認知症について③

認知症について第3回目になります。

前回、頭部MRIで脳全体(大脳皮質)と海馬が委縮していることが、お判り頂けたとおもいます。一般的に、症状の進行と萎縮の進行は、比例する傾向があります。

では、なぜ萎縮するのかと言いますと、下の図をご覧ください。アミロイドカスケード仮説といわれている一連の機序が、有力視されてます。

何だか難しい言葉が、沢山でてきますね^_^;

そこで、すごくわかりやすく水戸黄門風に言います^^

①まずβアミロイド(越後屋)という悪いタンパク質が、40・50歳頃から徐々に、脳内に溜まってきます。

②それが一定量以上に達すると、今度はもっと質の悪いタウ蛋白(悪代官)というタンパク質にバトンタッチして、70歳頃から脳を激しく攻撃し始めます。

③その結果、タウ蛋白(悪代官)が脳神経細胞が深刻なダメージを与えます。それが脳の萎縮につながると言われてます。下の図をご参照ください。

④ちなみに、そんな越後屋・悪代官を懲らしめてくれる黄門様も存在します^^それは、次回にお話しします。

 

認知症を全5回でお話する予定でしたが、話したいことが多すぎて、このままでは、とても無理そうです(/ω\)

延長戦になるかもですが、どうか、お付き合いくださいm(_ _)m

次は第4回目ですが、何とか10話以内に完了するように頑張りますので、宜しくお願いします(*^^*;)

 

札幌 西区 琴似・二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫