三浦メンタルクリニック 三浦 彌先生が永眠されました。

久々にブログを書きます。

三浦メンタルクリニックの三浦彌先生が2022年8月31日に永眠されました。

永年に渡り、札幌市西区を中心に精神医療に多大な貢献をされてきた大先輩でした。計り知れない損失であり、非常に悔やまれます。

2018年に私が開業をする直前に、ご挨拶に伺ったことがありました。ご多忙にも関わらず、長時間、気さくに開業医としての心構えや患者さんとの接し方など様々な貴重なアドバイスを教えていただきました。開業後も何かと親切にしていただいて、デイケアに患者様をご紹介しても快くお受けくださいました。

その後も、毎年の年賀状とお盆と年末のお中元とお歳暮も忘れずに、お互い遣り取りさせて頂いていました。

本日9月3日に、お通夜があり、私も斎場に参列してお焼香をさせていただきました。最後にお顔も拝見しましたが、眠っておられるように安らかで穏やな表情でした。

私個人としては寂しくて堪えきれませんが、まずは心から哀悼の意を申し上げます。長い長い間、他人には決して理解できないくらいの重責を背負われてこられたことだと思います。大変にお疲れ様でした。これからは重荷を降ろされて、ごゆっくりとお休みください。。。

 

札幌市 西区 琴似

医療法人道樹会 札幌ことにメンタルクリニック

阿部 多樹夫(拝)

当クリニックの開院3周年の御礼

おかげさまで、当クリニックは本日で、開院3周年を迎えることになりました。

非才な私ですが、皆様のお陰で、何とか3周年を迎えることが出来ました。ご支援いただきました皆様に、まずは心から感謝と御礼を申し上げます。

「患者様に、より良い精神科・心療内科の医療を提供していきたい」という気持ちだけで、ひたすら駆け抜けてきた3年間でした。気が付けば、あっという間でした。

来院される患者様には、私なりに精一杯、お力になれるように努めてきたつもりですが、時には私の空回りで、良かれと思って行ったことが裏面に出てしまったり、うっかりミスでご迷惑をお掛けしたことも多々あったかと思います。その方々には、ご期待に添えず誠に申し訳ありませんでした。この場をお借りして、お詫びを申し上げます。

明日からも、私なりにですが、毎日毎日を大切にして、持続的な情熱と使命感を持って「札幌ことにメンタルクリニック」の院長として、日々の臨床に精進していきたいと考えております。

P.S.この3年間に、世界情勢も目まぐるしく変化しました。皆様もご承知の通り、新型コロナウイルス問題、ウクライナへのロシアの侵攻など3年前には、全く予想もできなかったことが次々と起こりました。まだ、未解決な大きな問題です。皆が安心して、平和に暮らせる時代が早く来て欲しいものです。

 

 

 

札幌市 西区 琴似

精神科 心療内科

院長 阿部 多樹夫

 

東日本大震災から11年が経過しました。

凄まじい被害をもたらした東日本大震災から、2022年3月11日でちょうど11年が経過しました。

以前にも当ブログに記載しましたが、当時、五稜会病院に勤務しておりましたが、札幌市医師会からの要請もあり、その時一緒に勤務していた現在の当クリニックの春名事務長と2人で復興のボランティアの一環として、被災後のメンタルヘルスのケアをお手伝いに行ってきました。

現地の被害の惨状を目の当たりにして、言葉を失いましたが、少しでも被災された方の心のケアに貢献できるように、連日、公民館や出来たばかりの仮設住宅を駆けずり回っていました。

具体的には、認知行動療法的なアプローチへの手引やカウンセリング・震災後にトラウマを受けた子供たち大人に対して大人たちの接し方などについて、お話してきました。

本来ならば、ちょうど10年後である2021年に復興した街の状況を見に行くと固く心に誓いましたが、コロナのため緊急事態宣言下でしたので、非常に残念ながら断念せざるを得ませんでした。

そのため、今年こそ復興の姿を、この瞼で直接確認しに行きたいと強く考えております。

P.S.このような状況下で、更にロシアによるウクライナ侵略が深刻化しております。世界中がコロナで苦しんでいる最中、更に人災である戦争の苦しみまで拡散されるとは、あまりにも残念で仕方ありません。一刻も早く、平和が訪れてくれることを切に願っております。

 

クリニックのロゴ札幌市 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック 院長 阿部 多樹夫

2022年の初詣に行って来ました。

少し遅くなりましたが、昨日、2022年1月10日に初詣に行って参りました^^

今年も当クリニックに通院されている患者さんの心身ともの健康と、スタッフや普段からお世話になっている方々、皆様にとって良い1年でありますようにお祈りしてきました^^

諏訪神社様と琴似神社様にお参りしてきました^^

私も、おみくじも引きましたが、小吉でした(*^^*) 平々凡々の私らしいクジ運だと妙に納得しました^^;;

今年もいよいよ本格的に始動しますので、自然体で焦らずじっくりと、1年を過ごしていきたいと思います。

 

札幌市 西区 琴似

心療内科 精神科

医療法人道樹会 札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

クリニックのロゴ

 

 

いよいよ2021年も12月になって参りました

いよいよ2021年も12月になって参りました^^

そのため、あっという間に寒くなってまいりました。

まずはコロナウイルスが日本中で減少していることは、誠に嬉しい限りです。実際は、デルタ株が明らかに衰えを見せてきましたので少し安心しておりました。

しかし、悲しいもので、世の中なかなか上手くいきません(/ω\)

次は、オミクロン変異株が海外で猛威を振るい始めております;;;

岸田総理が今度こそ水際対策を死守する意気込みなのは、高く評価します。

しかし、ウイルスは人だけではなく物にも付いてくるので、輸入品のウイルスチェックの厳格化もしていただきたいと、思います。きっと難しいでしょうけれども…

来年早々に、オミクロン変異株が本邦で猛威を振るわないことを切に願っております(*^-^*)

 

 

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札幌 西区 琴似

精神科 心療内科

医療法人道樹会 札幌ことにメンタルクリニック

院長・理事長 阿部 多樹夫

 

 

来院される患者様が多くなったため、お待ち時間のお詫び。

札幌ことにメンタルクリニックの院長の阿部です。

最近、来院される患者様が多くなったため、お待ち時間が必然的に増えてきております。誠に申し訳ありません m(_ _)m

混雑する理由を具体的にお話します。

①予約外の患者様が急に不調になられて当日、急に来院される場合(救急車も受け入れしてます)

②予約内ても、ご本人以外でご家族がIC(インフォームドコンセント:説明とご理解)を求められる場合は長くなる傾向があります。

ほとんど、この2つのケースで予測外にお待たせしてしまいます。

お待たせすることは院長として、非常に心苦しい限りです。。。誠に申し訳ありません m(_ _)m

しかし、もしご自身が①②の状況になった場合、対応してくれない医師や病院に対して、どう思われますか?

あくまで私個人的な意見になりますが、私ならば、非常にガッカリします(/ω\)『忙しいけれども急な受診・相談にも柔軟に対応してくれる医療機関を信頼します^^』

何が正解なのか、小生もまだまだ、試行錯誤しておりますが、札幌ことにメンタルクリニックは、今まで通りのスタンスでさせていただきたいと思います(*^-^*) ただし、お持ち願う場合がありますので、何卒、ご了承ください。

そのため、臨床心理師も常勤1名(男性)・非常勤1名(女性)もいますので、お気軽にご相談ください^^

まだまだ発展途上の段階だと思っておりますので、いつでも、忌憚のないご意見をいただければ幸いであります^^

P.S.更に,より良い「心のレスキュー隊」としての役割を果たせる医療機関を目指していきたいと考えております(*^^*)

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災から10年経過しました

2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災から本日で、ちょうど10年が経過いたしました。

以前にもブログに記しましたが、その日は、札幌市でも震度4で、非常に大きな揺れを感じました。その日の午前中は五稜会病院の勤務でしたが、ちょうど午後から札幌市内のメンタルクリニックで非常勤医師として診察しておりました。

14:00から診察を開始してちょうど、14:46に大きな揺れを感じました。

患者様と診察の真最中でしたので「すごく揺れますね;;」「直ぐに収まるといいですね」など患者様になるべくプレッシャーがかからないように表情に出さないよう努めておりましたが、正直、私もメチャクチャ怖かった記憶が残っております。

その後、15:00過ぎからTVやガラケー(当時、スマホが無かったので、iモード)から、悲惨な情報が次々に飛び込んできました。。

心ここにあらずでしたが、来院された患者様にを与えないように、ご迷惑をお掛けないように、スタッフと自分を奮い立たせて、診察時間が終わるまで平静を装い、通常通り診察を行いました。

診察終了とほぼ同時に東北地方に当時在住していた友人や知人に、片っ端から安否確認の電話をしました。混線が著しく、何度か掛けてようやく繋がりましたが小生の知人は1名以外は全て、音信がとれました。非常にありがたいことです。

しかし1名だけ、あの日以来、音信が途切れたままです。。。

東北地方で実際に震災に遭われた多くの方々はもっともっと辛くて壮絶な思いをされたことは十分理解しておりますので、個人的な知人の安否のお話は止めます。

その後、札幌市医師会を通じて、当時、小生が勤務していた五稜会病院に正式に「被災地域への精神面のケア」のために2名の派遣要請がありました。

中島公博理事長から、小生「阿部 多樹夫」と現在、札幌ことにメンタルクリニックの副事務長かつ心理師部長の「春名大輔」の2名に出動指令を拝命しました。

札幌市医師会と中島理事長からの指令に全力で、お応えするべく春名氏と綿密な計画を立て、直ぐに現地に向かいました。

本来ならば、同年3月か4月の先発隊に志願したかったのですが、あくまで公的機関の選別でしたので、我々は後発隊になり、現地への到着が少し遅くなってしまいました。

私たちの任務地は岩手県宮古市と山田町でした。

途中で岩手県の精神科医・看護師さんや医療ワーカーの方々と何度か交流する機会がありましたが、皆さん一言も口にされませんでしたが、明らかに疲労の表情が鮮明でした。。

その後、春名氏と小生は、わずか10日弱の日程でしたが、私たちは出来る限り現地のお役に立ちたいと思い、毎日、精神療法やカウンセリング・心理療法をさせていただきました。仮設住宅への訪問もしました。

至らぬ点もあったかと思いますが、未熟ながら全身全霊でさせていただきました。

早いもので、あれから10年経過しました。

阿部と春名の2名で10年前に彼の地で、誓った約束があります。「10年後に2人で、復興を必ず見届けるために現地を訪れよう」と。

そのため、今年中に必ず2名で岩手県に訪れます。ご迷惑をお掛けしないようにコロナが終息した時期にさせていただきます。

P.S.最初はボランティアのつもりでしたが、逆に岩手県民の方々に「生き残る勇気」「忍耐力」を教えていただきました。逆境に耐えて、それでも人生を必死に生きることの意義を学ばせていただきました。

今年中に、クリニックを休診してでも必ず誓いを守って、訪問いたしたいと存じます。

あらためて、東日本大震災で、お亡くなりになられた方やご家族様。被災された方々に心から哀悼の念を申し上げます。

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫