心療内科 精神科医として、そろそろ19年目になります。非才な自分なりに、臨床経験と知識は積極的に積んできたつもりでした。しかし、まだまだ未熟な自分を思い知らされた出来事がありました。正直に申し上げます。
数日前に「週刊女性」という週刊誌の担当の方から突然お電話があり、認知症の特集をしているので「認知症専門医」にQ&Aをお願いしたいと言われました。
私は一応、男子なので「mono max」「ビギン」「コミック乱」などは時々見てますが、まさか女性誌からの取材とは、本当に驚きました(^▽^;)
逆に言うと「週刊女性」に特集されるくらい、認知症のことでお悩みの女性層がいらっしゃるのだなと、あらためて思いました。
「週刊女性」の記者の方からの質問は、認知症患者さんの運転免許についてでした。
初めてアポなしの突然の大手週刊誌からの電話インタビューだったもので、自分でも恥ずかしいくらい焦ってしまい、質問への回答がグダグダでした(/ω\)
事前にメールなどで知らせてくれたら、もっと心の準備ができたのに・・とちょっと哀しく思いましたが、それは私の油断だと反省しました。
「認知症専門医」として、突然の質問にもアタフタせず、堂々と的確な回答をする知識と覚悟と準備が必要なのだと、あらためて思い知りました。
やはり生涯学習は大切ですね^^
今回の件で、自分の至らない点を気づかせていただく良い機会となりました。
今後も、謙虚に学ぶ姿勢を忘れないでいたいと思います^^
札幌 西区 琴似 二十四軒
心療内科 精神
院長 阿部 多樹夫