのでハロウィンパーティーを楽しまれている方もおられるかと思います。元々は古代ケルト人(特にアイルランド地方)の重要なお祭りから発展したと言われております、わかり易く言えば「収穫祭」「お盆」「大晦日」が重なったイメージのようですね(^-^;「1年の終わりの日に今年の収穫への感謝と、ご先祖様が戻ってくる日」というところでしょうか?^^

本日、コロナの新規感染者が道内で81人確認されました、最多記録です。いよいよ北海道も第3波が来ておりますが、過去の経験から学んだ教訓は非常に大きいものがあります。マスク・手洗い・アルコール消毒の徹底と3密を避けるを軸に、個々人が「当たり前のことを当たり前」に行っていただければ、必ず乗り越えられる課題だと思います^^

当クリニックは、以前にお話したコロナウイルスを十分にシャットアウトできる最新型の高性能空気清浄機を増設しました。そのため待合室は5~8分程度で完全に清浄されます。診察室はもっと強力で5分以内で清浄できるように配置しております^^ 長期間かけて対策を万全にしてきましたので、ご安心し受診いただけます^^

来院の際には、エントランス(自動ドアの入口)にアルコール消毒液を常備しておりますので、必ずご使用をお願いします(*^-^*)

P.S.明日から11月になりますが皆様、過行く晩秋をお楽しみくださいませ^^

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院長 阿部 多樹夫

 

現代のストレス社会と自己防衛法(メンタルサバイバル)パート①

日々の生活は楽しいこともありますが、その反面、辛いことやしんどいことも非常に多くありますね^^;;

人生それぞれの時期(小学校 中学校 高校 大学 社会人 退職後 老年期)で、様々なライフイベント(人生の節目)があります。その都度、悩みは尽きません^^;;

現代の日本は、ただでさえ、他の欧米などの先進国に比べてストレス社会だと言われています。先程お話した人生それぞれの時期、特にお仕事をされている方は、非常に多くのストレスに晒されていると思います。不運なことに今年初旬に新型コロナウイルスが蔓延してから、更に一層、社会構造が悪い方向に歪みました(/ω\)

倒産・人員整理・解雇など、悲しいことが現実問題となっております。

そのような際には、人間模様が浮き彫りになることが多くあります^^;;

私自身は基本的に性善説でありたいと考えておりますが、とても残念なことですが日常診察の中で当クリニックを受診される患者様の中に、非常に悲惨な状況に遭っておられる方をしばしば目にすることがあります。例としてパワハラやセクハラであったり、イジメや理不尽な左遷、残業や飲み会参加の強要などが挙げられます。

一生懸命頑張っているのに、周囲から評価されず、報われず悲しい思いばかりしていると感している方は、多くおられると思います。

その際の過程をまとめますと、

①希望をもって頑張る➔②報われない気持ち➔③更に努力する➔④それでも評価されない➔⑤更に更に努力する➔⑥それでもほとんど評価されない・理不尽な扱いを受ける➔⑦限界を感じる➔当初の希望も忠誠心も徐々に失って自身の心も荒んでいく➔⑧職場に行きたくなくなる➔⑨それでも義務感で職場に行く➔⑩職場で居場所がなく感じる➔⑪本当の限界➔⑫仕事に行けなくなるという経過の方が非常に多くおられるのではないでしょうか?

まさに現代の社会のストレス構造ですね^^;;

これは新入社員だけでなく中間管理職や上級管理職まで全て共通した永遠の悩みだと思います(/ω\)

そのような現代のストレス社会から自分自身の精神衛生を守り抜く自己防衛法(メンタルサバイバル)が非常に重要になってくると思います。

そのため、最も大切なことは、次の3点です。

①まず自分自身の限界を知ることです^^

自分の性格や特性・得意不得意分野・考え方のクセ・嗜癖・ストレス耐性度=忍耐限度・自身の能力等など全て含めてです。実は他者の長所や短所を知ることはそんなに難易度が高くありません。何故なら自分と違う個性だからです^^;;敏感に察知できます。

しかしその反面、自分自身のことを心身共にしっかりと隅々まで理解している方は驚くほど少ない印象を受けます^^;;

②自分と他者を、客観的な第3者的な視線から冷静に分析してみましょう^^

多くの場合「自己肥大タイプ=他者否定型」「自己否定タイプ=他者肯定型」「他者依存タイプ=自己不全型」の3パターンに分かれることが多いですが、最も最適なのは「自己中庸タイプ=自己自律型」だと思います^^

その他、希に「自己破滅型」「他者破滅型」の方もおられますが、そのタイプの方は、日々の心のご苦労が絶えないと思います。。

ご自身がどのタイプに当てはまるか、ご自身で考えてみてください(*^^*)

③まず負けないこと(勝つことは2の次、3の次)を目指しましょう^^

 

まずは、この3点が基本となります。自己防衛(メンタルサバイバル)について、更にもう少しお伝えしたい思いますので、次回に延長してお話しをいたしたいと思います。宜しくお願いします^^

P.S.皆さんが、こころ穏やかに、お過しできるお手伝いを続けていきたいと思っております(*^-^*)

まずは、現代のストレス社会と精神衛生上面で自己防衛(メンタルサバイバル)について少しだけお話させていただきました^^

次回は、上記[1][2][3]について、もう少し詳しくお話したいと思います(*^-^*)

 

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院長 阿部 多樹夫

 

 

こんばんは。いよいよ10月も後半となってまいりました^^

いよいよ令和2年10月も後半となってきました。冬の足音が聴こえる季節となってきましたね^^;;

ほんのちょっと前まで残暑でしたが、朝晩すっかり冷え込んできました^^

自宅から当クリニック(札幌ことにメンタルクリニック)までの道すがら、市内でも紅葉が進んできました^^ 落ち葉を見るにつけ、これから長い長い冬が始まるのかと思うと正直、少しですが気が滅入ってきます(>_<)

北海道も不気味に、新型コロナが再燃してきておりますので、更に嫌な気持ちになります(/ω\)

以前にもお話しましたが、北国は秋冬にかけて一気に日照時間が減ってきます。そのために「季節性うつ 冬季型うつ」という方は非常に多くおられます。

そのため、今年も後半から精神症状が悪化しないように、ご注意をお願いしたいと思います^^

皆様がこころ穏やかに、お過ごしていただきたいと願っております(*^^*)

P.S.当クリニックで今年に準備したインフルエンザ予防接種ワクチンは、本日をもって110人分全て終了しました。

誠に申し訳ありませんが、ご了承くださいませ m(_ _)m

来年度は、更に地域医療に貢献できるように致したいと考えております(^◇^)

 

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院長 阿部 多樹夫