Q&A 40回目 夫が寝ている間に、悪夢にうなされて、大暴れします。何かの病気でしょうか?

Q:夫が寝ている間に、悪夢にうなされて、大暴れします。何かの病気でしょうか?

   40回目

A:レム睡眠行動障害(睡眠中に夢体験と同じ行動をとってしまう病気。)が考えられます。

睡眠中には、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に出現します。健康な人ではレム睡眠中には骨格筋が弛緩して動きません。レム睡眠行動障害ではこの抑制機構が障害されるため、夢の中での行動がそのまま現実の行動となって現れてしまいます。

大声で寝言を言ったり、腕を上げて何かを探すしぐさをしたり、殴る、蹴るなどの激しい動作がみられます。症状が強いケースでは、起き上がって歩き回る、窓から飛び出して怪我をするなど危険な行為もみられます。

原因が明らかでない場合も多いのですが、約半数例には中枢神経の疾患がみられます。特に、パーキンソン病、レビー小体病、多系統萎縮症などで高頻度にみられ、これらの神経疾患の発症に先だってレム睡眠行動障害がみられることもあります。

レム睡眠行動障害が出現するようでしたら、一度、パーキンソン病やレビー小体型認知症の前兆がないか検査してみられた方が良いのかも知れません。(厚労省HPから引用)

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院長 阿部 多樹夫

院長の独り言 part④ お祭は、楽しいです。

琴似神社のお祭りに、本日のお昼休みにちょっこっと、参加させていただきました^^

琴似のメインストリートは、お祭りムード 一色です。

うちのクリニックの入り口のすぐ前にも、露店が出ていました^^

琴似神社にもお参りに行ってきました^^

琴似は、非常に良いところです^^

お祭りなど楽しい体験は、ストレス発散にも非常に効果的です。精神科医の野暮な意見よりも、お祭りは楽しいです(*^^*)

明日も、開催されておりますので、よろしければ参加してみてください。

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Q&A 39回目 仕事に行こうとすると、不安になり動悸や吐き気がします。どうしたらいいでしょうか? 

Q:仕事に行こうとすると、不安になり、動悸がして、吐き気や汗が出ます。どうしたらいいでしょうか?

           39回目

 

A:仕事に行く前に、そのような症状が起こるのであれば、かなりストレスが蓄積いている可能性があります。身体的に問題がないのに、どうしても出勤が難しいのであれば、一度、お近くの心療内科・精神科医を受診されるのも、一つの方法かもしれません。

何かとストレスが溜まりやすい社会なので、普段からストレス発散できるように、運動や趣味など気分転換できる環境づくりに気を付けたいものですね^^

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院長の独り言 part② 琴似神社秋祭り

私が、しばしば参拝しております琴似神社の秋のお祭りが、9月3日(火)、4日(水)に開催されます。

屋台が商店街に沿って沢山出ます^^

琴似のメインストリートが、美味しそうな匂いに覆われていると思います^^

9月3日(火)のお昼休みは、フラフラと縁日巡りしてきたいと思います。

昼休み時間(13:00~14:30)の電話当番は、院長の私がしてます(;^ω^)が、9月3日(火)の昼休みの間(13:00~14:30)だけは、琴似神社に参拝(縁日巡り)してきますので、対応できないかもしれませんが、なにとぞご容赦下さいませ m(_ _)m

少年に戻った気分で、ワクワクします^^

皆様も楽しんで下さい(*^-^*)

すでに訂正しましたが、実は1日、日程を間違えてました(/ω\)

本当は、9月3日(火) 9月4日(水)です。恥ずかしながら、うっかりして申し訳ありませんでした(╥_╥)

秋祭りは、良いものですね^^

では、お祭りを楽しんでください(*^^*)

 

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雑談です♪ 36 雨月物語について(;^ω^)

皆さん こんばんは^^ 北海道はすっかり、涼しくなりました。最近、読み直してみて、非常に興味深かった一冊をご紹介したいと思います。

雨月物語をご存知ですか? 今から300年前くらい前の江戸時代に記された物語です。それ以前は、口伝えで受け継がれていたと思われます。

結論から申し上げれば、真夏にピッタリの怪談物語です。しかも日本人の奥底の心の琴線にどこか触れる秀逸な怪談・情念(こころ)が浮かび上がってきます。

たとえば「菊花の約」。戦国乱世の不条理の時代に、稀な穏やかで確かな信義と友情を保ち続けた話です。しかし非情にも最期は残酷な結果になりますが、、(/ω\)

または「蛇性の婬」。100年以上生きて神格まで至った大蛇(おろち)が、見目麗しい若者に恋慕の情を募らせて、そして破滅する話などなどあります。

あくまでも私自身の感想ですが、怖いというより人間の業(アンビバレンツな心理)の深さに戦慄しました^^;; いつの世も人の情念(こころ)だけは変わらないということが、よくわかります^_^;

しばらく、残暑もありそうなので、よろしければご一読ください。

 

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雑談です♪ 35 秋の気配^^

こんばんは^^

いよいよ秋らしくなって参りました。

真夏の寝苦しさもなくなり、涼しくて過ごしやすい季節となりましたね^^

明日は日曜日です。天気はあいにくの曇り予測ですが、ごゆっくりと休日を、お過ごしください。そしてストレスも、できるだけ発散してください^^

ウォーキング 魚釣り ドライブ 映画鑑賞 読書 温泉巡りなどなど、何でも良いので、ご自身のストレスを思いっきり発散してください^^

秋は、気温や気圧の変化も大きくなり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。また異動や部署替えなど人的要因でのストレスも増える季節です。心身とも体調管理にお気を付けください^^

お仕事されている方。治療に専念されている方。いろいろな方がいらっしゃいますが、皆さんにとって良き休日でありますように(*^^*)

    ちょっと早いですが、奇麗な秋の写真を付けておきます^^

 

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雑談です♪ 31 時代に流されず 添い遂げる①

前回の「雑談♪30」の続きとなります。

かつて18世紀後半にイギリスで産業革命が起こりましたが、現代は、それ以上に時代の変化が速いと思います^^;

この30年間、時代の変化は、史上初の異常な速度だった思います。IT革命や情報革命とよばれるように、爆発的に情報が行きかうようになりました。

ほんの25年前までは、少し難しい調べものをする場のどかな時代でしたね^^

当時は、まず図書館に行って、そのテーマの本を探すことから始めてましたです^^ 今は、まずネットでググる方がほとんどでしょうが、かつては、そんな時代もありました(;^ω^)

携帯電話が初めて登場したのが、たしか1985年くらいだったと思います。「ショルダーフォン」という名前で、戦争映画に登場する無線兵が持っていそうなシロモノだった記憶があります^^; CMでみて「かっこいー!」と思った記憶もあります^^ それからガラケー(ガラパゴスケータイ)になり、現在ではスマートフォンが主流です。スマートフォンにもいろいろな機能が付いていて、全部使いこなしてきれていない方も多いと思います。私も必要最低限な機能しか使えておりません^^;

そのスマホですら、そう遠からず、なくなると私は予測してます。次はスマートウォッチ(時計)やスマートグラス(メガネ型)の時代が来ると個人的に考えてます。

話は全く変わりますが、ところで縄文時代(狩猟採集、小規模な牧畜・農耕)は何年、続いたかご存知ですか? 実は約1万年です^^

弥生時代(集団での稲作をおもなう)は、約500年です^^

この間、人間の営みは、ほとんど変化しないか、あっても極めてゆっくりしたものでした。しかし遺跡から発掘されたものを見てみると、意外にビックリするくらい、グルメでお洒落で、豊かな生活をしていたことが、うかがい知れます^^

もちろん、医療水準や社会成熟度が低いため、平均寿命は縄文時代で15歳(子供の死亡率が高かったため)くらいでした。弥生時代で20歳くらいになります。

江戸時代ですら、だいたい30~40歳です^^;;

現代と違い、予防ワクチンや抗生剤もないので、仕方なかったのでしょう(/ω\)

そろそろ長くなってきましたので次回、「雑談♪ 32 時代に流されず 添い遂げる②」で、完結したいと思います(*^^*)

もう少しだけ、精神科・心療内科医の雑談にお付き合い頂ければ幸いであります(*^-^*)

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「吉田雅至先生 お別れの会」

日付は変わりましたが、7月21日(日)11:00~13:00に「にこにこメンタルクリニック」にて、故 吉田雅至院長先生の「お別れの会」に参列してきました。

多数の方が参列させてました。生前の故人の人徳が偲ばれます。

喪主は、奥様がされておられました。吉田先生との思い出をお話しつつ、気丈にそして穏やかに対応されているお姿を見ると、何とも言えず、言葉に詰まりました。。。6月27日に急に吉田院長が他界されてから、さぞかし、大変であったことでしょう。。。

吉田先生の人格はもとより医療技術も素晴らしく、失うには余りにも惜しい精神保健指定医・精神科専門医の大ベテランの医師でした。。。

どうか、吉田雅至院長のご冥福を心よりお祈りします。

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院長 阿部 多樹夫(拝)

 

 

 

移転・院名変更して、1が月半が経過しました。

当クリニックが院名変更・移転・新規開院して、あっという間に1ヶ月半が経過しました。

6月当初のバタバタ状態は、現在ほとんど落ち着きました。

以前にブログに記しましたが移転後の混乱に関して、あらためてお詫びいたします。

その点を十分に踏まえた上で申し上げますが、新規開院に際して、ご迷惑をお掛けした患者様をはじめ、引越し 電子カルテ化 膨大な公官庁への手続きにご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。

当クリニックは「常識的かつ標準的な医療を的確におこないます」「一律に質の安定した医療」をめざしております。

また、医療職の本分は「困っておられる患者さん」のために全力で貢献することだと思っております。それが何より重要な使命だと信じております。

そのため、他院から当クリニックへの転院・受診を希望される場合、紹介状は特に必要ありません。(もちろんあれば、助かります^^;)。ただ、どんなお薬を処方されていたのか知りたいので、可能ならばお薬手帳をお持ち頂ければとても助かります^^

 

P.S  いよいよ暑くなってきましたね^^;;

北海道でも、熱中症で重篤な状態になる方が毎年、増えてます。

涼しい衣服 水分補給に十分お気を付けください^^

 

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院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「週刊女性」からの問い合わせの件です^^;

心療内科 精神科医として、そろそろ19年目になります。非才な自分なりに、臨床経験と知識は積極的に積んできたつもりでした。しかし、まだまだ未熟な自分を思い知らされた出来事がありました。正直に申し上げます。

数日前に「週刊女性」という週刊誌の担当の方から突然お電話があり、認知症の特集をしているので「認知症専門医」にQ&Aをお願いしたいと言われました。

私は一応、男子なので「mono max」「ビギン」「コミック乱」などは時々見てますが、まさか女性誌からの取材とは、本当に驚きました(^▽^;)

逆に言うと「週刊女性」に特集されるくらい、認知症のことでお悩みの女性層がいらっしゃるのだなと、あらためて思いました。

「週刊女性」の記者の方からの質問は、認知症患者さんの運転免許についてでした。

初めてアポなしの突然の大手週刊誌からの電話インタビューだったもので、自分でも恥ずかしいくらい焦ってしまい、質問への回答がグダグダでした(/ω\)

事前にメールなどで知らせてくれたら、もっと心の準備ができたのに・・とちょっと哀しく思いましたが、それは私の油断だと反省しました。

「認知症専門医」として、突然の質問にもアタフタせず、堂々と的確な回答をする知識と覚悟と準備が必要なのだと、あらためて思い知りました。

やはり生涯学習は大切ですね^^

今回の件で、自分の至らない点を気づかせていただく良い機会となりました。

今後も、謙虚に学ぶ姿勢を忘れないでいたいと思います^^

 

 

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