当クリニックの心理療法に関するお知らせ

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です。

当クリニックで行っている心理療法についてお知らせいたします。

これまで、当クリニックでは火曜日午前、水曜日、金曜午後、第2、4土曜日に心理療法を行ってまいりました。

令和3年3月1日より、下記の日程に変更いたします。

 月曜から土曜の午前診療内(9時30分から13時00分)

 火曜・木曜・金曜の15時00分から18時30分

なお、水曜日は女性心理師、その他は男性心理師が担当となります。

 

当クリニックでは、心理療法は薬物療法と併用して行うことを基本としております。完全予約制であること、1回30分を目安としていただくことはこれまでと同様となっております。

また、カウンセリングのみの受診、他の病院やクリニックに通院中で、カウンセリングのみを受けたいといったご要望にも、申し訳ありませんが、対応いたしておりません。当クリニックに通院中の方のみを対象としております。

今後も、患者様の症状の改善にできる限り寄与できるよう努力していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

札幌 心理検査 心理療法(カウンセリング)

精神科 心療内科 札幌ことにメンタルクリニック

公認心理師 春名大輔

 

 

本を買うと学んだ気になってしまうのは私だけではないはず

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です

連日、寒暖差が大きく、大雪や路面の凍結などまだまだ冬の悩みが続く日々ですね。徐々に、新型ウイルスの感染者は減少しているようですが、まだまだいつもの日常とは遠い生活となっていますね。

そのような中、先日久しぶりに本屋さんに行き、専門書を眺めて来ました。コロナ渦ということもあり、普段はネットで書籍も購入しておりましたが、中身を読むことができないまま購入することになるので、内容は届いてからのお楽しみということになってしまいます。また、普段から好む読み物は漫画であるため、大規模な書店に足を運ぶ必要はありません。そのため、大型書店から足が遠のいておりました。

大型書店であればおおよその書籍が揃っています。出版されている本を眺めていると、精神医学や心理学での最近のトレンドも少しだけわかります。ここ数年で言えば、何と言っても発達障害に関連する書籍が相当数増えたと思います。

私がこの仕事を初めた頃、今から10数年前は、発達障害というものは子どもの障害で、扱っている書籍もわずかで、扱っていたとしても内容は子どものことについてでした。あれから、徐々に大人の発達障害が注目されるようになり、現在は多くの書籍が出版されています。発達障害の方々が苦手とされる分野(コミュニケーションや物、時間の管理など)について、日常的な工夫を紹介するようなHot To本もたくさん出版されるようになっています。

その他、個人的に感じた変化として、幅広く一般の人向けにも書かれている本が増えた印象でした。ただ、この点については、利用した書店の並べ方の問題であるかもしれませんが。以前であれば、専門書コーナーであるためか、だいたい手に取る本のほとんどが、書籍としては高額なものばかりでした。しかし、今では、高額な書籍だけでなく、より一般的な金額の書籍も増えたように感じられました。

私も心理療法の中で、書籍を参考にすることを推奨することがあります。書籍を通して学ぶことで日常生活をより良くするためのヒントが得られることが多々あります。そして、昔に比べると、参考になりそうで、お求めやすい書籍が増えているように思います。みなさんも機会があれば、一度手にとってみていただいきたいと思います。

補足ですが、自分が参考としている書籍がより専門的なものか、それとも著者の意見が中心であるか見極めるポイントとして、書籍を参考にする場合には、引用文献が記載されていること、索引が設けられているなどがあります。引用文献や索引があることはより専門的な書籍と言えるでしょう。

久しぶりに実際に手に取り、吟味して書籍を購入しました。これからの業務に役立てられるとよいなと考えています。そのためには、まずは読まないといけません。漫画を読む時間を減らし、専門書を読む時間を作らなければなりません。本を購入すると、それだけで学んだような気になってしまうところがあります。きっと私だけではないはず・・・。読み進めて行きたいと考えております。

札幌 西区 琴似

精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

考えないようにする、があまり上手くいかないわけ

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です

大きなことから、小さなことまで、私達は日々何かしら悩むことがあるものです。時には、考えても仕方の無いこともあれば、考えたくないのに頭に浮かんでしまうこともあるでしょう。悩んでしまうことに悩まされていると感じることもあるかもしれません。

そのような場合、時に「考えないようにしよう」と自分に言い聞かせるという対応でなんとか乗り切ろうとすることがあります。これは、全くとは言いませんが、思いの外上手くいかないことが多いと感じることはないでしょうか。

 

心理学では、「思考抑制」と呼ばれ、知られているのが、いわゆるこの「考えないようにする」という対処です。この思考抑制という対処は、考えたくない事柄を意識的に避けるということをするため、逆説的に言えば、考えたくない事柄がずっと頭の中に残ってしまうということが起きてしまいます。

なので、考えたくないのに、考え続けてしまうということが生じるとされています。

では、どのような対処にすればよいのかというと、「考えないようにする」のではなく、「別なことを考える」という対処にすることが推奨されています。別なこととは、実際何でもよいのです。どんな別なことを考えようか考えるだけで、すでに別なことを考えていることになります。

これを繰り返すほうが、考えたくないことを考えないです済む時間を増やすことができます。

考えなように努力するよりも、別なことを考える努力する方が、上手くいきやすいでしょう。みなさまも、ぜひ試してみてください。

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札幌 西区 琴似

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公認心理師 課長 春名大輔