先日の3連休にとある研修会に参加してまいりました(少しだけ講師もしました)。
その研修で、北海道医療大学の金澤先生のお話を聴く機会がありました。
金澤先生は成人の発達障害を中心に臨床と研究の活動をなされている先生です。
その発表の中で、中学生版学校生活スキル(飯田・石隈,2002)というものが紹介されていました。
自分から机に向かい勉強するといった自己学習スキル、集団で活動するときに順番を待つといった集団活動スキルなど、中学生の必要とされるスキルが5項目紹介されていました。
ふと眺めながら、我が子も数年後にはこういったスキルを身に着けられるようにならないといけないんだなと感じられ、職業上の勉強だけでなくプライベートにも役立てられそうな内容でした。
私自身の中学時代を思い出すと、自己学習スキルは中3になるまでなかったです。
自分の進路を決めるというのもスキルに含まれていましたが、田舎出身のため、進学先の選択肢が少なく、決定に苦労した覚えがありません。
それに比べると、札幌市内では選択肢が多く、成績はもちろん関係しますが、決めるにも一苦労するのだろうなぁと思いながら昔を思い出す機会にもなりました。
札幌 西区 琴似
心療内科 精神科
公認心理師(臨床心理士)・カウンセラー
春名 大輔