今年の感慨

例年のことですが、京都の清水寺で「今年の漢字」で、平成30年の世相を表す「災」が選ばれました。

選定理由としては、豪雨や北海道胆振東部地震、台風などが挙げられてます。

平成30年9月6日の北海道大地震のことは、鮮明に覚えてます。朝方3時過ぎに、大きな揺れを感じて、飛び起きました。

自宅が潰れるのでは?と寝ぼけながら、正直、怖かったです。

その後、数分で揺れは収まりましたが、朝まで、うつらうつらと半覚醒状態でした。

朝に、まず気が付いたのは、扇風機が止まってました。家じゅうの電気も付きませんでした。

TVも見れないので、スマホで検索しましたが、北海道中、とんでもないことになっていると、初めて自覚しました。

しかし、その日も診察日だったので、地下鉄が止まっていると知っていたため、予定より1時間早く、自動車でクリニックに行きました。途中の信号は全て止まってました。

幸いクリニックは全く被害はありませんでしたが、職員は全員、インフラがストップしていたので、通勤できません。

そこで、私が自動車で職員全員を迎えに行き、1時間遅れの10:30から診察を開始しました。

結局、その日は、午前中の2時間半しか診察できませんでしたが、十数名の患者様が来院されました。公共交通機関がないため1時間以上、徒歩で来院された方も、いらっしゃいました。申し訳ない気持ちで一杯でしたが、電気がないため、そこが限界でした。

翌9月7日から、幸いにも電気が復旧して、いつも通り診察が可能となりました。

あの当日の記憶は、永遠に忘れられません。

被災者の方々には、あらためて、心から遺憾と追悼の念を申し上げます。

当クリニックは、年内は28日(金)まで診察いたします。新年は4日(金)から診察を予定してます。

来年は次の年号に向かって、新たな気持ちで望みたいと思います。

来年度は、認知症 物忘れ(もの忘れ)外来にも、さらに力を入れて、地域の精神医療の向上に、貢献いたします。

札幌市 西区 琴似・二十四軒・八軒

心療内科・精神科・メンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫