Q&A 心療内科・精神科を始めます(^^♪

皆様に、心療内科・精神科の疾患について、ご理解いただけるように、小生なりに、ブログでお話させていただいて参りました^^;

これからはQ&A方式で、もっともっと身近で、分かりやすく、ご説明していきたいと思います(*^^*)

あるある質問に、ご返答するかたちで、お話させていただくつもりです^^

宜しくお願いしますm(_  _)m

次回のブログになりますが、第1回目のQ&Aは「こころの悩みを相談をするのは、心療内科?精神科?神経内科?」について、お答えしたいと思います。

 

冬将軍が到来しましたが、冬の晴れた日は、本当に澄み通って奇麗な夜空ですね^^

冬の大三角形(プロキオン ベテルギウス シリウス)がきれいに見える季節になりました。

 

札幌市西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

双極性感情障害(躁うつ病)について③

双極性感情障害は、治療を中断すると、再発しやすい疾患です。

治療を怠っていると、再発を繰り返します。繰り返すたびに、調子のよい時期(寛解期)が短くなってきます。徐々に間隔が短くなると、最後は急速交代型(ラピッドサイクラー)といわれる1年のうちに4回以上、躁状態とうつ状態を繰り返すまでに悪化していきます。そうなると、日常生活が成立しなくなります。

最後には、仕事・家族・社会的信用・友人・財産・生命など、大切なものを失ってしまう可能性もあります。

【治療のポイント2】

●まず、早期発見 早期治療が重要です。

●自身の疾患を受け入れて、正しい治療法を理解した上で、治療を開始することが、何より大切となります。

●治療を開始して、症状が一旦、落ち着いてきたからといって、服薬を中止したり、薬の量を自己調整したりすると再発の危険が高まります。処方された薬をきちんと服用しましょう。飲み忘れにも注意してください。副作用が気になる場合は遠慮なく主治医に相談することをお勧めします。

●規則正しい生活をしましょう。過労や睡眠不足などは再発するきっかけとなり得ます。

●自分一人では、治療を継続していくのが困難な場合もあります。ご家族や職場の上司や仲間にも、双極性障害について理解してもらい、薬の飲み忘れを指摘してもらったり、再発のサインがあれば注意してもらえる環境を整えることも大切です。

●高血圧症や糖尿病の治療と同様に、双極性感情障害の治療でも服薬の継続がとても重要となります。

 

しっかりと治療を継続し、周囲からのサポートや協力を得て、無理なくマイペースで過ごすことによって、安定して生活を送ることができるようになります。

以上、双極性感情障害について、お話いたしました。

最後まで、聞いてくださり、ありがとうございました(*^^*)

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心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

忠臣蔵(時代劇)ファンです♪

元禄15年(1702年)12月14日は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りして、主君、浅野内匠頭の仇討ちをした日です。

私が子供の頃、毎年のように、この時期にTVで放映されてました。

最近は、忠臣蔵をご存じない世代も増えているのかも知れません^^;

もう他界しましたが、私の父も祖父も時代劇が大好きだったので、家族で一緒に年末に、見ていた懐かしい記憶があります。

浅野家と吉良家どちらが正しかったか賛否両論は現在まで続いてますが、その当時、江戸市民は、大石内蔵助はじめ47士を熱烈に支持したのは事実のようです。

歴史談義やことの善悪を論じるつもりは毛頭ありませんが、2012年ごろに、両家に関係ある人々が、お互いに和解して握手をされたという記事を読んで、感激しました。

人はいつまでも、憎しみ合ったり、罵り合っていては、決して前に進めません。どこかで妥協点を探して、お互いに認め合い、共存する道を探す必要があると思います。

私にとって、忠臣蔵は、そういう教訓を与えてくれた時代劇です(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

双極性感情障害(躁うつ病)について②

前回、双極性感情障害について

(1)双極性感情障害とうつ病の違い

(2)双極性感情障害には、Ⅰ型とⅡ型があることをご説明しました。

うつ病と双極性感情障害は、しっかりと区別する必要があります。何故なら、治療法が全く違ってくるからです。

 

【治療のポイント】うつ病の患者さんには、抗うつ薬を中心とした薬物療法を行いますが、双極性感情障害の方に抗うつ薬を処方することは非常に慎重を期する必要があります。それは、抗うつ薬を使用すると躁転(うつ状態から躁状態に急に転じること)する場合が多々あるからです。

そのため、双極性感情障害の治療は、第一選択薬として、バルプロ酸ナトリウム 炭酸リチウム カルバマゼピン ラモトリギンなど気分安定薬を処方することが一般的です。

●躁症状が強い場合には、必要によって抗精神病薬を併用する場合があります。

●うつ症状が強い場合は、先ほど申し上げましたように躁転に気を付けて、慎重に少量の抗うつ薬を使う場合もあります。

●どちらの病相にも共通する症状として不眠が挙げられます。そのため、不眠の治療も同時に行います。

●うつ病の症状で受診にこられた患者さんの中で、実は双極性感情障害だったケースが15%前後あると言われてます。的確な診断のために、過去に躁状態を呈したことがある場合は、主治医にその旨を、きちんとお伝えください。

 

それでは、次回、最終の3回目に続きます。

本日から、雪が本格的に積もってきました^^

路面が滑りやすくなっておりますので、転倒して怪我などされないようにお気をつけ下さい(*^_^*)

 

 

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

大通公園のイルミネーション♪

昨日5日に、かでる27で行われました講習会の帰りに、足早に地下鉄駅に向かって大通公園付近を歩いていました。その時に、あまりにも美しい夜景でしたので、思わず撮影してきました^^

少しづつインフルエンザに罹る方もいらっしゃると聞いております。

手洗い うがい マスクなどで予防をしてください(*^-^*)

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院長 阿部 多樹夫

 

双極性感情障害(躁うつ病)について①

今回は、双極性感情障害(躁うつ病:以下 双極性感情障害とのみ記載について3回に分けて、お話させていただきたいと思います。

双極性感情障害は文字通り、気分が高くなった状態である「躁」と気分が沈んでしまった状態である「うつ」を繰り返す脳の疾患です。性格や心理的な問題でなるのではありません。

双極性感情障害は人口の1%くらいにみられ、男女差はありません。誰にでも起こりえる疾患です。

うつ病はうつ症状(気分の沈み 意欲低下 疲れやすい 不眠 死にたい気持ちになる等)のみが出現します。

双極性感情障害では躁症状(気分が高まって、元気が出てくる 何でもできると自信に満ち溢れてくる おしゃべりになる 寝なくても平気になる 怒りっぽく攻撃的になる等)とうつ症状の両方を繰り返し認めることが特徴となります。場合によっては、躁症状とうつ症状が交じり合った躁うつ混合状態となることもあります。

 

 

双極性感情障害には、日常生活に支障が生じる強い躁状態とうつ状態がみられる双極Ⅰ型と、日常生活には支障が生じない軽度な躁状態(軽躁状態)とうつ状態がみられる双極Ⅱ型があります。

 

今回は、ここまでとさせていただきます。

次回は、双極性感情障害の2回目を、お話させていただきます。

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心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

 

当クリニックに、クリスマスツリーが来ました

当クリニックでは、来院される患者様に、少しでも季節を感じていただきたいと思い、クリスマスツリーを飾っております。

来院の折に、見ていただければうれしいです(#^.^#)

次回は、双極性障害についてお話したいと思います。

 

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院長 阿部 多樹夫

 

統合失調症について③

統合失調症は薬物療法を行うと一旦、症状が良くなります。しかし、症状が良くなったからと言って、自分で服薬を中止すると、再発の危険が高まります。また再発を繰り返すと症状が強くなり、治りにくくなります。お薬は再発を予防する効果もありますので、服薬を続けていただくことが非常に重要となります。

分かりやすい例でいいますと、高血圧症の患者さんが、降圧薬(血圧を下げる薬)を服用すると血圧は一旦、正常まで下がります。しかし、お薬を中断すると、また元の高血圧に戻ってしまいます。それを放置すると、いずれ、心筋梗塞や脳卒中といった深刻な事態になります。まさに同じものと考えてください。

「一病息災」の言葉通り、きちんと服薬を継続すれば(一部の例外を除いて)そうそう悪くなることはありません。普通に仕事や日常生活も送れますので、ご安心ください^^

あとは過度なストレスを避けて、睡眠や休息を十分にとり、規則正しい生活を送っていただければ、更に再発のリスクが少なくなります。

 

明日から12月になります。早いもので今年も残り1か月となりましたね^^;

季節柄、忙しくなると思いますが、良い新年を迎えられるように、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしております(*^^*)

札幌市西区 琴似 二十四軒

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院長  阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

札幌は住環境が良いです^^

札幌市は、全国で5番目の人口を有する都市です。北緯上では世界で、珍しい大都市です。長い冬もありますが、四季がはっきりしていて、すごく過ごしやすいですね(*^^*)

秋を惜しむ気持ちもありますが、これから来る長い冬を楽しみたいと思います^^

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

統合失調症について②

統合失調症について、第2回目のお話をいたします。

陽性症状は、誰が見ても明らかに分かるような症状であり、幻聴(誰もいないのに命令調の声や悪口が聞こえる) 妄想(誰かに見張られている 監視されている 悪口を言われている) 興奮 思考障害(思考が混乱して、全体的に思考のまとまりが悪くなります。具体的には、会話に一貫性がなくなり、話している内容が理解できにくくなることもあります)などが挙げられます。

陰性症状感情の平板化(喜怒哀楽全てにおいて希薄化して、他者との感情の接触が浅くなります)自発性低下(自発的に、何かをしようとする意欲がなくなり、何事も長続きできなくなります) 無為自閉(日常生活で面倒くさがることが多くなり、誰とも接することも嫌がるようになります。例として、身だしなみを気にすることもなくなり、入浴・掃除もしなくなります)

 

治療:統合失調症の治療の中心となるお薬を「抗精神病薬」といいます。症状の改善や再発の予防に大きな力を発揮します。抗精神病薬は、定型抗精神病薬(旧型)非定型抗精神病薬(新型)に分けられます。定型抗精神病薬も、まだまだ治療に有効なことがありますし、非定型抗精神病薬では効果が乏しい部分に、定型薬が有用なことも沢山あります。

非定型抗精神病薬は陽性症状に加えて陰性症状や認知機能障害に対する効果も期待できます。最近では、まずは、第一選択薬として、非定型抗精神病薬から開始することが一般的であります。

結論から申し上げますと、まずは非定型薬である(リスペリドン クエチアピン ペロスピロン オランザピン アリピプラゾール ブロナンセリン クロザピン パリペリドン アセナピン ブレクスピプラゾール)を使用します。その上で、どうしてもコントロールが難しい場合には、部分的に定型薬で調整を行います。

 

今回は、ここまでとさせて頂きます。

 

本日は、冷えましたが天気も良く、最後の秋の日であった気がしました^^

午後から休診日だったので、また琴似神社に参拝してきました。皆様が(悩みや不安感 憎しみ 悲しみなど、マイナスな感情から少しでも)心穏やかに平和で幸せな気持ちで過ごせるように、お祈りしてきました^^

明日からいよいよ冬が来そうなので、ご自愛くださいませ(*^-^*)

 

札幌市西区 琴似・二十四軒

心療内科・精神科

院長 阿部 多樹夫