統合失調症について①

今回は、統合失調症について3回に分けて、お話したいと思います。

統合失調症は、おおよそ人口の1%に出現する疾患です。青年期に発症しやすいのが特徴です。昭和の時代は治療薬も、まだまだ不十分で、病状の経過も芳しくないことが多々ありましたが、現在は比較的に副作用も少なく、有効なお薬もあります。そのため早期発見・早期治療を行うことが非常に重要となります。

原因:遺伝も関係あると言われてますが、正直まだ、一切解明されてません。現時点ではドーパミン仮説という理論が一番、有力視されてます。具体的には、遺伝的素因に様々な環境的要因が加わった結果、脳内で各種の神経伝達物質の伝達が異常となることが原因で起こると考えられています。神経伝達物質の中でも、ドパミンの伝達亢進が最も関与しているという考え(ドパミン過剰仮説)が有力で、この仮説によると、陽性症状では中脳辺縁系経路のドパミン伝達の亢進が、陰性症状では中脳皮質経路のドパミン伝達の低下が関与すると言われています。近年では、ドパミン以外にもセロトニン、ノルアドレナリン、アセチルコリン、GABAなどの異常も指摘されています。

症状:陽性症状と陰性症状に分けられます。

1.陽性症状は、幻覚 妄想 させられ体験(自分が他者あるいは外部からの力によって操られていると感じること) 滅裂思考 興奮 混迷などが挙げられます。

2.陰性症状は、無為 自閉 感情鈍麻 自発性欠如などが挙げられます。

では、第2回目で引き続きお話させていただきます。

 

私事ですが、本日、ようやく自動車のタイヤ交換が済みました(/ω\)

明後日、木曜日から、天気予報では冬模様の予測ですので、明日が最後の秋の日になるかもです^^

札幌市西区 琴似・二十四軒

心療内科・精神科

院長 阿部 多樹夫