寒い季節がやってまいりました。

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です。

寒い季節が近づいてまいりました。木々も色づきはじめ、紅葉が綺麗な季節ですね。ふと足を止め、スマートフォンで写真撮影されている方を見かける機会もありました。

徐々に、冬が近づいておりますが、この季節の話題といえば、過去にも記事にしましたが、抑うつ気分が強くなってしまう場合があるということです。季節性のうつ病というものがあるという話題ですが、冬は毎年なんだか憂うつになることが多いと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

今回はそんなうつについて、少し違う視点のお話を紹介したいと思います。「うつ」という気分とコミュニケーションについてです。対人関係の中で、「うつ」はどのように強まるかというと、「自責」によって増悪していきます。誰かと何か関わりがあったとき、責めの方向とそれによって生じる気分のセットが3種類あると言われています。

①自分を責める(自責)→憂うつ

②相手を責める(他責)→怒り・イライラ

③どちらも責めない、誰のせいでもないとする(無責)→ニュートラル

ニュートラルというのは感情の変化が生じていない状態を指します。なので、一見すると、無責でいることが良いように見えるかもしれません。ただ、全ての対人関係を「誰のせいでもない、しょうがない」とすることも、全く問題がないとは言えません。また、「自責」は時に注意も必要で、「全て私のせい」と伝える続けることも、時に相手は責められているように感じてしまうこともあります。そのように「自責」に見える「他責」というものもあります。大切なのはこの3種をバランス良く持っておくこととされています。

これから、憂うつさが強くなってしまうこともあるかもしれない季節ですので、ついつい「自責」にバランスが偏っていないか、ときには「他責」や「無責」も取り入れて、気分のバランスを取ってみるのも良いかもしれません。

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札幌 西区 琴似

精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

 

 

暑さはまだしばらく続くようです

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です

7月も本日で終わりですね。連日、北海道とは思えない暑さが続いておりますね。クリニックは空調が整っておりますで、涼しい空間となっておりますが、一歩クリニックを出て、廊下に行くと、見えない壁があるかのように暑く、重たい空気を感じます。このような日がすでに何日になるでしょう。天気予報を見ても、まだしばらくは厳しい暑さが続くようです。

例年、このような暑い時期では、ご相談の中身にも身体の不調をお話される方が多いように思います。暑さの中過ごすだけでも、体力は奪われますし、寝苦しい夜も増えるため、睡眠のリズムが崩れてしまうこともあります。翌日の天気予報を見ただけで落ち込んでくるという方もいらっしゃるかもしれません。

カウンセリングでは、たしかに精神的な側面に注目して進んでいくものですが、実は身体的な側面もとても重要です。精神科の病気は「こころの病」といった表現を取られることもあるため、ついつい「こころの問題」ばかりに目が向いてしまいます。私が受けた指導では、「何でもこころの問題にしない」ということをよく言われました。

日々の生活での不調が、全てこころの問題とは限りません。そして、このような環境が持続している中では、身体的な不調から落ち込みや不安が生じることも十分にあり得ます。落ち込みや不安が時には暑さのせい、ということもあるのです。

もちろん、気分の変調の全てを暑さのせいにするのは注意が必要です。しかし、病気が治っていない、病気が悪化したと理解するよりも、暑さのせい、であることも時にはあるかもしれません。

水分補給や日差しを避けるといった対策をとり、暑い夏を乗り越えていきましょう。

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札幌 西区 琴似

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

もうすぐ開院2周年を迎えます

公認心理師、臨床心理士、副事務長の春名です。

当クリニックは、令和元年6月3日で「札幌ことにメンタルクリニック」に名称変更した上で移転・開院いたしました。あっという間でしたが、もう少しで開院2周年を迎えます。

令和元年6月3日、前身であった「前田神経クリニック」から、名称を「札幌ことにメンタルクリニック」に変更し、現在の場所に移転開院いたしました。

移転直後は、スタッフ一同、不慣れな点もあり、時には患者様にご迷惑をおかけしてしまうこともありました。誠に申し訳ありませんでした。

それから2年が経過し、新たな環境にもずいぶんと慣れ、患者様にご迷惑やご不便をおかけすることも少しずつ減っているものと思います。もちろん、お待たせてしまうことや接遇の向上など、改善の余地はまだまだございますが、日々前進しながら、2周年を迎えることができました。今回は、当クリニックの2年間をご紹介したいと思います。

 

令和元年6月3日
札幌ことにメンタルクリニック開院
前身の前田神経クリニックと同様、西区を中心とした地域の皆様の精神科医療を担うべく、移転開院いたしました。地下鉄琴似駅から徒歩1分という場所であり、より利用していただきやすい場所で開院することができました。
院長 阿部多樹夫は、これまで認知症患者様を中心に診療経験を積んでおります。また、思春期を含めた若い方々や30代、40代などの働き盛りの世代に見られるストレス関連疾患等の治療経験も豊富に積んでおります。札幌ことにメンタルクリニックでは、中学生以上からご高齢の方まで、幅広く診療しております。

11月
公認心理師による心理療法開始
医師による精神療法、薬物療法は精神科治療の中心ですが、当クリニックでは公認心理師による心理療法も開始いたしました。一般的にはカウンセリングという言葉が最もイメージされやすい言葉かもしれません。メンタルクリニックでは公認心理師や臨床心理士によるカウンセリングを行っていない機関も多く、カウンセリングによる治療を受けたいというニーズが開院当初からございました。そのニーズに応えるため、また治療の幅を広げるためにカウンセリングを開始いたしました。火曜午前、金曜午後、第2・4土曜日という限られた時間の枠組みではありましたが、治療上カウンセリングが有効と判断された患者様にはカウンセリングによる治療を提供できる体制が整いました。

 

令和2年4月
女性カウンセラーによるカウンセリングを開始
移転、開院しおよそ1年が経過し、ご来院される患者様の増加やカウンセリングを希望される方の増加に伴い、公認心理師を増員いたしました。また、これまでは医師、公認心理師ともに男性でありました。医療の提供に性別による差はありませんが、患者様によっては男性よりも女性のほうが相談しやすいと感じる方もいらっしゃいます。そのようなニーズにもお応えできるように、毎週水曜日、女性カウンセラーによるカウンセリングを開始しました。

 

令和3年1月
新しい医師が着任
1月より女性医師が新たに着任いたしました。診療においても、時に女性の先生のほうが相談しやすいと感じる方もいらっしゃいます。心理療法同様、診療においてもこのようなニーズにお応えできる体制を整えることができました。
毎週月曜日、午前の診療は女性の医師による診療を行っております。

 

ここまで述べたような変化以外にも、事務員の増員や治験の開始、カウンセリングの時間枠の拡大、車イスの設置など、この2年間で色々な出来事がございました。

これからも、患者様の症状改善、生活の質の向上が得られるような医療を提供できるよう精進していきたいと思います。そして、地域の方々に少しでも貢献できる医療機関であり続けられるよう、スタッフ一同努力していきたいと思います。

札幌 西区 琴似

精神科 心療内科

札幌ことにメンタルクリニック

副事務長 公認心理師

春名 大輔