Q:嫌なことを考えると動悸が止まりません。生活にも支障が出てきて、本当に困っています。どうしたらいいでしょうか?
A:動悸には、身体的な問題が原因となる場合と精神的な問題が原因となる場合があります。まず、重要なことは、身体的な問題がないのか、しっかりと検査をしてみることです。
(1)動悸をきたす代表的な身体疾患に、不整脈 甲状腺機能異常 貧血 低血糖症などが挙げられます。お近くの医療機関で検査を受けて、そのような身体疾患の有無を確認してみてください。もし該当する身体疾患があれば、その治療を行ってください^^
(2)もし、検査して異常がない場合には、精神的な問題が原因だと考えられます。動悸をきたす代表的な精神疾患として、うつ病 不安障害 身体表現性障害などが挙げられます。
●そのような場合には、まず、ストレスを極力減らすように、自分なりの気分転換を行ったり、規則正しい生活に心がけてください(*^^*)
●また、カフェイン(コーヒー 紅茶 お茶 栄養ドリンク)やアルコールの過剰摂取は症状を悪化させますので控えましょう^^;
●それでも、改善しない場合には、お近くの心療内科・精神科医を受診されるのも一つの方法だと思います。
現代はストレス社会なので、ご自身で気が付かない間に、心身ともに不調になっている可能性があります^^;
秋の気配も濃厚になってきましたね。夜間はすっかり冷え込みますので、体調管理にお気を付けください(*^^*)
札幌 西区 琴似 二十四軒
心療内科 精神科
札幌ことにメンタルクリニック
院長 阿部 多樹夫