院長の独り言 part⑱ 日々の診察で思うこと

日々、クリニックで診察をさせていただいておりますが、最近、気になる点が3つあります。

1.終身雇用制もすでに形骸化して会社員として、安定した雇用が厳しくなっていることです。

2.個人主義や成果主義が進んで、孤立してしまう方が多くなったことです。

3.そのため誰にも相談できずに「こころ」を損耗する方が非常に多くなっていることです。

 

立場も不安定で「誰にも相談できない。誰にも本音を話せない」という状況が続くと、こころのエネルギーを一定に保つのが難しくなってきます。

残念ながら現在は、古き良き日本の護送船団方式・年功序列型の社会構造ではなくなりつつあるのでしょう。

そのためにも、自分自身の精神(メンタル)の安定を図ることが非常に重要となってきます。「こころ」のケアには、十分に配慮してください。

P.S 本日は、ハッピーハロウィンですね^^

帰りの地下鉄で、ハロウィン衣装の方々が、たくさんおられてビックリしました^^;;

明日から、11月になります。いよいよ冬の足音が聴こえてくるようになりました。そろそろ冬支度をお忘れなくお過ごしください^^

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

 

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

雑談です♪ 41 令和も半年経ちました。

ほんのちょっと前に平成から令和になった気がしますが、あと4日で、令和も半年が経とうとしてます。

しかも、あと2か月で令和2年となります。まさに、 あっという間ですね^^;

令和2年も、穏やかに平和な年であって欲しいと思います。

令和2年の当クリニックの目標etc考えておりますが、今まで通り「のほほーん」とした雰囲気で患者さんの「こころのサポート」に貢献することを目標にしたいと思います(*^^*)

来年は、2019年10月に当クリニックに来れた常勤の公認心理師(臨床心理士)が、非常に活躍してくれることと確信しております^^

まだ今年も、2か月ちょっと残っておりますので、令和元年に心残りないようにしたいものですね^^

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

院長の独り言 part⑰ 以前に読んだ本。

食欲の秋 スポーツの秋 読書の秋 いろいろな秋の楽しみ方がありますが、今週末に、以前に読んだ本を久々に再読しました。様々な記憶が甦り、当時の自分を思い起こしました。

「偉人・名将の言葉」(童門冬二著 PHP研究所)より引用。

佐藤一斎(江戸時代の儒学者)の言葉です。

「春風を以て人に接し 秋霜を以て自ら粛しむ」

「人に接するときは春風のように柔らかく暖かく、しかし自分に対しては秋の霜のようにきびしくあらねばならない」と伝えてます。

つまり、人に優しく、自分自身には厳しくないといけないという厳しいご意見ですね^^;;

ちょうど10年前に読みましたが、現在の私に、完璧に実践できているかと問われれば正直、まだまだ修行不足ゆえに自信がありません(/ω\) しかし、以前よりは少しはマシになっているかなと思いました^^;; そう信じたいものです( ;∀;)

今後も、自分を良い方向に換えていく努力をし続けないといけないと、改めて思いました。

秋の夜長に、たまには読書も良いものですね^^

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

 

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

Q&A 42回目 「消えてしまいたい」「死にたい」という気持ちが抑えきれません。何か解決策はありませんか?

Q:「死にたい」「消えてしまいたい」という気持ちが抑えきれません。何か方法はありませんか?

A:「死にたい」と思ってしまうことを「希死念慮」と言います。それには、いろいろな理由がありますが、その原因が了解可能なものか否かを判断することが非常に重要となります。

例えばですが、「重大な犯罪を犯してしまった。」「とんでもない取り返しのつかないミスをしてしまった。」などは、了解可能な理由になりますこのような場合は、まずは、法的な専門家に相談されることも必要になるかも知れません。

もし、「自分が生きていては申し訳がない」「自分に生きる資格がない」「何も理由がないのに死にたい」等の場合は、了解不能な病的な理由となります。

その場合は、うつ病・統合失調症・妄想性障害などメンタル系の疾患の可能性があります。もし、そのような状況ならば一度、お近くの心療内科・精神科医に、ご相談されるのも一つの解決方法かと思います。

ここからはお願いになりますが、死にたいと思ってしまうことと、それを行動に移すことは、全く別次元です。どうか、ご自身の尊い御命を粗末にされませんように、お願いします。

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

雑談です♪ 40 日々のありがたみ。

日々の忙しさやストレスが募れば、つい愚痴が多くなり、イライラしたり感情のコントロールが難しくなることは、ありませんか?

以前から申し上げておりますが、現代のストレス社会では、ある程度は、致し方ないことかも知れません。

ところで、次のように、思ったことはありませんか?

「今日は、悪い知らせがなかった」「今日は、大きなトラブルがなくて良かった」「今日も無事に一日が終われそうだ」という小さな安堵感のありがたさです。

一日一日、日々の小さな安らぎの積み重ねが、少しづつですが、こころの平穏と同時に、人生に幸福をもたせてくれるのかな?と個人的にですが、思っております^^

今日という一日を無事に過ごせることは非常に、ありがたいことだと思いませんか?(*^^*)

さて、秋も深まって参りました。そろそろ冬への準備も怠りなくしてくださいませ。

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

 

院長の独り言 part ⑯ ラグビーW杯 南アフリカ戦

いよいよ寒くなって参りました。

本日、19:15からラグビーW杯 日本VS南アフリカが行われました。

前半は互角な戦いでしたが、後半は南アフリカのパワーに押し切られる場面も多くありました。ブレイブブロッサムズ(日本代表)は、勇敢に戦いましたが、残念ながら力及ばず、3-26で敗れました。ベスト4進出ならずでした(/ω\)

しかし、ブレイブブロッサムズ(日本代表)は本当に素晴らしいファイトを見せてくれました。本当に感動しました^^

また、南アフリカの素晴らしいプレーにも称賛を送りたいと思います(*^-^*)

お陰様で、今週末は心身ともにストレス発散させてもらえました^^

そろそろ冬の気配がしてきました。インフルエンザも流行し始めているようですので、体調管理にお気をつけください^^

 

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

北海道精神神経科診療所協会の理事長選挙♪

当クリニックは、北海道精神神経科診療所協会(北精協)の正会員に所属いたしております。

今年は、理事長選挙が2年ぶりにございます。

今回、当クリニックは選挙管理委員長の大役を拝命いたしました。

もちろん、誠実かつ真摯に選挙管理委員会の運営をさせていただきます。

北海道の心療内科・精神科・メンタルクリニック(北精協)の更なる発展こそが、何よりも「こころ」の問題で、お悩みの患者様のためになると強く確信しております。

そのため、当クリニックは最大限、ご協力する所存です。

P.S 秋風が肌に染みる季節になりました(/ω\) お風邪など引かれませんように、皆様、ご自愛くださいませ(*^-^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

 

 

院長独り言 part⑮ 台風19号の被害

この度、台風19号の自然の脅威に対して、我々は改めて畏怖の念を感じさせられました。

また同時に、今回の台風にて、深刻なご被害に遭われた方々には、心から深く遺憾の念を申し上げます。

毎年、台風の規模が大きくなっている気がします。「温暖化のせいだ」という方も多いと思われますが、一方で科学的に100%解明できてないと言う手厳しい意見もございます。

私は残念ながら気象学の知識は、ほとんど持ち合わせておりません。しかし、少なくとも30年前(私の少年時代)とは、間違いなく何かが違ってきていると思います^^;

毎年の超大型台風やゲリラ豪雨、爆弾低気圧など、日本列島どこでも生じうる可能性がありますので、今後、そのような事態に備える準備が必要だと思いました。

P.S いよいよ秋も深まって参りました。そろそろ冬の準備も怠りなくお願いします(*^-^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

 

 

院長の独り言 part⑭ ラグビーワールドカップ♪

先日、行われたラグビーワールドカップで、ブレイブブロッサムズ(日本代表)とスコットランド(イギリス北部の元独立国で、面積・人口ともに、ほとんど北海道と同じ規模。スコッチウイスキーや1995年映画「ブレイブハート」等で有名)との試合は、実に素晴らしい戦いでした^^

私はラグビーの経験はありませんが、試合を観ていると、久々に熱くなりました(*^_^*)

伝統あるスコットランドの攻撃はまさに称賛に値する素晴らしく、恐ろしいものでしたが、それに屈せず、跳ね返したブレイブブロッサムズ(日本代表)を本当に応援したいと思いました^^

噂では聴いておりましたが、非常に過酷な練習を日課として、しかも1年に240日程度、合宿を行っていた日本代表が、強いのは当たり前だと思います^^ ベスト8に入れたのは個人的な見解ですが「粉骨砕身、努力すれば、いずれ報われる」という、日本人気質を実現してくれた精鋭だと思っております^^

私自身、「これからも応援してます! ぜひ頑張ってください^^」と祝福を述べたいです^^

次回の日本戦は10月20日、相手は超強豪の南アフリカです。

前回2015年ワールドカップで、34‐32と日本が奇跡的な大勝利をおさめましたが、今回リベンジに燃える南アフリカの闘争心は、実に凄まじいと思っております^^;;

特に、あの強烈なタックルを観ると、人間としての躍動感とチームワークで結ばれた強い絆を感じます^^

10月20日、19:15から始まります。まさに目が離せませんね^^

 

ただ、相手チームに対しても、しっかり敬意を払いたいものです。ホスト国ですが、それ以前に、本来の日本人としてあるべき思いやりや優しさの精神を存分に発揮して頂ければ非常に幸いです^^

それでは、そろそろ寒くなり、雪虫も散見されておりますので、ご自愛ください(*^^*)

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫

 

 

 

前田英雄先生がお亡くなりになりました。

現在の「札幌ことにメンタルクリニック」の前身である前田神経クリニックの初代院長 前田英雄先生が、令和元年10月10日にご逝去されました。心から哀悼の念を申し上げます。

札幌市西区 琴似・二十四軒地区にて心療内科・精神科医療で、長い間、ご貢献されたことに深い敬意を表します。

2019年10月13日(日)18:00から、お通夜があり、私も参列させていただきました。

小生が前田英雄先生と最期にお話したのは、2018年8月30日です。「患者さんを引き続き、宜しくお願いします」と最期まで患者様の心配をされていました。。。

前田神経クリニックから移転・名称変更して「札幌ことにメンタルクリニック」とありましたが、前院長から託された想いは「札幌ことにメンタルクリニック」でも間違いなく継承させていただく所存です。

前田 英雄先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

札幌ことにメンタルクリニック

院長 阿部 多樹夫