長い自粛期間に学んだことを紹介させていただきます♪

長い自粛期間を経てようやく緊急事態宣言が解除されたことを非常に嬉しく思います。まずは手放で、素直に喜びましょう^^何の法的な強制力もないのに日本は、辛くて長い自粛期間を非常に根気強く頑張って終結宣言を勝ち取ったことに心から感銘しました。現旧の共産圏である中露は別として、資本主義である先進国の中でも欧州や米国は、第1次世界大戦・第2次世界大戦を経験して、しかも戦勝国を中心に現在でも戦時下のような非常事態に際して、国家主導の戒厳令がいつでも発令できる法律が残っております。そのため強制力を伴ったロックダウンなど強権的な政策が可能な仕組みがあります。

平和と人権を理想に掲げた日本国憲法では、おいそれとロックダウンなど出来ません。今回、世界でも最高水準な日本の国民レベルのお陰で、自粛要請だけで何とか乗り越えられましたが、次回からは何らかの法的な整備が必要になるかも知れません。

令和2年5月25日(実質的に北海道は同年6月1日)に自粛ムードが一応終了しましたが、私個人は2月初旬から札幌市中央区には1回も行っておりません^^;; 7月1日までは、念のため継続するつもりです。

当クリニックは、政府が要求・提示したコロナの防疫基準よりも、更に厳しい基準徹底してきました。

飛沫感染を防ぐため、第1診察室、第2診察室受付アクリル板設置いたしました。診察室は強力な換気扇の設置常時稼働全職員に常にマスク着用を義務として、院内アルコール・次亜塩素酸での頻回消毒・清掃を行いました。マスクが非常に入手困難だった3月後半から4月後半までの時期に、非常に高価でしたが、ためらわず大量に入手して、全職員に支給し続けました。非常時には毅然として物事に対応する必要があることを今回、学びました。

そのためか、幸いにも当クリニックでは、患者様も含めて私も職員スタッフも誰一人も、新型コロナに感染しておりません(*^^*)

今後も第2波や、新たに別の新種の病原性ウイルスが、いつ発生するか分かりませんので、非常事態に備えておくことの重要性も痛感しました。

今回、全世界でパンデミックしたことにより、生命に直結するマスクやアルコール洗浄液・防御服・ファイスシールドなど医療用品が奪い合いとなり、価格が高騰しました。その結果、日本でも品薄状態が続きました。そのためにも国内でも非常事態には、一連の物資が、直ちに大量生産できるような体制を確立していただきたいと思いました。

あと有事に備えて、ある程度の備蓄が必要性であることも理解できました。

札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長  阿部 多樹夫