「雑談♪31 時代に流されず 添い遂げる①」の続きになります。
前回は随筆調で書きましたが、今回、まとめていきたいと思います。
もともと人間は、すごくスローライフな生き物だったのでしょう^^ 余りにも早い時代の変化に付いていけない人がいて当然だと思います。
縄文・弥生時代のスローライフが、実は本来の人間の時間軸に合っていた生活だったのかも知れません^^
電気もないので、日の出とともに起きて、日没とともに寝るという暮らしを続けていたのでしょう。それも1万年以上、ほとんど同じライフスタイルだったはずです^^
それでも、人々は狩猟・採集、農作・牧畜を行い、土器を作り料理を行っていたことが、貝塚や史跡からうかがい知れます。当時の食べ物は、牛やイノシシ(当時、日本に豚は存在しませんでした^^;; 4~5世紀に中国から伝わった干支でも、中国・韓国では豚年ですが、日本に豚が存在しなかったため、亥=イノシシとなりました。 ウンチクを挟んでスイマセンm_ _m)。
その他、多くの貝(アワビ サザエ カキ ツブetc)、マグロ ヒラメ タイ ウナギなどの高級魚類。多くの木の実・山菜など、現代でも舌鼓をうちそうな、かなり豊かな食生活であったと言われてます^^
もちろん、医療技術や文明度が低いため、寿命は短かったのかも知れませんが、疲労によるうつ病や適応障害、自殺・過労死など非常に少なかったのだと思います。
きっと、ほのぼのとした家族・氏族社会だったのでしょう^^
ここで質問ですが、皆さんは太古のスローライフと、現在の超高速社会のどちらを、お好みでしょうか?
無論、正解はありません^^ どちらも、向き不向きがあると思います。電気が無いのも辛いし、過労死も御免ですよね^^;;
最後に、私個人の考えで締めくくりたいと思います。
私は、今まで人類が残してきた膨大な経験から人間らしい生き方を学び、時にはスローライフ思考で、心と時間の調和と平穏を得るべきだと思います。その上で、現代の医療技術・文明の恩恵も忘れず、バランスのいい生き方がbetterかと思います^^
どんなに、スローライフを送りたくても現代では、重要な情報とそれを最低限集められるスキルを維持することは非常に大切だと思います^^; もし、自分でできないのなら、信頼できる誰かに頼める環境づくりをすることも重要だと思います。
究極すると「時代に流されず 添い遂げる」という結論になります(*^-^*)
それでは、長くなりましたが、雑談にお付き合いくださり有難うございました^^
猛暑真っ盛りですが、夏バテないように、水分補給と涼しい衣服を心掛けてください^^
札幌 西区 琴似 二十四軒
心療内科 精神科
札幌ことにメンタルクリニック
院長 阿部 多樹夫