強迫性障害について②

では強迫性障害について第2回目のお話を続けます。

もし強迫性障害の可能性があり、その症状でお悩みならば、心療内科・精神科へ受診してみてください。まずは、きちんとした診断をつけてもらうことから治療が始まります。

原因として、強迫性障害の方は、脳内伝達物質の一つであるセロトニンの働きが低下しているのではないかといわれております。そのため、セロトニンを補ってくれる薬物療法が有効となります。また、並行して強迫症状を徐々に緩和していくためのに、考え方 受け止め方 対処方法などを学んでいく精神療法(認知行動療法)も効果があります。

1.精神療法(認知行動療法):不安刺激についての考え方や受け止め方を変化させることによって不安が強くならないようにしていきます。不安刺激に対して敏感に反応しなくなるように慣れていただくことも必要になる場合もあります。時間はかかりますが、徐々に強迫的な儀式は軽減してきます。

2.薬物療法:抗うつ薬を中心とした薬剤の服用をおこないます。以前は3環系抗うつ薬が主流でしたが、現在はSSRIといってセロトニンを選択的に補充してくれる薬剤を使用することが一般的となっています。

では、第3回目に続きます(*^_^*)

 

札幌市西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫