院長の独り言 part⑱ 日々の診察で思うこと

日々、クリニックで診察をさせていただいておりますが、最近、気になる点が3つあります。

1.終身雇用制もすでに形骸化して会社員として、安定した雇用が厳しくなっていることです。

2.個人主義や成果主義が進んで、孤立してしまう方が多くなったことです。

3.そのため誰にも相談できずに「こころ」を損耗する方が非常に多くなっていることです。

 

立場も不安定で「誰にも相談できない。誰にも本音を話せない」という状況が続くと、こころのエネルギーを一定に保つのが難しくなってきます。

残念ながら現在は、古き良き日本の護送船団方式・年功序列型の社会構造ではなくなりつつあるのでしょう。

そのためにも、自分自身の精神(メンタル)の安定を図ることが非常に重要となってきます。「こころ」のケアには、十分に配慮してください。

P.S 本日は、ハッピーハロウィンですね^^

帰りの地下鉄で、ハロウィン衣装の方々が、たくさんおられてビックリしました^^;;

明日から、11月になります。いよいよ冬の足音が聴こえてくるようになりました。そろそろ冬支度をお忘れなくお過ごしください^^

札幌 西区 琴似 二十四軒

心療内科 精神科

 

院長 阿部 多樹夫